FEATURE

今や“街の定番”に。
〈Salomon〉の『XT-6』が、いま履くべき一足である理由。

SELECTOR
野﨑 亮佑(BEAMS バイヤー)

ハズさない一足。

野﨑 亮佑

(BEAMS バイヤー)

スキーと山のブランドだった〈Salomon〉が、いまや都市生活者たちの足元の“定番”になっています。毎日の通勤、雨の日の移動、旅行の一日歩き……、タフで履き心地が良くて、ちゃんと洒落て見える。その現象の中心にいるモデルのひとつが『XT-6』です。2013年にパフォーマンス向けのトレイルランニングシューズとして生まれたこの一足は、なぜ“ファッションアイコンのひとつ”として定着し、今もなお更新され続けるのか。メンズバイヤー野崎さん、ウィメンズバイヤーの望月さんお二人に聞きました。

POINT-1

街の生活に“都合がいい”機能性

野﨑:〈Salomon〉のシューズが大きく注目を集めるようになったのは、ファッション的な流れもありますが、2020年のコロナ禍以降の生活変化が大きかったと記憶しています。公共交通機関を避けて歩く時間が増えて、“全天候型”や“移動の快適さ”が靴選びの優先順位として挙がるようになったこと。つまり、流行というより生活の必然からくるものですね。

 

望月:女性でも〈Salomon〉を履く人が増えてきた頃だったと思います。

野﨑:もちろん、その前から兆候はありました。コラボレーションや限定ラインの〈Salomon ADVANCED〉に象徴されるファッション側からのアプローチです。まだ記憶に新しい、パリのセレクトショップ「The Broken Arm(2015年〜)」がまさにそうでした。協業が“ただの別注”ではなく、ブランドの文脈をしっかり伝えるツールとして機能していたというか。“ギアとしてのブランド”だけじゃなく“ファッションとしての靴”として匂い付けが広がっていった印象ですね。

望月:確かに、そこが起点かもしれないですね。レディースの広がりはもう少しあとになってからでした。メンズ由来の波から来ているので、ユニセックスで服を楽しむ層や、カップルで見に来る流れが積み重なって、定着してきた感覚があります。

POINT-2

ギアなのに服に馴染むデザイン

野﨑:その中でも、〈Salomon〉がファッションシーンで一気に第一線へ押し上げたのは、間違いなく『XT-6』の功績が大きいと思います。ゴツゴツしすぎてなくて、普通のスニーカーとして履けるデザイン。なおかつギアとしての機能がちゃんと備わっていること。スラックスやデニム、スエットパンツとか、どんなパンツも受け止めてくれる守備範囲の広さ。テックの輪郭がちゃんと見えるのに、山っぽくない絶妙なバランス感。もうこれに尽きますね。

望月:脱ぎ履きしやすいQuicklaceもそうですよね。あとカラーバリエーションが豊富なこと。毎回、こう来たかっていう色の掛け合わせで、そこが女性にも刺さったのだと思います。

 

野﨑:スノースポーツ由来のカラーウェイへのリスペクトを感じます。色で遊べるのに、ギアとしてのルーツが消えてないっていうか。正直メンズは、黒や濃色が売れやすいので、派手色を省きがちなのですが、〈Salomon〉は入れてみようと思わせてくれる。展開するカラバリの幅がちょうど良いんですよね。

POINT-3

XT-6なら絶対ハズさない

野﨑:〈BEAMS〉で取り扱いのある〈Salomon〉のシューズの中では、ダントツで『XT-6』が一番売れています。ちなみに、ゴア(GORE-TEX)とノンゴアのモデル別でみると、ゴアが多い印象。デザイン的な見た目が近い中で“入口”として機能してますね。

 

望月:レディースはゴアテックスだから買うとかっていうよりは、やっぱり見た目が大事。色がかわいいとか、デザインがかわいいとか。ただ、以前、〈Salomon〉のシューズを履いて山に登る企画に参加させていただいたんですが、実際に履き心地の良さを身をもって体感したので、その機能性も伝えた上で選んでいただけるといいなっていうのは、今後の接客に活かせたらと思っています。

野﨑:〈BEAMS〉は今シーズン、『XT-6』以外に『XT-4』や『SPEED CROSS 3』、『XT-WHISPER』も仕入れています。初めて〈Salomon〉を買う場合、絶対ハズさないのはやっぱり『XT-6』ですね。2足目以降とか、変化球が欲しい方は他のモデルも全然アリだと思います。天邪鬼な自分も「XT-WHISPER」を履いているので(笑)。

望月:レディースも『XT-6』に大賛成です。それ以外のモデルも他のブランドに比べて、カラバリやデザインを選ぶ幅が広いので、機能面を含めちゃんとお客様にご提案して、もっと〈Salomon〉ファンを増やしていきたいですね。

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( INFORMATION )

『SALOMON(サロモン)』は、設立の1947年以来、徹底した製品開発とこだわりのデザインをベースに、世界のウィンタースポーツ界をNo.1ブランドとしてリードしてきました。

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( PROFILE )

天邪鬼な自分は
「XT-WHISPER」
野﨑 亮佑
(BEAMS バイヤー)

1992年生まれ、東京・世田谷区出身。2014年に入社。ショップスタッフを経て、2021年よりバイヤーに就任。現在は主にウェア全般やファッショングッズなどの仕入れ担当として、国内外を飛び回る日々。

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