02

TRAD

メンズ服にルーツを持つBOYにとって、流行り廃りのないスタンダードなものとしてブランドの絶対的な基盤となっているのが『アメリカントラディショナル=アメトラ』。つまりアメリカ東部の伝統校の生徒たちから生まれたアイビールック、プレッピースタイルです。
例えばニューヨークの老舗〈ブルックス ブラザーズ〉がアメリカに広めた3つボタン段返りジャケットがその中でも最も基本的なアイテムですが、そんな3つボタンジャケットでもそれ以外でもアメトラには数多くの“〜なべきである”“〜しなければならない”というルールが存在します。
私たちBOYにとって、アメトラについて知るということは、ファッションについて知るということを意味します。なぜなら、伝統的な着こなしのルールというと古臭く聞こえがちですが、そこをちゃんと理解して初めて洋服を楽しむことができる。基本を理解していると、それをベースにどんなものでも自分らしく、自信を持って着こなすことができると考えているからです。今のファッションの流れの中で、それは主流派ではないかもしれませんが、それこそがBOYであり、これからも変わることはありません。

ITEMS
  • B.D. SHIRT
  • SEERSUCKER
    B.D. SHIRT
  • ENGINEERED
    SHIRT DRESS
  • MADRAS CHECK
    JACKET & SLACKS
  • MADRAS CHECK
    SHIRT
  • ASCOT TIE SHIRT
ITEMS
  • B.D. SHIRT
  • SEERSUCKER
    B.D. SHIRT
  • ENGINEERED
    SHIRT DRESS
  • MADRAS CHECK
    JACKET & SLACKS
  • MADRAS CHECK
    SHIRT
  • ASCOT TIE SHIRT

ROOTS

BOYのスタンダードであるボタンダウンシャツ、通称B.D.シャツ。近年は春夏での展開がなかったものですが、基本に立ち返ろうとショートスリーブタイプを作りました。B.D.シャツといえばアメリカントラッドの定番中の定番ですが、その起源は老舗〈ブルックス ブラザーズ〉の3代目が英国を訪れた際、ポロ競技を観戦しているときのことでした。選手のユニフォームの襟先をボタンで留めると、風に襟が煽られても、プレーの邪魔にならないということに気付き、そのアイデアをシャツに採用したのが始まりとされています。
何にでも合わせることのできる、そして洗いざらしのままアイロンをかけなくても着られるB.D.シャツは、デイリーに使える万能シャツです。その中で今回私たちが特に気をつけたのがサイズ感。私たちのバイブルである『TAKE IVY』が出版された1960年代は女性用のB.D.シャツというものが作られていなかった時代。当時の女性たちは男性用のものを自分たちに合うよう上手く着こなしていたはずです。そんなことを考えて、少し大きめに作りました。
メンズ服を自分たちのサイズに落とし込むことから物作りをスタートしたBOYにとっての、ベーシックなアイテムとして作ったB.D.シャツ。シンプルな定番だからこそ、着る人のクセが現れるアイテムだと思っています。

B.D.シャツはアメリカントラッドの基本であり、〈ビームス ボーイ〉でも常に展開している定番です。そんなB.D.シャツに新しい風を吹かせる新型が登場します。モチーフにしたのは、ヴィンテージのメンズサイズのシャツ。男性のために作られたシャツを、如何に自分らしく着こなすかをテーマにしました。素材はオックスフォードですから、洗いざらしで着ても、几帳面にアイロンをかけて着てもよし。ボタンの留め方や袖の捲り方一つにも、着る人の個性が表れるように仕上げています。BOYのルーツにも繋がる思いを落とし込んだ、こだわりの新作です。

ROOTS
B.D.シャツにカットオフしたデニムショーツ。BOY史上、最もシンプルなコーディネートですが、これこそ『TAKE IVY』の時代、アメリカの学生が実際に着ていたスタイル。シャツの裾はしっかりインして、あくまでトラッドに。
Denim Pants : stylist's own
Sneakers : stylist's own
ARRANGE
オーバーサイズのB.D.シャツを活かし、少しルーズに着るのが今のBOYの気分。クレイジーパターンのインドマドラスのジャケットとパンツは、異なるカラーリングを選んでいますが、もちろん狙いです。夏のトラッドには遊び心も必要!
MORE ITEMS

