
相鉄線の音をBGMに町中華。
横浜に町中華は数あれど、屈指の人気を誇るのが「中華一 龍王」。線路の下に店を構えること約半世紀。今も昔も、横浜で働く人たちの胃袋を満たし続けている。
テレビや雑誌でも、たびたび紹介されるほど「中華一 龍王」の人気と知名度は高い。そのため、いつも店前には長蛇の列ができている。ただ、お客さんたちも「長居は無用」とわきまえていて、回転がとにかく早く、あっという間に自分の番が回ってくる。
そんな名店に足繁く通っている二人。佐々木さんに関しては、好きすぎて多いときは週5で通っていたこともあるのだそう。早くて、安くて、旨い。三拍子が揃う横浜で働く人たちのオアシスだ。
上 : 中島さんがいつも頼むパイコーハン(¥750)は、野菜もたっぷり入って栄養豊富。八角の香りも最高!
下 :ここの餃子(¥450)は、1日に100枚以上の注文が入る人気メニュー。ジューシーかつ軽い食感だから、サクッと食べられちゃう。
上:佐々木さんがオーダーした横浜発祥(諸説あり)のサンマーメン(¥700)。野菜と豚肉のあんかけが美味で、最後までアッツアツ。
下 :チャーハン(¥600)は適度にしっとりしていて、旨味ががつんと来るタイプ。半チャーハン(¥400)があるのもうれしい。
2人は若くしてパパになり、節約のために職場には弁当を持参することが多い。だからこそ、たまの外食は、決まって「中華一 龍王」。
「他の人とは外食に対する気合いが違うし、絶対に間違えたくないんです」(佐々木)。「難しい美味しさは必要なくて、口に入れた瞬間にうまい!って感じられるかどうか。龍王はどのメニューを食べても必ず満足させてくれるからやめられないんですよね」(中島)。2人にとっての何よりのごちそうがここにある。

横綱も愛した名店で、つけ天。
戦後間もない1950年から続く老舗蕎麦屋「角平(かどへい)」。著名人たちも多く訪れ、角界からの人気も高い。大きな海老が一本乗った「つけ天」がお店の名物。
横浜の歴史を
見てきた老舗で、
奥ゆかしい蕎麦文化を。
戦前はカツ屋を営み、戦後の1950年に現在の名を冠し、蕎麦屋としてリスタートした「角平」。蕎麦を愛した初代は「もりそばではもの足りない、天ぷら蕎麦では蕎麦が死んでしまう」という思いから、同店の名物となっている「つけ天」を生み出したという。かつては総理大臣が何度も訪れ、かの有名な横綱も愛したクラシックメニュー。横浜の生き字引きである場所で、当時に思いを馳せ、蕎麦をズズっといただこう。
大きな海老が丸々一本乗ったつけ天(¥1,490)。あたたかいつゆに、冷たい蕎麦をくぐらせていただく。海老天の衣が溶けてきたつゆも、またうまい!
ほかではなかなかお目にかかれないほど、分厚いカツを使ったカツ丼(¥2,150)も超人気メニュー。ボリューム満点なので、少食の人はくれぐれもご注意を。
どんなに腹ペコでも満たされる、
ボリューム満点メニュー!
自他共に認める蕎麦好きの樋口さんと、食べ盛りの安井さん。それぞれ注文したのは、「つけ天」と「カツ丼」だ。どちらもランチとしては高級だけど、その味わいは格別。二人とも、奮発するときは決まってここを訪れる。「しっかりと蕎麦の香りを感じるし、コシがあって食べ応えがあります。海老天も衣がめちゃくちゃ分厚いんですけど、この衣がつゆをたっぷり吸い込んでて美味しいんですよねー」(樋口)。つけ天もカツ丼も、ボリュームがすごくて、どんなに空腹でも食べ終わったら腹パンに!
「やっぱ横浜のランチはディグる甲斐がありますね!」(安井)。その言葉通り、この街のランチは発見の連続なのだ。

メニューや内装、客層までもアメリカン。
アメリカの文化が深く根付いている横浜で、1994年から営業を続けるグリル&バー「STOVES」。メニューや店の雰囲気はもとより、客層もアメリカン。地元に住む外国人たちの憩いの場にもなっている。
横浜駅から徒歩5分の場所に位置する「STOVES」。ハンバーガーやフライドチキン、シェイクなど、王道アメリカンなメニューが並ぶ。店のこだわりは、すべて自家製ということ。ハンバーガーのパティはもちろん、バンズも生地から作り、使用するソースまでも一から手作りしているという。週末ともなるとライブやDJイベントが定期的に開催され、オーディエンスでいっぱいになることも。
ブルーチーズバーガー(¥1,400)は、ブルーチーズがたっぷり入ったランチの人気メニュー。備え付けのポテトフライも、いちから手作りしていてホクホク。
スパイスを効かせたアメリカ版炊き込みご飯「ジャンバラヤ(¥1,300)」も名物メニューのひとつ。スープと自家製ピクルスも付いていて、女性はもちろん、男性でも満足感あり。
佐々木さんは、ビームスでも屈指のフーディで、料理の腕前もかなりのもの。そんな彼も愛しているのが、ここのブルーチーズバーガーだ。「他のバーガーにはないコクがあって、パティも肉感があって大好きです」(佐々木)。
合田さんが注文したジャンバラヤも絶品。「お米に移った肉の出汁と、たっぷりの香辛料が相まって美味しいんです。しかも通し営業なので、ちょっと遅めのランチにも最適。休みの日なら、昼から一杯飲んじゃうのもありですね(合田)。



( Staff Voice )
お腹いっぱいで超幸せ。
もう一度、時間を巻き戻したい!



( Staff Voice )
美味しすぎてペロリ。
昼なのに、心はフルコースな気分!
横浜ならではのローカルな空気を
一緒に味わえる、ビームス スタッフによる
“朝・昼・夜”のグルメガイド。
1日のはじまりにピッタリな朝ごはん
Feature 1
いつもの朝は、
ぼくらが通うあの店で。Yokohama Morning Guide
正統派から変化球まで、
なんでも揃う
横浜の昼下がり。Yokohama Lunch Guide
掘れば掘るだけ出てくる絶品ディナー
Feature 3
どんなリクエストだって
叶えてくれる、横浜の夜。Yokohama Dinner Guide
B-JIRUSHI
MARKET
AREA GUIDE
横浜
YOKOHAMA B-jirushi MAP
横浜TOPへ
B-JIRUSHI
MARKETAREA
GUIDE
スタッフの数だけ“ホームタウン”がある。
生まれた場所、住んでいる街、
ふと立ち寄るあの通り。
ビームス スタッフの“好き”からはじまる、
街と人をつなぐMAP、
これからどんどん広げていきます。
B太郎もよろしく
B太郎
旅好きの鳥
Bポーチには夢と希望が詰まっている