スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京
スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京

スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京

「スターバックスリザーブ®ロースタリー東京」のグッズプロデュース

PARTNER
スターバックス
YEAR
2019

現在世界6箇所展開されているスターバックスリザーブ®️ロースタリー。東京店オープンのタイミングから一年間、計5回に渡りテーマを決めてプロデュースした東京限定シリーズ。第一弾「PLAY」では遊び心をモチーフに花札やけん玉をプロデュース。第二弾「TRAVEL」ではオーガナイザー、サコッシュ、ルームシューズといった旅行には欠かせないアイテムを。また、第四弾では「縁起物」を切り口に、ご朱印帳やキューピー人形、しゃもじなどを販売。毎回違った切り口で、そのテーマにふさわしいクリエイターや日本のものづくりの巨匠たちを日本中から集めて南馬越がマッチング。どのテーマも趣向が凝らしてあり、早いものでは初日に完売と好評を博しました。

オーダー内容

世界に 6店舗しか存在しないスターバックス リザーブ® ロースタリーでは各店舗ごとに地域にちなんだオリジナルプロダクトを展開しており、「⽇本らしさを感じる」プロダクトの製作の依頼があった。

課題

プロダクトの制作依頼のために直接伝統⼯芸の職⼈たちの元へ出向く必要があった。

ソリューション

展開時期ごとに「PLAY」「GO OUT」「TRAVEL」「縁起物」という 4 つのテーマを設定し、雑誌の特集のようにプロダクトを制作。

スターバックスから「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」で⽇本のプロダクトと絡めたプロジェクトを実施したいという依頼がありました。スターバックス リザーブ® ロースタリーというのは世界に 6店舗のみの展開で、それぞれその地域の特徴を反映したプロダクト開発にとても⼒を⼊れていたんです。ちょうどその頃「地⽅創⽣」というキーワードがトレンドだったこともあって、まずは⽇本各地の⼯芸品や作家をリサーチすることから始めました。もともと時期を数回に分けて展開したいというオーダーがあったので、雑誌の特集のように「PLAY」「GO OUT」「TRAVEL」「縁起物」というテーマを設定し、そのテーマに沿ってプロダクトを製作することになりました。「PLAY」は⽂字通り「遊ぶ」という切り⼝なのですが、熊本のフライングディスク専⾨店や京都にある花札製造の⽼舗企業なんかにお声がけして、それぞれオリジナルプロダクトの製作を依頼しました。もともと個⼈的にも地⽅の⼯芸品や作家に強い関⼼を持っていたし、その知⾒を存分に活かすことができましたね。どのプロダクトも好評でしたが、特にすごかったのは御朱印帳。御朱印帳が若い⼈を中⼼に注⽬されていることは知っていたので、オリジナルの御朱印帳を製作したのですが発売⽇に即完売でした。発売当⽇の午前中にリリースを出していたので、偶然⾜を運んだお客さまにもその場で購⼊していただけたようです。あらゆるプロジェクトに⾔えることですが、プロダクトをディレクションする時⼀番⼤切にしているのが、なによりも⾃分⾃⾝そのモノを魅⼒的だと感じているかどうかです。制作する側の熱量というのはさまざまな場⾯で伝わるものだし、だからこそ⾃信を持ってお客さまにお届けできるのだと思います。⽇本国内の産業にフォーカスしたディレクションというのは社会のムードに合っていましたし、1年間を通してこのプロジェクトを続けることができたことは、⾃分にとってもかけがえのない経験です。なにより、こうした取り組みを通して、アーティストやクリエイターを発⾒したり、彼らの新しい感性に触れることが楽しいし、そうした繋がりをまた次のディレクションに活かしていきたいと考えています。