a fashion odyssey | 鶴田啓の視点
センスの所在
"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。
今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。
本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。
a fashion odyssey | 鶴田啓の視点
いつ頃からだろうか、気付いたら僕は映画を観るのが好きになっていた。
確かに高校時代から映画館やレンタルビデオ屋に足を運んではいた
大学時代。東京に出てきて友達もいないし専攻にはまったく興味
これにより「映画を数多く観る」という基礎体力を獲得した僕は、
では、洋服屋と映画に何の因果があるのかというと、それは「こなし
ある映画のワンシーン。ジャン・ギャバンが電話ボックスに入り、胸ポケットから眼鏡を取り出すと、そこに挿してあった白いリネンのチーフがポケットから大きくはみ出してしまう。そんなことは意に介さず、眼鏡を左手で整えながら右手に持った受話器で通話を続けるギャバン。
台本や演出には一言も書いてなかったであろう、この密やかなポケットチーフの動きこそ、僕が思う映画的ファッションである。誰が何を着ていた、ということ自体は僕にとって問題ではない。その時、衣服がどのように動いたのかという点に興味がある。そういった意味で、「ストレンジャー ザン パラダイス」の場合はアーガイルのカーディガンよりもゴミ箱に捨てられたドレスの方が映画的であるし、「ダージリン急行」の場合はルイ・ヴィトンのトランクよりもグルグル巻きの包帯や絆創膏の方が映画的である。
ショッピングは人生の一コマに過ぎないが、その続きのシーンにこそ着こなしやスタイルが待ち受けているのである。
a fashion odyssey | 鶴田啓の視点
センスの所在
a fashion odyssey | 鶴田啓の視点
ロストバケーション②
a fashion odyssey | 鶴田啓の視点
ロストバケーション①