世界初の技術に触れる。BEAMSの物流拠点「ウエアステーション」

2025.08.18

こんばんは小林です。


今回は、BEAMSの物流を支える最先端の倉庫ウェアステーションの内部を見学してきました。




普段なかなか見ることができない。裏側の現場。



そこには、世界初の技術や



効率化の極みが詰め込まれていました。




では3階から行ってみましょう!

(コチラはウエアステーション内のオフィスです)



数も正確に合わせる革新的なシステム「CUEBUS(キューバス)」




物流で大切なのは、ものを運ぶことだけではありません。実は「数を間違えないこと」の方が難しく重要だったりします。



これまで人の手で一つ一つ数えていたため、数が合わないと、何千点もの検品作業をやり直すことも...。



数える課題を解決したのが世界初のシステム「CUEBUS(キューバス)」です。



商品1点ずつにつけられたRFIDによって、数量を正確にカウント


入荷量がどれだけ多くてもトラック到着から30分以内に処理が完了



このシステム導入後、ほぼ30分を超えたことがないと言う精度の高さ




まさに、物流の革命。

正確でスピーディーな数合わせが可能になりました。





4F、5Fは商品を保管するエリアとなっており




5Fは撮影スタジオも併設しております。

ここでオンラインショップ用の写真を撮影しております。



6Fです。


商品を届けるまでに欠かせないピッキングの工程です。



それを人ではなく、ロボットが黙々とこなしています。



ピッキングとは、倉庫の中から出荷する商品を選び出す作業のことです。

以前は、人が広い倉庫の棚を移動しながら、1点ずつ商品を取り出すスタイルでした。




過酷で、そしてミスも起きやすい作業でした。




しかし、ウエアステーションではロボットが完全に代行しています。




人が棚へ行くのではなく、棚がロボットで運ばれてくるイメージです。




人の代わりに、ロボットが自律的に倉庫内を動き回り、指定された商品が格納された棚ごと作業場に運んでくれるんです。




この効率的なピッキング作業を支えているのが綿密に設計されたコンベアシステム




行きと帰りで、コンベアのルートを分けることで、搬送中の渋滞を回避。仕分け工程の負荷が偏らないように自動で分散される設計です。




ピッキングで集められた商品は、次の工程の仕分け作業へ。


各店舗に商品を振り分けるという重要な役割を担っています。




アイテムをスキャンし、指示通りのアイテムであれば、自動的にコンベアが稼働し、次の工程へ運ばれていくシステムです




逆に指定されてない商品をスキャンしてしまうとコンベアは動かないため、人的ミスが起きにくい環境が実現されています




行ってらっしゃいーー!




最新技術のロボットとシステムによって支えられている一方で、ラッピングなどの作業は、今も変わらず手作業で丁寧に行われているのが印象的でした。



一つ一つを手で包むその姿からは、届ける先に人がいると言う思いが伝わってきます。



BEAMSウエアステーションは単なる「ものを運ぶ場所」ではありません。



最新のテクノロジーと人の工夫、温かさが共存する「次世代型物流センター」



「どんなふうに商品が届けられているのか」

「どうやって毎日全国の店舗が支えられているのか」



そんな視点で商品に触れてみると、きっと「服の向こう側にあるストーリー」がもっと面白く感じられるはずです。