アクティブインサレーションとは、
保温性と通気性を兼ね備えた保温着の総称でして、直訳の意味は「動的保温」。
登山やハイキングなど行動中の保温を目的としたウェアで、 動いていても暑くなりすぎない、保温性と通気性のバランスの良いアイテムとなります。
でもこのような状況は、我々の普段の生活でも意外と多く起こりません??
例えば通勤のため駅まで急いでそのまま電車に乗ったら、車内が暑くて汗だくになったり、
オフィスに着いたら室内が暖房で暑い、もしくは季節外れの暑さの日は室内が冷房で寒い、なんてことは今現在でも起こっているのではないでしょうか?
そんな三寒四温な今の時期にぴったりのアウターこそ、そう、アクティブインサレーションなんです。
と言うことで、
本来だと秋にリリースしていたアイテムをこのタイミングまで寝かせておいて、満を侍して発売です。
完全にタイミングが遅れてしまいスミマセン、、、
でも、秋に着て調子いいものは春にも調子いいことは確実ということで、どうせ遅れるならばと、実際に少し暖かくなるタイミングを待っておりました。
しかも今回ご紹介するアイテムはアウトドア専門ブランドではなく、ストリートブランドとインディーズブランドからリリースされているOcta生地縛りで。
ランウェイコレクションも発表している、言わずと知れたストリートドブランド〈meanswhile(ミーンズワイル)〉からリリースされていたOctaアイテムをピックアップ。
ROYAL AIR FORCEのパイロット用ベストをベースにした、オリジナリティーのあるデザイン。
機能素材のOctaをメインに使用しており、胴体部分の通気と保温に優れます。
体温調節が必要なシーンでの中間着として便利で、Tシャツとのレイヤードが快適です。
そして腕に着けているのは、同素材のアームカバー。
サムホールとウォッチウインドウが着いています。
全体的にゆとりあるサイズ感のため、上部でドローコードで留める仕様です。
このベストとアームカバーのセット使いがほんと便利でして、Tシャツの上にベストを着てアームカバーを着けるだけで、ほんと防寒になります。
かなりコンパクトになるので、スタッフサックにでも小さくまとめて携帯しておけば、この時期の万能アウターになるでしょう。
2つで薄手アウター1枚分くらいの値段なので、かなり、アリなんです。
高襟フードのロングスリーブモデルもあります。
こちらもサムホール付きで防寒性もバッチリ。
意外とこの潔い真っ白が、アウトドアブランドになくてイケてるんです。
アリだなあ。

フロントジップがダブルスライダーになっており、下から開けるとベンチレーションにもなりつつ、中にポケットが潜んでいます。
粋な仕様です。
続いては、こちら。
初の取り扱いとなる〈ryogen(リョーゲン)〉は、ランニングとライフスタイルをシームレスに繋ぐことをコンセプトにした、デザイナー非公開の謎多きニューブランド。
そこから、これまたOctaを使ったアクティブインサレーションが出ていたのピックアップしました。
Octaの起毛面とフラット面の両面使いにすることで、バイカラー風のデザインになっているのが特徴です。
オフセットのフロントジップと、アシンメトリーヨークがデザインとして効いています。
フロントにカンガルーポケット、袖先にサムホール付き。
前後差のあるサイドスリット仕様も珍しい〜。

ベストはスタンドカラー。
こちらも着方次第で幅広く使えますね。
先ほどのフーディーの上に着ると、ちょうど良いレイヤードレングスになるように調節されています。
こだわってるうー。
ちなみにここで着けてるアームカバーはミーンズワイルのもので、

さっきのOctaとは違いストレッチ生地なので、ストイックなロードランニングにも使いやすいです。
米国開発の機能マテリアル使いなので、本格アクティビティーにもバッチリです。
ちなみにリョーゲンにはパンツもあります。


Octa使いのパンツだと、大体がポケットなしのインナータイプなのですが、こちらはちゃんとポケットが付いており、かつウエストがドローコード仕様なので、外着としてもバッチリです。
意外とこの素材のロングパンツが風抜けがよくて暑すぎず、今時期から長い期間で快適に履けるんです。
参考スタイリングのように、3アイテムレイヤードもイケてますね。
にしてもこのモデルの人、どこかで見たことある気がするなあ、、、気のせいですかね。
そんな感じで、
この時期こそ一番使えるアクティブインサレーションを、ぜひこの機会にチェックしてみてください。