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知るColumn

ローチョコレートの魅力とは?

What is the appeal of raw chocolate?

“とびきり美味しくて身体が喜ぶスイーツ”
〈OPENER Chocolate〉のチョコレート。

  • SELECTOR

    Hazuki Takahata
    (BEAMS SHIN-MARUNOUCHI Staff)

  • SELECTOR

    Amane Yamashita
    (BEAMS SHINJUKU Staff)

突然ですが、ローチョコレートって知っていますか? 私たちが日頃食べている一般的なチョコレートは、製造過程で高温の熱が加えられ、風味や保存性を高めるために添加物が使用されるのが通常です。一方でローチョコレートは、加熱しないし、身体に負担をかける添加物なども使用しない。例えるなら、身体が喜ぶチョコレート。

今回はその魅力に迫るべく、逗子で〈OPENER Chocolate〉を主宰する山内智子さんを招き、ローチョコレート作りにトライ。「ビームス ライフ 横浜」でも販売されているカラフルでポップな〈OPENER Chocolate〉。初めての味は、それはそれは格別でした。

カカオ本来の香りと栄養をまるごと楽しむ、
新しいチョコレートのカタチ。

  • お二人はローチョコレートってどんなものか知っていましたか?

山下:詳しくは分かりませんが、なんだか身体に良さそうなイメージです。

 

山内:そもそものはじまりは、2000年代初頭のアメリカ西海岸で広がった、ローフードという食文化だったんです。その流れのなかで、ローチョコレートは生まれました。

 

高畑:そもそもローって、なんなんですか?

 

山内:「RAW」のこと。日本語にすると「生(なま)」ですね。要は加熱していない食べ物のことです。とはいえ、定義として47度までは熱を加えてもよいとされていて、それにより食材の栄養を余すことなく摂取できると言われています。

山内:従来のチョコレートって製造過程でカカオ豆を120度以上でローストするんですが、ローチョコレートの場合はローストをせず、天日干しをするなど低温で加工を行います。。そうすることで、カカオの持つ豊富なポリフェノールやミネラルなどの栄養素を守りながら、チョコレートを作れるんです。しかも、ほとんどのローチョコレートは動物性の原材料(牛乳や卵、バターなど)や不要な添加物をできるだけ使用しないで作ります。だから身体にとってもいいんです。

 

高畑:おいしくて栄養も摂れるなんて嬉しいですね!

 

山下:山内さんは、なぜローチョコレートを作ろうと思ったんですか?

山内:母親が健康オタクで、あるとき京都にあるローチョコのお店に連れて行ってもらって。そこで初めて口にしたときに衝撃を受けたんです。ダイレクトに感じるカカオの香りと、優しい味わいに感動したんです。その感動を何年経っても忘れられず、のちにそのお店のオーナーに作り方を学び、22020年に〈OPENER Chocolate〉を作りました。

 

高畑:山内さんがそんなに感動したチョコレートをこれから食べられるんですよね?

 

山内:はい。今日はお二人に作ってもらいます!

 

山下&高畑:よろしくお願いします!

自然由来の材料で、
カラフルなローチョコレート作り。

左からカシューナッツバター、ココナッツシュガー、カカオバター、カカオパウダー

山内:ローチョコレートを作るのに必要な基本的な材料は、ローカカオバター、ローカカオパウダー、ココナッツシュガーの3つ。さらに、生のカシューナッツで作るカシューナッツバターがあるとなお良いです。スーパーで売っていないことが多いのですが、通販だと比較的簡単に手に入ります。すべて植物由来で、身体に優しい食材です。

  • すごくカラフルですね!こちらは全部ローチョコレートですか?

  • そうなんです。ターメリック、ビーツ、スピルリナ(藻)、バタフライピー、ザクロなど、すべて自然由来の着色料を使用して色付けしています。

  • 自然由来の着色料で、こんなに鮮やかな色になるんですね!

山内:カカオ自体も、エクアドル産の有機栽培で育てられたものを使うなど、原料の生産背景にまでこだわっているんです。ではお二人も、型に流してみましょう。

山下:うっ、予想以上に難しいかも。

 

高畑:完成系を想像して流し込まないとですね。

 

山内:色を混ぜるとカラーバリエーションが増えますよ。2〜3色でマーブルにしても可愛いです。

山下:塗り絵みたいで楽しいですね!

