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こんにちは。
ヨコイと申します。
これを書いてる時は10月も終わりに差し掛かっていて、あっという間に日が過ぎているし月が変わっていく速度も月を重ねるごとに感じています。
なんとなく年末に差し掛かって、忙殺されている感なのかちょっとした2025年に対する寂しさなのかは分からないんですけど、ふとそう感じて今回書いてます。
9月までのとんでもない暑さは、いつのまにかいなくなっていて、気付けば日中は10何度みたいな寒さになっていて急いで冬支度をして、目まぐるしい10月。
でもその代わり自転車であっちこっち行くことが苦ではなくなったのと、公園とか色んなところで本が読めたりゆっくりすることができるようになりました。(嬉しい)
最近は立ち食いそばにお熱です。
最近読んだり読み返した本、今勧めたい本を紹介します。(ネタバレ無し)
1冊目 『ECDIARY』
日本語ラップ、ないしヒップホップ黎明期の90年代初期から活躍するラッパーECDの2000年代ごろに書かれた100日間に渡る日記と読書と音楽と短編小説。
内容は本当に日記で、その日にあったことと思った事が綴られています。デモに参加したこと、仲間との会話やその中で思うこと、音楽を制作する上で感じたことと制作する上で取り巻く周りの環境に対する気持ちなど、かなりECD本人の言葉そのままに綴られています。
清書段階ではある程度手が加わっているのかなと思うのですが、あまりにも修正されていると思うところは多くなくほぼそのままといった感じでした。
文体も読みやすく、途中に挟まるECDが執筆中、過去に読んだ本や音楽などが挿絵のように出てくるのでスラスラ読めました。
政治観などは触れませんが、制作する人の考えや1人の人間として生活する上で個人が考えている事などに見える事ができます。
自分も共感する考えや今の世の中に必要なんじゃないかなと思う事もあると思います。
現在B GALLERYにて開催されている亀井雅文さんの会期の最中に立ち寄った古本屋で見つけ、購入しました。
この話を亀井さんにしたところMAJOR FORCEからリリースされた1stアルバムにある「青い目のエイジアン」は亀井さんがビートを作ったとの事。まさかこんなところで繋がるとは、驚きでした。
この本は今のところ絶版になっており、中古相場でも少し値上がりしてるようなので、古書店などで見つけたら是非。
2冊目 『ヒップホップの詩人たち』
Tokyo Cultuartの店舗でも人気の「TOKYO STYLE」や復刊もした人気の本「着倒れ方丈記 HAPPY VICTIMS」などを手がけた都築響一氏の一冊です。
これは過去に買った物をECDIARYを見終わった後に読み返しました。
月刊新潮にて20ページにて連載していた「夜露死苦現代詩2.0 ヒップホップの詩人たち」をまとめた本になっています。
田我流、NORIKIYO、鬼、ZONE THE DARKNESS、志人、ERA、ILL BOSSTINOなど、それだけにとどまらず現代においても人気を博している大物たちのインタビューが一冊に。
まず、本自体がとにかく大きい。ページ数は脅威の599ページ。辞典と見紛うレベルです。内容もラッパーとのインタビューから楽曲のリリックを交えているので体感1人あたり10,000字位はあるんじゃないかと思ってしまいます。
内容はとにかく鮮烈。生い立ちからラッパーを目指したきっかけや考え方。特に現代に近いため本当にリアルな声が載っています。自分とは全く違う人生を歩んでいるラッパー達の生々しいリアルをありありと見せられているような気持ちになり、それに対する自分達の行動や意志の強さなどは計り知れないなという気持ちにも。
おそらくヒップホップ好きの方には全員に刺さる内容だと思いますし、ノンフィクションが好きな方にも絶対刺さる内容だと思います。
こちらも書店などでおそらく手に入るかと思いますので気になる方は是非。
3冊目 『ぽぽきゅう 1と2』
彫刻家として活動しているあゆかわなおこさんの作品。
学生時代に描いた前半部分に、最近描いた後半を合わせた中編コミック。
たとえ地球が壊れても、生きることを楽しむ、宇宙くんとのんちゃんのお話となっています。
とはいえ、前2冊と打って変わってコミックです。僕が今1番紹介したい本かもしれません。
内容はいわゆるボーイミーツガール的な感じですが、少し哲学的な事を考えさせられる雰囲気があります。
産まれた場所も探してきた境遇も違う子たちが「もう出会っちゃったんだよ。あそぼう」という一言で遊びに行き、いろんな体験をするところがなんとも純粋な子供らしさを感じます。
でも、本来人があるべき姿ってこれくらい純粋でいても良いんじゃないかなって思えるような一冊でした。
あゆかわさんの陶器作品も純粋そのもので、一見するとほんと子供が作ったような物に見えるというのが何ともいえないです。
でも、こういった作風があゆかわさんの伝えたいことの裏付けになっているとも思います。
10月に開催していたPOP UPの〈棒〉にて鮎川さんの作品が販売されています。
近日行く予定があるので、作品を見てこようかなと思っています。それもまた次回にて。
次回も是非よろしくお願いします。
TOKYO CULTUART by BEAMS・B GALLERY (ビームス ジャパン)
1998年生まれ。読んだ本や聴いた音楽、遊びに行った所や出来事を書きます。健康的で文化的な少しだけナードな生活を心掛けています。何卒。
カルチャーは現象。誰かと何かが出合って、
気づいたらいつもそこにあった。
世界各地で生まれる新たな息吹を、
BEAMS的な視点で捉えて、育みたい。
きっと、そこにまた新たなカルチャーが
生まれるから。