

好印象なきれいめスタイルに、働く女性から厚い支持が集まるエディター三尋木奈保。ビームスで見つけた私的好みのアイテムを紹介する人気連載。第2回は秋一番のはおりものについて。
好印象なきれいめスタイルに、働く女性から厚い支持が集まるエディター三尋木奈保。ビームスで見つけた私的好みのアイテムを紹介する人気連載。第2回は秋一番のはおりものについて。

みなさん、こんにちは。エディターの三尋木奈保です。やっと涼しくなってきましたね。秋のおしゃれ計画、もう始めていますか? 私は、シーズン初めはまずアウターをチェックします。主役になる大物が先に決まっていると、ほかのアイテム選びもスムーズ。そして何より、「今年のアウターはどれにしよう」ってあれこれ考えている時間、やっぱりワクワクします♡
秋のアウターは、冬のコートのように「防寒」という実用性をあまり意識しなくていいのも魅力。デザインもテイストも、自分の好きなものを直感優先で選べるのがいいですよね。おしゃれのスパイスアイテムというとらえ方で、トレンド感のあるものにトライするのもアリです。秋の始まりはお気に入りのアウターで、気分を上げていきましょう。

私、ショート丈のブルゾンが大好きなんです。理由は、マイ定番のフレアスカートと組み合わせるとバランスがよく、身長158㎝の私でもすっきり決まるから! そんな「大好き」同士がセットアップになっているこちら、もちろん飛びついてしまいました。ブルゾンはジップアップではなくシャツ襟タイプなので、秋向きの大人っぽい雰囲気。実際にはおってみると、びっくりするほど軽い! 表面はウール混の生地、裏面は直接肌に触れても気持ちの良いさらりとした綿レーヨン地になるよう工夫されています。柔らかく伸縮性もあるので着心地抜群。秋らしいウォーム感がありながら、ゴワゴワ、チクチクとは無縁です。腰骨くらいまでのちょうどいい短め丈は、長めのフレアスカートとのバランスもばっちり。うん、やっぱりこの上下の組み合わせ、好きだなぁ。足元は、今年人気復活のロングブーツを合わせると、より今っぽく仕上がりますよ。


フェミニン派は、テーラードに苦手意識を持っている人も多いと思います。きちんと感が必要な日の仕事着、というイメージも強かったり……。でも、最近のテーラードはロング丈でこなれ感たっぷり。「ジャケット」というよりも、「ショート丈アウター」の感覚で取り入れてみてください。今っぽくスタイルが決まるし、思った以上に着こなしも簡単。おしゃれの幅が広がりますよ。こんな感じでヒップが隠れるくらいのロング丈で、ダブルボタンのタイプがおすすめ。一見マニッシュな雰囲気ですが、ウエストが自然に絞られていたり、ボタンの位置が全体的に高めに設定されていたり、女性らしく着られる工夫が詰まってます。スカートは<AK+1(エーケーワン)>のベストセラー定番。私も4年くらい前に買ったものを今も愛用しています。ウールのワッシャー生地の風合いが珍しく、着ていると「それどこの?」と褒められることしばしば。秋の新色、こちらのモカブラウンも素敵な色!

実はこのトレンチ、先シーズンの本連載でも登場したデミルクス ビームスの定番アイテム。(前回記事はこちら)本当~~~におすすめなので、しつこく今回も紹介させてください(笑)! 全体的にゆったりとしたオーバーサイズながら、ほんのり光沢とシャリ感のあるシャンブレー生地で軽やかな着心地。さっとはおるだけで、スタイルが間違いなく今っぽく決まります。横から見たときの肩の落ち具合や襟の立ち上がり、バックスタイルのこなれ感……試着したら、ぜひいろんな角度からチェックしてみてください。着こなしの幅も無限大。春の記事ではフレアスカートでフェミニンに着ていましたが、今回はがらりと雰囲気を変えて、コーデュロイパンツでトラッドな方向にシフトしてみました。どちらのスタイリングも自分らしく心地よく感じさせてくれるのは、トレンチの普遍性ならではですね。トレンチは、サイズ感やシルエットをつねに更新しながら、ずっと着続けていきたいアイテムです。

旬のミニバッグをピリッと効かせると、秋アウターがより軽やかに。左は<GAVAZZENI(ガヴァッツェーニ)>のミニマルなバケット。右は<PELLICO(ペリーコ)>のシグネチャーモデルのミニサイズ。どちらもメイドインイタリーならではのモダンなデザインと上質なつくりで、長く使えます。

今季はまろやかなホワイト~ベージュ系の「クリームトーン」のブーツがトレンドです。定番の黒やブラウンを持っている方、次に買い足すならぜひチェックしてみて。全身が一気にスタイリッシュになりますよ。ロングブーツは革が軽く柔らかで、締めつけ感がないのも大きな魅力です。


三尋木 奈保 Naho Mihirogi
Editor
ファッションエディター。雑誌『Oggi』『Marisol』などを中心に活動。近年はアパレルブランドとの商品開発にも多く携わる。自身のおしゃれルールを公開した著書『マイ ベーシック ノート』(小学館刊)は、シリーズ2冊累計18万部を超えるベストセラーに。
ファッションエディター。雑誌『Oggi』『Marisol』などを中心に活動。近年はアパレルブランドとの商品開発にも多く携わる。自身のおしゃれルールを公開した著書『マイ ベーシック ノート』(小学館刊)は、シリーズ2冊累計18万部を超えるベストセラーに。
Photography_Keiichi Suto
Hair&makeup_Harumi Kanbe
Direction_Miku Nishizawa[LVTN]