 

山内:配色は作る人の感性が表れるので面白いですよね。〈OPENER Chocolate〉で販売しているものもたくさんの色を使っていますが、一つ一つ手作業で同じクオリティを保たないといけないのが大変です(笑)。

カカオ本来の香りと味をダイレクトに。
何個でもいけちゃうローチョコレート。

山内:では最後に、固まったチョコレートを型から外してみましょう。

 

山下:わぁ、食べるのがもったいないくらいキレイ。

 

高畑:たしかに、予想以上にキレイにできました!

高畑さん作

山下さん作

山内:お二人の個性が出ていて素敵です。どちらも色使いがとてもお上手! では早速、食べてみてください。

山下:うわぁ…… 市販のチョコとは全っ然、違う。

 

高畑:山内さんが言ってた通り、カカオを丸ごと食べてる感じ。そのくらい香りが強いですね。

 

山下:さらっとしていて、口溶けがとてもいい。なにこれ!?

高畑:そうなんです、すっと溶けていきますよね。チョコを食べたあとに残る甘ったるさがまったくないです。

 

山下:大袈裟ではなく、これなら何個でも食べられちゃうかも。

山内:食感や香りが良いこと以外にも、ローチョコレートには栄養素がぎっしり詰まっているうえに植物性なので、腸活にも良く太りにくいとされているんです。

 

高畑:たしかに、それなら罪悪感なく食べられますよね。いつもはご褒美として食べていましたけど、ローチョコレートならそんなことも気にせず、好きなときに食べられますね。

 

山下:それでいておいしいとなると、もう普通のチョコには戻れないかも……。いろんな人にこの感動を味わってもらいたいですね!

さて、〈OPENER Chocolate〉では定期的にワークショップを開催中です。山内さんのInstagramをチェックすれば、次回の開催情報が分かるそう。興味のある方はぜひのぞいてみてください。

@openerchocolate

 

そして、「ビームス ライフ 横浜」では、山内さんが手がけるローチョコレートを使ったクリスマスケーキを販売予定。グルテンフリーで動物性原料不使用の身体にやさしいケーキです。ただでさえ胃腸を酷使する師走。このケーキで、罪悪感なく、身体が喜ぶクリスマスを!

Information

OPENER Chocolate2種のプチ・クリスマスケーキ
「ビームス ライフ 横浜」にて受注販売中!

 

今年のクリスマスケーキは、「ノワール」「ブラン」の2アイテムをご用意!手のひらサイズのケーキの上に繊細で可愛いらしいデコレーションが光ります⭐︎深いコクとローチョコレートならではの優しく広がる甘みや上品な苦味…!一口で満たされる贅沢さをぜひご堪能ください。

>> 詳しくはこちら

  • PROFILE

    YAMAUCHI TOMOKO
    (OPENER Chocolate Owner)

    山内 智子
    (OPENER Chocolate 主宰)

    愛知県出身。新卒で広告代理店に就職。その後独立し、2020年に神奈川県・逗子にローチョコレートとヴィーガンスイーツの〈OPENER Chocolate〉を設立。趣味のヨガは10年以上続けている。

  • PROFILE

    YAMASHITA AMANE
    (BEAMS SHINJUKU Staff)

    山下 海音
    (ビームス 新宿 スタッフ)

    1999年生まれ、鹿児島県出身。2020年に新卒でビームスに入社。ショップスタッフとして池袋や新丸の内の店舗で働いたのち、現在は新宿店に勤務。毎日自炊はするものの、スイーツ作りの知識はほぼゼロ。得意料理はミネストローネ、趣味はアコースティックギター。

  • PROFILE

    TAKAHATA MIZUKI
    (BEAMS SHIN-MARUNOUCHI Staff)

    高畑 葉月
    (ビームス 新丸の内 スタッフ)

    2001年生まれ、東京都出身。2023年に新卒でビームスに入社。現在はショップスタッフとして新丸の内店に勤務。生まれてこのかた実家暮らしのため、自炊の経験はほぼなく、料理も苦手。ダンス歴は10年で、学生時代は大会にも出場していたほど。スポ根アニメにハマり中。

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