「⻑く愛される」を⽣み出す、ロジカルなクリエイター。
1985 年⼊社。「International Gallery BEAMS」に 11 年間勤務。⻑く店舗ディスプレイを担当していたノウハウが、現在のさまざまなディレクションに⼤きく活かされている。その後、VMD 統括として ビームス百数⼗店舗の内装ディレクションを⼿がける。現在は社内外問わず、モデルルームのインテリア、内装設計、美術館グッズの制作、クリニックのリブランディングや映画の⾐装協⼒まで、デザイン領域を中⼼としたプロジェクトを多数担当。
何を求められているかを、徹底的に考えること。
どんな仕事の依頼においても、⾃分の⽬で現場を確認して、しっかりとヒアリングをすることからスタートします。まずは何よりもクライアントや発信者のニーズを理解し、⾃分なりに特徴や課題を整理・分析しなければ、適正な解決策を提案するのは難しいですから。ですから、最初から⾃分のインスピレーションや感性を起点にソリューションを提案することはありません。「⻑く愛される」という本質的なゴールを実現するためには、瞬間的なエモーションや感性よりも、ロジカルな思考がなりよりも⼤切だと考えています。さらに、ソリューションの⼊り⼝が直感的なものであったとしても、その後はロジカルな思考で仕事に向き合います。深いコミュニケーションで課題と魅⼒を⾒つけ、予算や時間といった制約条件を鑑み、全体を細かく調整しながらディレクションの起点となる必然性のあるアイデアを起点にプロジェクトをマネジメントし、ベストなゴールに仕上げていくことが私の仕事の基本的なプロセスです。
これまでに社内外を問わずさまざまなプロジェクトにディレクターとして関わってきて、さまざまな課題に直⾯しながらプロジェクトを率いた経験もありますから、「課題に直⾯した時の対応⼒」も重要なファンクションですね。「なるほど、それがダメならこっちでいこう」という感じで、それまでのアイデアに固執することなく新しいソリューションを提案しながら、つねにプロジェクトを流動的に進めていくようにしています。ですからプロジェクトのジャンルについても、「得意、不得意」というような⽂脈で参加を考えるようなことはありません。具体的な依頼よりも、「これで何かできることはないだろうか」というようなざっくりとしたオーダーをいただくことが多いので、ディレクションするジャンルはとても幅広く、スタイリング、インテリア、内装だけではなく、グッズやグラフィックの監修だけを⼿がけることもあります。クライアントの案件か社内の案件ということはほとんど関係なく、あらゆるソリューションにおいて、最初から最後まで「ディレクターとして何を求められていて、どうしたら信頼していただけるか」を考え続ける姿勢こそが最も重要だと考えています。⾒つけた課題を解決することがプロジェクトのゴールなのですから、信頼を得るために必要であれば提案のアプローチをいつもと変えてみることもあります。ニーズを理解し、適正なソリューションを起点にディレクションすること。それがすべてに共通する⾃分の仕事の進め⽅です。
これまでに社内外を問わずさまざまなプロジェクトにディレクターとして関わってきて、さまざまな課題に直⾯しながらプロジェクトを率いた経験もありますから、「課題に直⾯した時の対応⼒」も重要なファンクションですね。「なるほど、それがダメならこっちでいこう」という感じで、それまでのアイデアに固執することなく新しいソリューションを提案しながら、つねにプロジェクトを流動的に進めていくようにしています。ですからプロジェクトのジャンルについても、「得意、不得意」というような⽂脈で参加を考えるようなことはありません。具体的な依頼よりも、「これで何かできることはないだろうか」というようなざっくりとしたオーダーをいただくことが多いので、ディレクションするジャンルはとても幅広く、スタイリング、インテリア、内装だけではなく、グッズやグラフィックの監修だけを⼿がけることもあります。クライアントの案件か社内の案件ということはほとんど関係なく、あらゆるソリューションにおいて、最初から最後まで「ディレクターとして何を求められていて、どうしたら信頼していただけるか」を考え続ける姿勢こそが最も重要だと考えています。⾒つけた課題を解決することがプロジェクトのゴールなのですから、信頼を得るために必要であれば提案のアプローチをいつもと変えてみることもあります。ニーズを理解し、適正なソリューションを起点にディレクションすること。それがすべてに共通する⾃分の仕事の進め⽅です。
Three Questions
仕事で⼤切にしていること
クライアントが気付いていないニーズを引き出すこと。
自分⾃⾝の価値観の基は?
経年変化を⼼から愛していること。時間はどうしたって早回しできないんです。
⾃⾝のディレクションを⼀⾔で。
確信犯。ロックじゃなくて、狙ってパンクみたいな感じです(笑)。