Collection

まるで90年代のストリートアート!大胆な色と柄を“ギリギリ感覚”で楽しむ

2021.09.30

<BEAMS GOLF>では、従来のゴルフウェアのイメージから抜け出し、アメカジやアウトドアテイストも取り入れた“新しいゴルファー”のための「ORANGE LABEL」と、伝統的なスタイルを踏襲しながら、上品で艶のある現代的なゴルフウェアを提案する「PURPLE LABEL」の2レーベルを展開しているが、今回フィーチャーするのは「ORANGE LABEL」の着こなしだ。

インパクトのある色、柄、ディテール。今季の「ORANGE LABEL」では、1980〜90年代のストリートファッションに着想を得つつ、独自のフィルターを通して表現したオリジナルアイテムを展開する。また<LACOSTE>、<FRED PERRY>、<DICKIES>といったブランドとのエクスクルーシブな別注アイテムにもぜひ注目したい。この秋のテーマは“BARELY LEGAL(べアリー・リーガル)”。直訳すれば「かろうじて合法的」といった意味だ。大胆なウェアでゴルフファッションのギリギリを狙う。そう、ルールを知ったうえで、反抗心やミックス感のあるコーディネイトを楽しんでほしい。

 

"ツーポイント"の遊び心が今の気分

1980年代後半〜90年代前半に流行した、イタリア発のポップなポストモダンデザインのことを「メンフィス」と呼ぶ。そんなテイストを汲んだオリジナル柄のパーカを主役にしつつ、今季はさらにひとクセあるアイテムをプラスしてみたい。例えばこんな目玉付きのファニーなトートを。ワンポイントならぬ“ツーポイント”利かせるようなギリギリの感覚が、今の気分というわけだ。ボトムスは<DICKIES>。ハイウエストのきれいなシルエットで、デザインから作成した完全別注モデルとなる。ちなみにインナーのシャツは、身頃に蛍光色のメッセージプリントが施される。随所に遊び心をしのばせたコーディネイトなのだ。

 

地味派手パターン・オン・パターン

ウィメンズと同じデザインのメンフィス柄のパーカは、ドロップショルダーのトレンドのシルエット。合わせるのはタータンチェックのイージーパンツだ。パターン・オン・パターン、それもトレンド柄×伝統柄というチャレンジングな装いである。それでいて落ち着きを漂わせる理由は、合わせるアイテムをモノトーンで統一しているから。ある意味で地味派手なこのコーディネイト、ぜひともトライしていただきたい。インナーに合わせたラコステの長袖ポロは別注モデル。シティゴルファーを意識したブレードカラー(ミニ襟)仕様で、ドレスコード規定のギリギリを狙ったアイテムでもある。

 

正統派の装いにパンクテイストを加味

スポーティな白のニットにグレンチェックのラップスカート。そして足元はキルトタッセル付きシューズ。一見正統派のコーディネイトだが、実は細部に反骨心が覗く。スカートのヒップポケットにはデスなラバープリントが施され、例えばスコアカードを取り出すときなどのインパクトは絶大。キャップに用いられているモヘアもどこかパンクテイストを感じさせる素材といえよう。<FRED PERRY>のニットは別注モデル。月桂樹のマークを大胆にあしらったデザインもいいし、裏地付きの防風仕様で機能性も抜群だ。そして何よりこのブランドが、イギリスのパンクスたちに愛されてきたのはご存じのとおりである。

 

ブランドロゴをデザインとして楽しむ

ゴルフウェアにあしらわれたブランドロゴ。ファッションとしての是非が常に議論の的となってきたわけだが、近年はずばり“是”の方向に傾きつつあると思う。その立役者が米・西海岸のシティゴルファーたちだ。ブランドロゴが大胆に配されたウェアをてらいなく着こなして楽しくプレーする。その抜けた感じが実に格好良いのである。そんなスタイルにインスパイアされたコーディネイトがこちら。ニットは胸と脇に、モックネックは首と袖に英字のロゴ。キャップとシューズも然りである。ボトムスにロゴはないが、確かなワザがある<DICKIES>別注。名品「874」を少しだけ細身にアップデートし、右腿部分にモバイルポケットを装備したスペシャルモデルだ。

Photographs_Chifuyu Aizawa

Text_Tomoshige Kase

Edit_lefthands