秋のスウェット着こなし決定版!ロゴ、クルー、フーディ、パンツなどタイプ別最旬コーディネート【メンズ】

2025.10.07

楽ちんだけど、野暮ったい印象も伴う「スウェット」。今回は、そのリラックス感はそのままに、ぐっと洗練された印象に見せるためのヒントをスタッフスタイリングから探ります。ロゴスウェットやセットアップに相応しいアイテムの選び方から、ジャケットや重ね着による「こなれ感」の演出まで6つのカテゴリを解説します。ぜひご参考に、秋らしいスウェットファッションを楽しんでみてください。

ロゴスウェットは万能選手

カレッジ風の書体や、遊び心のあるグラフィックが施されたロゴスウェットは、その日の気分で選んでも楽しいアイテム。ここでは、ロゴスウェットが主役の、秋の着こなしのヒントをスタッフコーディネートから探ってみました。

  • 沼崎翔空 ロゴ
    沼崎翔空
    ビームス みなとみらい
  • BAKU(東江 漠) ロゴ
    BAKU(東江 漠)
    BEAMS
  • 庄司 晴 ロゴ
    庄司 晴
    ビームス 姫路
  • ウメケン ロゴ
    ウメケン
    ビームス 広島
  • katsuj ロゴ
    katsuj
    ビームス 神戸
  • Yuto Teraoka ロゴ
    Yuto Teraoka
    ビームス 広島

まずは、上がる一枚を選ぶのが吉

懐かしいカレッジ風のロゴは、アメリカンカジュアルの王道スタイルを演出します。また好きなバンドをリスペクトしたデザインや、面白いグラフィックなどは着るたびに気分を高めてくれるはずです。定番のクルーネックはもちろん、レトロな雰囲気が魅力のハーフジップタイプはインナーを覗かせても様になる、今の気分にぴったりの選択肢です。今期なら身幅が広く着丈が少し短めに設定されたボックスシルエットは、着こなしをぐっと現代的に見せてくれます。ポップに映るロゴの印象そのままに元気なカラーを選んでも良いですし、落ち着いたカラーで大人っぽいものを選んでも良し。コーディネートでバランスを取っていきましょう。

落ち着いた色目のものなら元気なボトムもいい

ロゴスウェットの持つカジュアルな表情は、少し大胆なボトムスも自然に受け止めてくれるので、落ち着いた色目のものならカラフルなパンツや、チェック柄のカーゴパンツ、あるいはブリーチ加工が施されたデニムなど、遊び心のある一本を合わせることで、より個性的で楽しいスタイルが生まれます。クルーネックのスウェットからシャツの襟を覗かせたり、カラフルなニットキャップを加えたりと、小物使いで着こなしの奥行きはさらに深まります。特に、シャツを一枚挟むだけでラフなスウェットスタイルにクリーンな表情が加わり、より幅広い場面に対応できます。

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スウェットパンツで作る、大人のリラックススタイル

スウェットパンツは究極のリラックスウェアと言っても過言ではないでしょうか。シルエットや色合いにこだわって、どこへでも穿いていきたくなる特別な一本を見つけたいですね。ここでは、その心地よさを保ちながら、洗練された装いに昇華させるためのヒントをスタッフスタイリングから探ってみました。

  • 林駿希 スウェットパンツ
    林駿希
    ビームス 二子玉川
  • BAKU(東江 漠) スウェットパンツ
    BAKU(東江 漠)
    BEAMS
  • 松下 海斗 スウェットパンツ
    松下 海斗
    ビームス ストリート 梅田
  • 浅田 明斗 スウェットパンツ
    浅田 明斗
    ビームス 梅田
  • 	
高橋 康弘 スウェットパンツ
    高橋 康弘
    ビームス ストリート 梅田
  • 東 和希 スウェットパンツ
    東 和希
    ビーミング ライフストア by ビームス MARK IS みなとみらい店

シルエットで今らしさを、素材で野暮ったさを中和して

シルエットはさまざま。裾がすぼまった形もオーソドックスで良いですが、大胆なワイドシルエットは今らしいアイテム。よりファッションアイテムらしい印象になります。色はまずはブラックやチャコールグレー、あるいはオフホワイトといった、着こなしの土台となるベーシックなカラーを選ぶのがおすすめです。上質な素材を選べば、生地が持つ自然な光沢や、しっかりとした質感が、リラックスした中にも野暮ったく見えない、絶妙なバランスを生み出します。

