まず最初にブランド説明をガッチリと。
〈THINKWOOL〉
ウールの新たな可能性を研究開発するウェアブランドとして、2024 年よりスタート。
ウールは、毎年羊の伸びた毛を刈って作られた究極のサスティナブル糸。日本では冬アイテムのイメージが強いですが、オールシーズン愛用出来る天然の機能繊維です。ウールの吸水放湿性はコットンの3 倍以上、常にドライをキープします。
温度調整にも優れ、真夏でも活躍。オールシーズン愛用頂けます。その万能性から、ウールは「第二の皮膚」と評されております。
100%化繊素材との最大の違いは、「着心地」そして「抗菌性(匂いが付きにくい)」の2 点。出張が多いビジネスマンや、毎日洗濯することが苦手な方にも最適です。
ウールは着心地が良い反面、「摩耗性、強度性」に弱点があります。そのデメリットは最先端の合成繊維を用いて改善。また、「ウールはチクチクする」といった敏感肌の方にも、安心して愛用頂ける素材に仕上げました。
THINKWOOLは、究極のサスティナブル天然繊維であるウールの特徴を最大限に引き出し、また全知能を集め開発された最先端の合成繊維をブレンドした、 Earth Tech Wear です。
というコンセプトのジャパンブランドより、きれいめ見えする「ロングスリーブポロ」と「2タックトラウザー」をチョイスしました。
まずはポロですが、

パッと見はドレスレーベルで取り扱っててもおかしくないようなキレイめアイテムなのですが、実は随所にテック的あしらいが成されていまして、

まず生地が、ウール51% ポリエステル46% ポリウレタン3%という混紡率のハニカムメッシュ素材でして、ブランドコンセプトの通りに、天然繊維と化学繊維の良さを最大公約数的に表現しています。

フロントはスナップボタン仕様。

キレイ見えするスタイルですが、ゆるめシルエットのため、このようにカジュアルに着ることもできます。
裾リブ付きなので、ブラウジングするところが良いカンジです。
続いてパンツですが、

2タック入りのウールトラウザーな見た目ですが、

実は生地はスウェットです。
ポリエステル60% ウール40%のスウェット生地の裏地を微起毛させています。
起毛と聞くと秋冬用と思うかもしれませんが、この起毛は保温のためだけではなく、生地にボリューム感を出すためと、肌離れの良さを目的としています。(たぶん)

スウェットですが、光が透けるほどのライトウエイトなので、これまた通年で利用可能です。
むしろ吸水放湿性に優れた生地なので、今の時期だと布帛のパンツよりよほど快適だと思います。

シルエットは程よく腰回りにゆとりがある緩やかなテーパード。
ウエストにはドローコードがついているためベルトレスでも着用できますが、ベルトループも付いているのでドレッシーに履くことも可能です。

スポーツウエア界隈でもかなり注目されているウール素材を、このようなテックエッセンスでファッションこなしで表現するところ、すごく好みです。
THINKWOOL、好きです。