マーケット視点に感性を落とし込む、デザイン思考のディレクター。
2005年「Ray BEAMS」にデザイナーとして入社。2018年、本人が主体となって発足した「BEAMS COUTURE」のデザイナーに就任。BEAMSのデッドストックを再利用し、ハンドメイドアイテムをリリースするほか、創意あふれるクリエイティブを活かし、旭化成、DEAN&DELUCA、ORCIVAL、サンリオ、RURU MARY’Sなど多数の企業とコラボレーションしている。
必然と個性をつないで、「手仕事感」のある世界観をつくる。
ディレクターとして関わるプロジェクトでは、つねにエンドユーザーの顔をできるだけリアルにイメージするようにしていますね。そのプロダクトを実際に⼿にされるお客さまに⼀番喜んでいただきたいから。⼊社以来ずっと服作りに携わってきて、⾃分が着たことのないジャンルの服を⼿がける時にも「このブランドのお客さまは、そのひとつのプロダクトにどんなことを求めてらっしゃるのか」と考え抜いて、試⾏錯誤を繰り返しながらクリエイティブを進めていきます。それはコラボレーションするときも同様です。なによりもコラボ相⼿であるブランドのお客さまに喜んでいただくものづくりが前提であるべきだと考えています。
BEAMS COUTURE の核になるアイデアが⽣まれたのは、BEAMS ⼊社から 10 年が経過した頃。ブランドのクリエイティブディレクターであり、⼤学時代にアシスタントとして師事していた神⽥恵介さんに「BEAMS のデッドストックを、リメイクという⼿法を使って⽣まれ変わらせる」というアドバイスをいただいて、コンセプトや戦略を磨き上げ、プロジェクトの全体構想を社内にプレゼンしたんです。リメイクの基本は「1 点もの」を製作するということです。それは私がずっと⼤切にしてきた「お客さまひとりひとりに対して⼼を込めたものづくりをする」ということの延⻑線上にあったので、BEAMS COUTURE のローンチは私にとってとても⾃然な流れだったんです。その後 BEAMS COUTURE はその個性的なデザイン性はもちろん、「アップサイクル」という⽂脈でメディアにブランドコンセプトを取り上げられることがどんどん増えていきました。そんなふうに「感覚的に時代を読む⼒」は神⽥さんの素晴らしい才能だし、そのコンセプトを失うことなく、リアリティを持ってブランドとして展開できることは BEAMS の強みの⼀つだと思います。
私はアーティスト気質ではないし、ライフステージ合わせて⾃分⾃⾝の興味もどんどん変化しています。そういうこともあって⾃分の興味の範囲だけにこだわることなく、幅広いジャンルのプロジェクトに関わっていきたいと考えています。なんとなく感性を重視してそうだと思われることが多いのですが、実際の気質はマーケターに近く、いつでも「どんな物なら世の中やお客さまに受け⼊れていただけるか?」ということを考えています。もちろんそこで「⾃分らしさ」をどう活かせるかは⼤切にしますが、クライアントにヒアリングを繰り返しながらコンセプトを磨いていって「必然性があって個性的なプロダクト」をデザインし、たくさんの⽅に喜んでいただくことが何よりの喜びなんです。今はファッションの領域に限らず、さまざまなジャンルでデザイン⼒が必要とされていますし、プロダクトそのものをデザインするだけではなく、プロジェクトのあらゆる場⾯においてデザイン思考が求められます。私はコンセプト設計に世界観の構築、ものづくりからブランド戦略までデザイン思考をベースに物事を構築していくタイプで、そうした「デザインの引き出し」を多く持とうと努力していますん。「⼿仕事感」を⼤切にしつつ、できるだけジェネラルな視点で、さまざまな分野のプロジェクトに関わっていきたいですね。
BEAMS COUTURE の核になるアイデアが⽣まれたのは、BEAMS ⼊社から 10 年が経過した頃。ブランドのクリエイティブディレクターであり、⼤学時代にアシスタントとして師事していた神⽥恵介さんに「BEAMS のデッドストックを、リメイクという⼿法を使って⽣まれ変わらせる」というアドバイスをいただいて、コンセプトや戦略を磨き上げ、プロジェクトの全体構想を社内にプレゼンしたんです。リメイクの基本は「1 点もの」を製作するということです。それは私がずっと⼤切にしてきた「お客さまひとりひとりに対して⼼を込めたものづくりをする」ということの延⻑線上にあったので、BEAMS COUTURE のローンチは私にとってとても⾃然な流れだったんです。その後 BEAMS COUTURE はその個性的なデザイン性はもちろん、「アップサイクル」という⽂脈でメディアにブランドコンセプトを取り上げられることがどんどん増えていきました。そんなふうに「感覚的に時代を読む⼒」は神⽥さんの素晴らしい才能だし、そのコンセプトを失うことなく、リアリティを持ってブランドとして展開できることは BEAMS の強みの⼀つだと思います。
私はアーティスト気質ではないし、ライフステージ合わせて⾃分⾃⾝の興味もどんどん変化しています。そういうこともあって⾃分の興味の範囲だけにこだわることなく、幅広いジャンルのプロジェクトに関わっていきたいと考えています。なんとなく感性を重視してそうだと思われることが多いのですが、実際の気質はマーケターに近く、いつでも「どんな物なら世の中やお客さまに受け⼊れていただけるか?」ということを考えています。もちろんそこで「⾃分らしさ」をどう活かせるかは⼤切にしますが、クライアントにヒアリングを繰り返しながらコンセプトを磨いていって「必然性があって個性的なプロダクト」をデザインし、たくさんの⽅に喜んでいただくことが何よりの喜びなんです。今はファッションの領域に限らず、さまざまなジャンルでデザイン⼒が必要とされていますし、プロダクトそのものをデザインするだけではなく、プロジェクトのあらゆる場⾯においてデザイン思考が求められます。私はコンセプト設計に世界観の構築、ものづくりからブランド戦略までデザイン思考をベースに物事を構築していくタイプで、そうした「デザインの引き出し」を多く持とうと努力していますん。「⼿仕事感」を⼤切にしつつ、できるだけジェネラルな視点で、さまざまな分野のプロジェクトに関わっていきたいですね。
Three Questions
仕事へのこだわりは?
徹底的なリサーチをすること! 特にブランドや企業の歴史や哲学については、⼊念に調べるよう心掛けています。
リメイクへのこだわりは?
あくまでも元のプロダクトの魅⼒を活かした表現にすること。
「ファッション」とはなんですか?
やっぱり「楽しい」ものです! できるだけたくさんの⽅が楽しめるモノをつくりたい。
