デジタル骨董展ーこれからの価値と所有を考えるー
デジタル骨董展ーこれからの価値と所有を考えるー

デジタル骨董展ーこれからの価値と所有を考えるー

NFTアートは100年後の「骨董になりうるか?」モノの価値を問うアート展をプロデュース

PARTNER
桜井祐(TISSUE Inc.)
塚田有那(一般社団法人Whole Universe)
YEAR
2022

2022年10月から<BE AT TOKYO>プロデュースの下、ラフォーレミュージアムで開催したエキシビジョン「デジタル骨董展ーこれからの価値と所有を考えるー」
愛好家によって代々継承されることで価値が形成されてきた「骨董」とデジタルアートも同じ土俵に立てることを意味しているのではないか。だとすれば、日々生み出される無数の画像データですらも、未来の骨董品になりうるのかもしない。とはいえ、千利休や豊臣秀吉が生きた時代には、一国一城の価値があるとも讃えられた「茶器」などと比べて、「画像データ」は果たして本当に同様の価値を生み出すのだろうか。時代の潮流によって一時的に高騰しているとも見えるNFTアートの市場は果たして、本当に価値あるモノとして未来へ継承されるのか?
本展は、これからの「価値」と「所有」が果たしてどこへ向かうのかを考察する展覧会となっており、これまで、モノの価値がどのように変化してきたかの歴史を振り返りながら、NFTによるデジタルデータの「希少性の担保」と「所有者の明確化」が可能となった現代を時代の境目と捉え、「価値とは何か?」という人類の営みの本質を問いかけました。
【出展作品】
<NFT>
exonemo《Metaverse Petshop》
加藤明洋《Wan Nyan Wars》
HUMAN AWESOME ERROR《民主的工藝》
藤幡正樹《Brave New Commons》
高尾俊介《Generativemasks》
【展示構成】
[1] Introduction なぜ価値と所有なのか?
NFTアートの潮流を見つめる上で、モノを通じた「価値」と「所有」という概念にフォーカスを当て、来場者に問いを投げかける。
[2] Chronology 価値と所有の年表|骨董とNFT
千利休らの「数寄の時代」から青山二郎らが提唱した「骨董の時代」。そしていま勃興する「NFTの時代」という3つの軸から、価値観や所有感がどのように変遷していったかを年表でたどる。
[3]Analyzation モノが価値を持つとは?
骨董が価値を持つようになった構造を分析し、5つのキーワードで分析。同時にそれらキーワードを象徴するような作品を「骨董」と「NFT」の両者から紹介する。
[4] Question これからの価値と所有とは?
NFTの興隆とともに、デジタルアート・デジタル世界において「価値」や「所有」の概念は変わりうるのか、100年後の「価値」を示唆する作品を通じて鑑賞者に問いかける。