スペースシャワーTVにて2016年7月からスタートしたBEAMSによる提供番組「PLAN B」は、
音楽を生業とするアーティストと、様々なクリエイターの
自由な“創造力”が交差する、予測不能な音楽と映像の実験的プログラム。
2019年5月のピックアップ・アーティストは、その多彩な形態やサウンドメイクの上に、
特有のステップでリズムを刻むラッパー、KID FRESINO。昨年リリースした『ài qíng』は、
JJJ、C.O.S.A.、ISSUGI、Campanella、5lack、鎮座DOPENESS、ゆるふわギャングのNENE、
Ryugo Ishidaらなどヒップホップシーンの重要人物が集結し「2018年の最大の話題作」とも称された。
そんな彼が四月某日、「自分を見つめ直すために何かしたい」とある人物に声をかけた。
その人物とは、ファッションブランド〈Marfa by Kazuhiko Fujita〉の主宰であり、FRESINOの旧知の親友である藤田一彦。
「何を撮るか考えといて」と内容を一任された藤田は、わずかな支給品とカメラだけを持って、
なんとなくネットで見つけた山奥の湖を彼とともに探すことに。都会で育ち、自然と触れ合ったことのない二人の、
二泊三日のサバイバル。果たして、無事に生き抜くことはできるのだろうか。
ARTIST PROFILE
KID FRESINO
1993年生まれ25歳。埼玉出身のラッパー、トラックメイカー、DJ。 JJJ、Febb とともに結成したヒップホップ・ユニット”FlashBackS”として活動。2013 年『Horseman’s Scheme』でソロデビュー。NYでの活動期間を経て、現在日本に活動拠点を戻す。 C.O.S.A.とのWネームアルバムのリリース、バンド編成での楽曲制作/ライブ、パーティー『Off-Cent』を始動させるなど、フリーフォームかつジャンルにとらわれない柔軟な活動に注目が集まっている。2018年11月、最新アルバム『ài qíng』リリース。
Kazuhiko Fujita (Marfa by Kazuhiko fujita)
16歳の頃にスケートボードを始め、同時に"日本横丁"名義で制作活動開始。アメリカから帰国後、現在はKazuhiko Fujita名義で様々な制作活動をすると共に、シルクスクリーンでの一点一点手刷による自身のプライベートブランド"Marfa by Kazuhiko Fujita"を展開する。