襟付きトップスや足元の選び方や、トーナルコーデで洗練させて

スウェットパンツの着こなしを大人びた表情に変えるには、襟付きのトップスと合わせるのが効果的。クリーンなボタンダウンシャツや、少し柄の入ったシャツをトップスに選ぶと、リラックスしたボトムスとの間に心地よいコントラストを生み、考え抜かれたスタイルであることを感じさせます。スニーカーを合わせるのが王道ですが、革靴で引き締めるのも良いですね。レザーのローファーや、シンプルな作りのドレスシューズを選ぶだけで、全体の印象が洗練されます。全身をブラックなどのダークトーンで統一するのも◎。色数を抑えることで、シルエットの美しさが際立ち、ミニマルで洗練されたスタイルが完成します。

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セットアップにはアクセントを

リラックスしたムードのスウェットのセットアップ。ともすると「部屋着」に見えがちなスタイルを、洗練された街着へと昇華させるためのヒントをスタッフスタイリングから探してみましょう。

  • 髙久 和哉 セットアップ
    髙久 和哉
    ビーミング ライフストア by ビームス コクーンシティ店
  • あや セットアップ
    あや
    ビームス ジャパン 渋谷
  • 増田 隆介 セットアップ
    増田 隆介
    ビームス 博多
  • 野口 健太朗 セットアップ
    野口 健太朗
    BEAMS
  • 江口 琢人 セットアップ
    江口 琢人
    ビームス 名古屋
  • 東 賢人 セットアップ
    東 賢人
    ビームス メン 渋谷

クリーンなカラーと今らしいシルエットで

まず色では、ブラック、チャコールグレー、あるいはオフホワイトといった、落ち着いた単色を選ぶことで、どんなアイテムとも組み合わせやすく、都会的な印象になります。鮮やかな色よりも、まずは着こなしの土台となるベーシックな色から始めるのが吉です。シルエットは、足元すっきりなテーパードも良いですが、今ならゆったりとしたワイドシルエットのパンツがおすすめ。量感がコーディネートに現代的な表情を加えてくれます。完全に無地もクリーンで良いですが、どこかに小さなロゴやグラフィックが一つだけ配されたデザインも、シンプルな装いの中に、程よいアクセントとして機能します。

コーディネートは一枚重ねたり、小物を加えたりで、表情を大きく変えて

上に一枚羽織ることで印象をかなり変えられます。フリースやダウンのベストを重ねれば、アクティブなアウトドアの雰囲気が加わります。あえてきれいめなジャケットを羽織ることで、カジュアルとドレッシーの意外な組み合わせが楽しめます。全身を同じ色でまとめるからこそ、どこか一点だけアクセントを加えるのも面白く、インナーに鮮やかな色のTシャツを覗かせたり、カラフルなバッグを合わせたりすることで、コーディネート全体を格上げしてくれます。スニーカーもいいですがレザーのローファーや、少し武骨なブーツを選ぶのもいいですね。

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ジャケットと合わせる、秋の着こなし術

リラックスしたムードの日常着としてのスウェットを洗練させて見せるに有効な、ジャケットを合わせるコーディネート。セットアップの項目でもご紹介しましたが、ここではジャケットを組み合わせたさまざまなスタッフコーディネートをみてみました。

  • 大滝 大介 ジェケットと
    大滝 大介
    ビームス アウトレット 札幌北広島
  • 	
桑原 一輝 ジェケットと
    桑原 一輝
    ビーミング ライフストア by ビームス 新静岡セノバ店
  • 清水 皓太 ジェケットと
    清水 皓太
    ビームス 梅田
  • 小沼 力人 ジェケットと
    小沼 力人
    ビームス アウトレット 幕張
  • 坂井 秀博 ジェケットと
    坂井 秀博
    ビーミング ライフストア by ビームス アミュプラザ長崎店
  • 武藤 友裕 ジェケットと
    武藤 友裕
    ビームス 町田

着こなしのアクセントになる、鮮やかな色彩

重ね着が前提なので、レッドやオレンジ、イエローといった、コーディネートの主役になる鮮やかな色のスウェットがピッタリです。ダークトーンになりがちな秋冬の装いの中で効果的なアクセントとして輝きます。ジップアップフーディは、前を開けたり閉めたりと、表情を変化させられるので、レイヤードにもってこいです。インナーを見せても良し。着こなしの幅をぐっと広げてくれます。

