〈マジックナンバー〉のディレクター中村竜さんが “サーフ&ターフ”な別注ア イテムを語る!
今季2022春夏シーズンで2回目となる〈MAGIC NUMBER(マジックナンバー)〉とのコラボレーション。そのディレクターを務める中村竜さんに、今回のコレクションの見どころを教えてもらった。素材、シルエット、デザインの詳細から、ゴルフとサーフィンに共通する「自然に対するリスペクト」という思いまで。“サーフ&ターフ”なアイテムに込められたメッセージを紐解く。
「アイテム全体に共通するイメージカラーはグリーンです。ゴルフコースをイメージするフォレストグリーン。そして、ロゴデザインなどでポイント的に使っているライムグリーンが目を引くと思います」
Tシャツ、ポロシャツ、ショーツといった定番ウェアから、ソックスやハットといった小物類まで充実のラインナップ。今季のコラボレーションは「2回目ということで、よりゴルフのエッセンスが強い」アイテムが揃っていると中村竜さんは言う。
「特におすすめしたいのが、僕が今着ている開襟シャツとショーツのセットアップ。実は、メキシコの囚人服をモチーフにしたデザインなんです。こういうデザインを逆に芝の上で着るのが面白いのではと提案したら、ビームス ゴルフさんが快く受け入れてくれて(笑)」
ライムグリーンの、特徴的なサークルデザインのロゴが黒地に映えるデザイン。中村さんは「刑務所から脱走してゴルフを楽しんでしまう」ようなイメージも浮かんだそうだ。むろん犯罪を肯定しているわけではなく、大人の洒落である。
さて〈マジックナンバー〉とビームス ゴルフのコラボ当初から使用されているメッセージロゴ、“See You on the Turf”について。改めて、この言葉の意味を聞いてみた。
「サーファーの間で交わされる“See You in the Water”。また海で会おうね、というカジュアルな挨拶のひとつです。この挨拶をゴルファーに当てはめてみたんです。ビームス ゴルフさんとコラボレーションが始まったのはまさにコロナ禍の時期。人と会えない状況でしたから、“また芝の上で会おう”というポジティブなメッセージを伝えたかった」
“See You on the Turf”や“Ocean Turf Club”といったロゴデザインには、「ゴルフもサーフィンも、自然の中で遊ばせてもらう意味で共通」という、中村さんの思いが込められている。
「サーファーの間で広く浸透している“ワンハンド・ビーチクリーン”という言葉があります。海から上がったら片手で拾えるゴミを持ち帰る。例えばこういうカルチャーがゴルファーの間にも広まれば、僕らのコラボレーションの意味もより深まる気がします。例えばゴルフ場の外の誰も拾わないロストボールを、ひとつ持って帰るとか。あるいはさらに発想を飛ばして、生分解性素材のゴルフボールを作るようなチャレンジも面白い。無理なく少しずつ、そういう“自然に対するリスペクト”が広がっていったらいいですよね」
シティゴルファーの合言葉“See You on the Turf”をプリント背面にプリント。フロントは、生地を切り替えた胸ポケットがデザインのアクセントになっている。ドルマンスリーブでリラックスしたフィットのTシャツだ。
ゆったりとした身幅が今の気分にぴったりのスウェットシャツ。リブ部分を詰めた編みにすることで、袖と裾がキュッと締まった90年代的シルエットになるのだとか。
縫製、デザインともにアップデートしたポロシャツ。速乾性に優れた素材を使用し、肩回りにストレスのないラグランスリーブ仕様。夏場も快適なプレーを約束してくれる。
“Ocean Turf Club”のロゴデザインを大胆にバックプリント。サーフブランドのTシャツを彷彿させる、イージーゴーイングなデザインがいい。
上のTシャツと同じデザインのモックネック。速乾性、伸縮性に優れた、ラッシュガード用の生地を使用している。“サーフ&ターフ”を具現する一着といえよう。
中村竜さんが着用した「プリズナーシャツ」をモチーフにした開襟シャツ、ショーツ、ハット。黒地にテーマカラーのライムグリーンが映える。芝の上はもちろん街でも着たくなる、個性溢れるデザインだ。
マジックナンバーで展開しているショーツをベースにデザイン。メッシュ素材の採用、小物用ポケットの設定などにより、夏のゴルフに打ってつけのショーツに仕上がっている。
リップストップナイロンを使用したキャップ、ハット、サコッシュ。首回りをガードしてくれるサンシェード付きのキャップは、真夏のラウンドの必携アイテムとなりそうだ。
ゴルフクラブからスケートデッキまで入るという、マジックナンバーらしいキャリーバッグ。素材は帆布。練習場通いに使ってもいいし、少ない本数のクラブをセレクトして電車でコースに向かうのもいい。“TOKYO STREET
GOLFER”たちに颯爽と背負ってほしいバッグなのである。
ふくらはぎ側の“See You on the Turf”ロゴが利いているスポーツソックス。1日50足しか作れないという旧式の織機で編まれている。「ぜひシティゴルファーのみなさんに履いていただきたいソックス。履き心地抜群で、高い耐久性を誇ります。マジックナンバーの隠れた名品なんです」
中村竜
1976年生まれ。神奈川県鎌倉市出身。プロサーファー、俳優、フォトグラファーなどさまざまなジャンルで活躍。<マジックナンバー>のディレクターおよびH.L.N.Aの代表取締役社長を務める。
Photographs_Chifuyu Aizawa
Text_Tomoshige Kase
Edit_lefthands