新潟県長岡発のブランドである
<ZEST WORKS(ゼストワークス)>オリジナルの焚火台。
組み立て式の構造でミニマムなシンプルデザイン。
無骨ながらどこか色気を感じさせる焚火台。
長方形の本体のみ使用することで、
ソロからファミリーまで対応の焚火台として使用出来ます。
また、付属の仕切り板を本体中に接続し、
本体上部の凹凸に串をセットすることで、
串焼き台としても活躍してくれます。
さらに、本体トップに五徳を接続することで、
調理用熱源としても使用が可能です。
1台3役の優れものですね。
下部には、Z型の吸気口が施されているので、
効率よく燃焼してくれます。
3.4キロの重みで本体自体が安定し、
軽い焚火台と比べ風の影響も受け難く、
倒れにくいのも特徴の一つです。
組み立て式になるので、コンパクトに収納が出来ます。
持ち運びに便利な専用のトートバッグが付いているのも嬉しいです。
「ZESTBOX-3WAY」を製造するのは、
こちらも新潟県長岡市にある、
<(株)阿部商店>
豊富な鋼材知識と切断加工技術により、
完成度の高い焚火台を製造。
レーザー加工機を使用し、
レーザ光の熱エネルギーで板材を溶かして切断していく工程。
板材を速いスピードで、
様々なデザインに合わせてに切断することができます。
実際、私も現地で加工工程を見学させていただきましたが、
切断するスピードと正確さには驚かされました。
それと同時に、今後の可能性なども秘めているなと感じ、
ワクワクする気持ちにもなりました。
「阿部商店の紹介」
『本業の鉄鋼材料屋でのスキルを活かし、
新たな分野でのサービス提供を目指している。
新しくアウトドア部門として
<CRAFT BAE(クラフトベイ)>のブランドを立ち上げた。
BAE(ベイ)とは英語のスラングで
恋人や大切なものを表す言葉で、
CRAFT BAEは、お客様にとってキャンプを共に過ごす恋人のような、
または大切なものになるものを提供しようというのがコンセプト。
製品のこだわりとしては、
平らな板で構成されており、分解が可能でコンパクトになる。
掃除などのメンテナンスが楽であることです。』
こちらは数回使用の「ZESTBOX-3WAY」です。
使用に伴う、キズや錆は商品の不具合ではございません。
是非、鉄素材の特徴でもある、経年変化などお楽しみください。
キャンプ道具などでも、
よく「自分で育てる」という言葉を聞きますが、
この焚火台に関してその言葉が当てはまるなと感じます。
火入れすることでの焼き色や、
使用に伴う錆やキズなど、自分なりの「味」を出して、
経年変化をお楽しみいただける焚火台です。
串焼き台としても使用できる優れものですが、
2枚目3枚目の画像をご覧いただきますと、
串の置く向きが上下逆になっています。
本来は、素材の油などを中の仕切り板に落としますが、
串の置く向きが逆になっていることで、
本体に素材の油が落ちています。
間違いの例として、ご確認いただければ幸いです。
※焚火台を使用される際は、地面へのダメージを無くすために、
スパッタシートを敷いてお楽しみください。
「阿部商店」オリジナルブランド
<CRAFT BAE(クラフトベイ)>の焚火台。
今回ビームスでの取り扱いはないですが、
これからが楽しみなブランドでもあります。
【ブランド(焚火台)誕生秘話】
元々超インドア派の工場長が従業員から、
「焚火台作れますか?」の一言をきっかけに、
自らギアを買い揃えて研究したり、
キャンパーと交流を持ち実際使用して、
1年近くかけてテストを繰り返し、試行錯誤しながら、
洗練された技術により生まれた「CRAFT BAE」の焚火台。
焚火台の特徴は座ったときに作業がしやすい高さ、
炭や薪の入れやすさにもこだわり、
ちょうどよいサイズ感になるように、
全て計算して製作。
こちらも「阿部商店」が製作する焚火台。
日本三大花火と言われている一つが、
新潟県長岡市の花火大会。
地元の花火をイメージして製作しており、
火を入れたときの綺麗さは、
まさしく長岡の花火を彷彿させてくれる。
そんな魅力的な焚火台を製作する「阿部商店」から、
今後も目を離すことが出来ない。