ダイニーマ、と聞いてわかる方は、よほどのアウトドアギア好きかと思います。
Dyneema®とは商標であり、その詳細は超高分子量ポリエチレン繊維、という小難しいものなのですが、簡単に言えば、とんでもなく強靭でとんでもなく軽い、ウルトラライト(UL)ギア界のエースです。
そのULファブリックを使って、ハンドメイドでバッグや小物を作っているガレージブランド<e-couleur(エクルレ)>に、今回カタチからリクエストした別注ナップサックを製作してもらいました。

https://www.instagram.com/ecouleurmontagne/
このブランドを知ってたら、ランニング業界でかなり近しい人だと思います笑
僕ももちろん知らなかったのですが、以前こちらで取り扱った<velo spica>別注キャップと同様に、トレイルランニング界のカリスマショップ「Run boys! Run girls!」の店主・桑原さんに紹介していただきました。
これらを製作しているのが、お山大好きなハイキング女子の方でして、今回の企画提案からサンプル製作まで、本当に熱心に対応してくれました。
自分からの提案は「走れるめちゃ軽ナップサック」。
ナップサックって簡単に使えるので便利なのですが、収納力と使い勝手、あとは自分的に最も懸念している、いざという時に走りにくい、という理由によって気軽に使えてなかったんです。
ということで、ダイニーマをメインに使いつつ、ポケットもしっかりあって、走れる仕様。さらに欲を言えばパッカブルになるアイテムをリクエストしました。
パーツを自身で入手してミシンで縫う、まさにオールハンドメイドで、数回に渡るサンプル製作から本製品まで手がけていただきました。
そして出来上がったのがこちらです。


上のウェブ写真の方はツルっとしているのですが、下の写真のようにダイニーマの醍醐味はこのシワ感。
むしろ最初に揉みまくってクシャクシャにしてから使うのがおすすめです。

サイズ感はノートPCがらくらく収納できるサイズ。
ナップサックなのでマチはないですが、しっかりした容量です。

大きめサイズのランニングシューズも楽々収納。この透け感もいいですよね。
防水素材なので、濡れた着替え入れにも使えます。


内側のポケットに収納できて、手のひらサイズになります。これもダイニーマ素材の醍醐味。
そして、自分こだわりの走れる仕様なのですが、このパーツを付けてもらいました。

外側に付いているバンジーリフレクターコードなのですが、


このようにウエスト側に回せば、バッグをホールドするウエストベルトになります。
これでいつでも走り出すことができるのです!

僕が背負うと小さく見えますが、通常のナップサックより大きめサイズにしています。
ダイニーマファブリックを贅沢に使い、オールハンドメイドで製作しているので、素材の値段を知っている方だと、大体のお値段が想像できると思うのですが、、、
ここは両社でかなり頑張りまして、なんと税抜1.3万円、税込14,300円でリリースです。
春から夏にかけてのレジャーや、ランナーの移動用バッグとして、ぜひおすすめしたいです。
よろしくお願いします。