公式オンラインショップで関連アイテムをチェック

SEERSUCKER
B.D. SHIRT
夏のアイビースタイルにおいて忘れてはいけない素材の一つが、シアサッカー生地です。その歴史を紐解くと〈ブルックス ブラザーズ〉に辿りつきます。1920年代にアメリカのメーカーとして初めてシアサッカーの服を作り、およそ100年に渡って取り扱っているブランドのアイコン的な素材なのです。ジャケットやパンツに使えば、暑い夏でもサラリと着用できるため、アイビーリーガーたちもこぞって愛用してきました。
そんな伝統的な素材を使って私たちが作ったのは、ストライプとギンガムチェックのクレイジーパターンのB.D.シャツです。夏の日差しにぴったりのシャツを着ていたら、仕事を忘れて遠出したくなっちゃいます。B.D.シャツとクレイジーパターンを生み出した〈ブルックス ブラザーズ〉。偉大すぎる私たちの憧れです。

ROOTS

クレイジーパターンとは、端切れを組み合わせてデザインされたのがきっかけで生まれた、様々な色や模様の生地をパッチワークしたパターンをいいます。アメリカの老舗ブランド、〈ブルックス ブラザーズ〉の副社長であったアッシュ・ウォールがシャツの工場へ視察に行った際に、新入社員がポロカラーシャツの縫製を練習するために切れ端を縫い合わせたシャツを作っていたのを見て、面白いと製品化に至ったのが世に知れ渡ったと語られています。
一方、今回取り上げている〈インディビジュアライズド シャツ〉では、2つ以上の生地を使って構成するシャツを『エンジニアードシャツ』、“工学的に設計されたシャツ”と称しています。ありものを偶然に張り合わせたわけではありません。
デザイン面での生地の配置から、それぞれの生地の裁断まで、一つひとつがその『エンジニアードシャツ』を作るためだけにデザインされたもの。緻密に計算されたシャツであることがわかる名称を冠しているところに、シャツメーカーとしてのプライドを感じる名品です。一括りにシャツといっても、それぞれが持つルーツやストーリーは異なっていますが、そのすべてに敬意を払って作り続けたいアイテムです。

創業から半世紀以上経った今もなお、一枚のシャツへのこだわりを一貫している〈インディビジュアライズド シャツ〉。今春夏はホワイト、ピンク、イエロー、ブルーの4色のピンポイントオックスフォードを贅沢に使用した、ワイドワンピース型をカスタムオーダーしました。同社の、2つ以上の生地を用いたシャツを『エンジニアードシャツ』と呼ぶエピソードは、シャツメーカーの誇りをひしひしと感じます。それは別注アイテムにおいても同様で、細かいサイジングやディテールの要望にも満点解答。いつも私たちのわがままを叶えてくれるスペシャリスト。流石です!
ROOTS
本来の王道スタイルならばブレザーを合わせたいところですが、クレイジーパターンを楽しむならシャツ一枚が潔い。足元はブラックウォッチのスラックスに白いソックスとローファーを合わせ、トラッドにまとめるのがポイントです。
ARRANGE
ただでさえ4色の生地を組み合わせたシャツに、さらに色を盛り込んでしまうBOY流のご機嫌なスポーツスタイル。うっかりすると大渋滞しそうですが、パンツとソックスを同系色にして白いシューズを合わせるとナイスカラーリングに。
MORE ITEMS

