フットボールファン必携の一冊
アメリカのスポーツウェアブランド、〈ナイキ(Nike)〉の象徴的なフットボールブーツをまとめた作品集。デザインの進化からそれを履いた伝説的スターたちまで、その前例のない歴史を辿る一冊。
フットボール、すなわちサッカーは、独自の神話に包まれている。世界でもっとも人気のあるスポーツとして、その選手たちや象徴的なプレーは人々の意識の一部となってきた。そして、フットボーラーたちが履くブーツもまた同様である。
本書は、1970年代初頭に登場したオールブラックのレザーブーツから現在に至るまで、「ナイキ」のフットボールにおける歩みを辿る。このブーツは、有名な同ブランドのロゴ「スウッシュ」を初めてあしらったシューズでもあった。本書では、そのデザイン精神を体現する4つの主要プロダクトライン、すなわち「ティエンポ(Tiempo)」、「マーキュリアル(Mercurial)」、「トータル90(Total 90)」、「ファントム(Phantom)」を軸に、その歴史が展開される。その過程で読者は、ブラジルのストライカー、ロナウド(Ronaldo)、ポルトガルの天才クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)、アメリカ女子代表のスターであるミーガン・ラピノー(Megan Rapinoe)、そしてフランスの新たな象徴キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)をはじめ、フットボール界の偉大な選手たちが履いたブーツにまつわる物語に触れることになる。
500点の図版を贅沢に収録した本書は、ブーツのクローズアップ、着用写真、コンセプト、ポスターや広告、映像のスクリーンショット、素材サンプル、スケッチ、プロトタイプ、そして「Department of Nike Archives(Nike DNA)」に保管されたエフェメラを紹介する。光沢紙に印刷された12ページには、1971年から今日まで、同部門で取り上げられているすべてのブーツのモデルが一覧できる。
スポーツへの視覚的オマージュである本書は、読み物としても魅力に富んでいる。作家であるケイレブ・アズマー・ネルソン(Caleb Azumah Nelson)が各章の導入を担い、それぞれの年代の文化やスタイルがブーツのデザインにどのような影響を与えたのかを論じる一方、歴史家であるトーマス・ターナー(Thomas Turner)は、各ブーツを成功へと導いた技術革新を深く掘り下げている。さらに、キュレーターのエレノア・ワトソン(Eleanor Watson)による序文は、フットボール・デザインをよりグローバルな文脈のなかに位置づける。
「FIFAワールドカップ2026(FIFA World Cup 2026)」の開幕に合わせて刊行される本書は、あらゆるフットボールファンにとって必携の一冊である。
【仕様・詳細】
・出版社:PHAIDON(2026)
・頁数:240ページ
・サイズ:205x270mm
・ハードカバー
※商品の特性上、本体に折れや汚れがある場合がございます。不良品ではございませんので、あらかじめご了承ください。
BEAMSの原点となる“BASIC & EXCITING”をプロダクトの視点で提案するレーベル。世界中から集めた多種多彩なアイテムを紹介しています。
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商品番号:33-81-0156-082