ゴルファーがカレッジものを選ぶとき、「イェール大学」が筆頭に挙がる理由
カレッジロゴ入りの服を芝の上でも着たいと思うゴルファーは多いはず。アメカジの定番アイテムであり、近年はヴィンテージ市場でも価値が高まっているというから、“TOKYO STREET GOLFER”たちが注目するのは自然な成り行きなのである。ではどんなカレッジものを選べばいいのか。その答えはずばり「イェール大学」。なぜならこの名門大学とゴルフとは、切っても切れない関係にあるからだ。
Yale University
大学施設内にゴルフコースを持つ世界屈指の名門大学
コネチカット州ニューヘイブンに本部を置くイェール大学は、1701年創設の私立大学。アメリカではハーバード、プリンストンと並んで「ビッグ3」と称される屈指の名門だ。大学が所有・運営する「イェールゴルフコース」は、米ゴルフマガジン誌が選ぶ世界のトップ100コース(2020-21年期)の第83位にランクインした名コース。ビジターも利用可能だが、主に学生、卒業生、大学関係者と、100人ほどのプライベートメンバーがプレーを楽しんでいるという。
ドライバーを振るブルドッグの正体は?
イェール大学運動部のアイコンとして知られるブルドッグ「ハンサム・ダン」。単なるキャラクターデザインではなく、大学内で本物のブルドッグがその名跡を継いでいるというから驚きである。初代は1890年代に登場。現在19代目がその任にあたっている。長い歴史の中でさまざまなパターンのマスコットデザインがアーカイブ。今回〈BEAMS GOLF〉が別注したのは、ゴルフスイングのフィニッシュポーズをとったものである。Tシャツのフロントや、ポロシャツやモックタートルネックシャツの袖に「ハンサム・ダン」をデザイン。伝統を感じさせるシンプルな“YALE”のロゴも、スポーティで育ちの良い雰囲気を醸し出してくれる。
爽快なカラーリングのハット&キャップ
バケットハットとベースボールキャップは白とネイビーを用意。アイビーリーガーらしい爽やかなカラー展開となっている。「ハンサム・ダン」や“YALE”のロゴを控えめにあしらい、どんなコーディネートにも合わせやすいデザインに仕上げている。
Photographs_Chifuyu Aizawa
Text_Tomoshige Kase
Edit_lefthands