公式オンラインショップで関連アイテムをチェック

MADRAS CHECK
JACKET & SLACKS
シアサッカー同様、マドラスチェックがアメリカントラッドスタイルに浸透したきっかけは〈ブルックス ブラザーズ〉です。アメリカで初めてこのパターンを紳士服の生地として採用し、夏の定番アイテムへと発展させました。そしてマドラスチェックのアイテムを毎年作り続ける私たちもこの生地の虜です。春夏の新作はインドマドラスをクレイジーパターンに。ジャケットは3つボタンではなく、あえて2つボタンにし、裾のカットもスクエアに変更。パンツはストレートシルエットに仕上げました。ぜひ、セットアップでお楽しみください!
シャツ感覚でカジュアルに羽織れるようにジャケットは一枚仕立てに。
センターフックベントはアイビージャケットの定番スタイルです。
ジャケット、パンツには本物の貝ボタンを使用。
MADRAS CHECK
SHIRT
すでにご紹介したセットアップ同様、インドマドラスチェックの生地をクレイジーパターンにしたシャツ。BOYの夏の風物詩として、毎年展開しているこのシリーズですが、まったく同じものを作ることはなく、毎回デザインやディテールをアップデートしています。
当然、このシャツも例外ではありません。襟のデザインをオープンカラーからレギュラーカラーに変更。クレイジーパターンの切り替えを7から4種類にすることで、より全体が同系色のグラデーションに見えるように仕上げました。
シルエットは昨年よりも全体をややコンパクトにしたものの、今私たちが着たいと思う、ゆったりとしたサイズ感に。今回は貝ボタンを使用してクラシックな印象をプラスし、ディテールにもこだわりました。今年のマドラスも当たり年です!
ASCOT TIE SHIRT
19世紀、英国のアスコット競馬場に集まる貴族の観戦用ユニフォームとして生まれたアスコットタイ。同競馬場のロイヤルスタンドには今も厳格な服装規定が残っていますが、当時のルールでは貴族の男性はモーニングコートとシルクハットを着用し、アスコットタイをつけて出席していたのです。そんなルーツを持つアスコットシャツは、私たちが惹かれるブリティッシュトラッドを感じるアイテムの一つで、ここ数シーズン続けて展開しています。今回はコットン生地にウィンドウペン柄を採用し、春らしいライトな印象に。イカ胸ディテールのクラシックなシャツを繊細な素材で仕立てると少々エレガントなので、BOYのスタイルにマッチさせるために素材や色を工夫しています。
アスコットタイを取り外すとバンドカラーのシャツに。別々でも使えるお得な仕様。
TRAD ALL ITEMS

公式オンラインショップで関連アイテムをチェック

ABOUT

25年前の1998年、原宿に〈ビームス ボーイ〉のお店が誕生しました。
コンセプトはその名の通り、『男の子のような女の子』。定番として愛され続けるメンズ服に惹かれる女性。
そんな人たちのために生まれたお店です。

どうして私たちは定番のメンズ服に惹かれるのか?
それは、そこに確固たるルーツがあるからです。
ルーツが明確な洋服は、揺るがないディテールにストーリーを宿し、独特の強さとその服たちが
愛され続けてきた温かみを感じることができます。特に、ある目的のために生まれた服たちは、
丁寧な物づくりとともに語り継がれてきました。そしてそんな服たちと私たちは共に歩んでいきたい、
そう思うのです。

私たちはワークやミリタリー、スポーツといった生まれた当初から今に至るまで愛され続けてきた
ヘビーデューティーなアイテムや、アイビー、プレッピーといったアメリカントラッドスタイルなど、
5つのカテゴリを軸に独自の価値を築いてきました。

ルール・ルーツを知って、ストーリーのあるファッションを楽しむ。
さらにそれを知った上で自分流のアレンジを生み出していく。そのために背景とモノに軸を置いた、
自分のスタイルを作り上げるためのバイブルのような辞書を作りたいと思うようになりました。

気になるアイテムを見つけたら、そこから開いて読む。
ストーリーのある服というのは、知れば知るほど好きになりますし、
そこからのコーディネートが楽しいものになります。
BOYの服をより深く理解するためのスタイルブック、それが『THE INDEX: BOY』です。

INFORMATION

3月18日(土)より
『THE INDEX: BOY』ブック配布開始!

BEAMS各店舗※1 およびBEAMS公式オンラインショップ※2 にて、
〈ビームス ボーイ〉の商品をご購入いただいたお客さまに、本コンテンツを1冊に収めた『THE INDEX: BOY』ブックを先着でプレゼントします。
数に限りがございますので、予めご了承ください。

※1 BEAMS各店舗:〈ビームス ボーイ〉の商品を税込13,000円以上ご購入のお客さま。
※2 BEAMS公式オンラインショップ:〈ビームス ボーイ〉の商品を1点口(商品単品)で税込13,000円以上ご購入のお客さま。セール商品、アウトレット商品、予約商品は対象外です。