Vゾーンから覗かせたり、素材感の違いで奥行きを演出して

まずはきれいめなブレザーやジャケットを羽織るスタイルです。スポーティーなアイテムと、少しドレッシーなアイテムの組み合わせが、互いの魅力を引き立て合い、洗練された大人のカジュアルスタイルに。全身をダークトーンでまとめて少しだけ物足りなく感じる時には、ジャケットのVゾーンから鮮やかな色のスウェットを覗かせるだけで、コーディネート全体が明るい表情に変わります。またシャツとネクタイを締めた少し堅い装いの日も、肩からスウェットを掛けるだけで、親しみやすい抜け感が生まれます。柔らかなスウェットの質感が、ジャケットの持つ硬い印象を和らげてくれます。

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ジップアップパーカーをクリーンに魅せるには

シンプルなジップアップパーカーはさっと羽織れて便利な反面、野暮ったく見えてしまうことも多いアイテム。洗練されたスタイリングに格上げするためのヒントをスタッフスタイリングから探してみました。

  • 和田 健二郎 ジップアップ
    和田 健二郎
  • 齋藤 聖彦 ジップアップ
    齋藤 聖彦
    ビームス 新潟
  • ジン ジップアップ
    ジン
    ビームス みなとみらい
  • ダイラ(大良) ジップアップ
    ダイラ(大良)
    ビームス 奈良
  • MOTOYUKI NEGATA ジップアップ
    MOTOYUKI NEGATA
    ビームス 銀座
  • よこやま ジップアップ
    よこやま
    ビームス 辻堂

突飛ではなくベーシックなものが王道にして近道

カラーは都会に馴染む、落ち着いた色合いが良さそうです。グレー、ブラック、ネイビーといったベーシックなカラーは、ボトムスとも合わせやすく、コーディネート全体を落ち着いた印象にしてくれます。少し色褪せたようなフェード加工は今らしさを演出し、こなれた雰囲気に。シルエットは、タイトすぎず、ルーズすぎない、程よくゆとりのあるサイズ感が便利です。突飛ではなくベーシックなものを選ぶと良いでしょう。

あくまで統一感と美しさに注意して、小物でアクセントを

コーディネートでは、きれいめなスラックスや、カーゴパンツ、あるいは色落ちしていても美しさがあるデニムなどを選んでみてください。全体の色は色数を抑えてシックに統一感を出すことで、それぞれのアイテムが持つ素材感やシルエットが引き立ち、落ち着いた大人びたムードが生まれます。前を開けて、クリーンな無地のTシャツやヘンリーネックを一枚挟むだけで、コーディネートに奥行きと清潔感が生まれることもポイント。キャップなどの帽子でアクセントを加えれば、より完成度の高いスタイルになります。

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シンプルなクルーネックをよりお洒落に

ともすると少し物足りない印象になりがちなクルーネック。逆に言えば無限の可能性があるということかもしれません。自由な発想の重ね着で、その新しい魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。そんなスタイリングを探してみました。

  • 杉浦 司真 クルーネック
    杉浦 司真
    ビームス 名古屋
  • 和田 クルーネック
    和田
    ビームス 名古屋
  • 谷口 勇治 クルーネック
    谷口 勇治
    ビームス 天王寺
  • のすけ クルーネック
    のすけ
    ビームス アウトレット 大阪門真
  • さすけ クルーネック
    さすけ
    ビーミング ライフストア by ビームス アーバンドック ららぽーと豊洲店
  • 冷水 友紀 クルーネック
    冷水 友紀
    BEAMS
  • 沼崎翔空 クルーネック
    沼崎翔空
    ビームス みなとみらい
  • MOTOYUKI NEGATA クルーネック
    MOTOYUKI NEGATA
    ビームス 銀座
  • ヒロタ クルーネック
    ヒロタ
    ビームス 銀座
  • 浅田 明斗 クルーネック
    浅田 明斗
    BEAMS

重ね着前提でややゆとりのあるものを選ぶところから

まず注目したいのが、色やデザインです。着回しやすいグレーやネイビー、ブラックといった基本色は、どんなスタイルにも馴染む万能選手。一方で、パープルなどの鮮やかな色や、遊び心のあるロゴが配された一枚は、それだけでコーディネートの主役になります。シルエットは、ジャストサイズよりも、少しだけゆとりのあるリラックスフィットが今の気分です。こなれた雰囲気を演出するだけでなく、シャツやTシャツとの重ね着を窮屈に感じさせないための大切なポイントになります。

スウェットの包容力を活かして大胆にアレンジ

コーディネートではまず、白Tシャツをインナーに一枚挟むとコーディネートに清潔感と奥行きが生まれます。きれいめなスラックスと合わせれば、都会的で洗練されたスタイルに。チェック柄のカーゴパンツや、大胆に加工されたデニムと合わせても、スウェットがボトムスの個性を程よく受け止めてくれます。襟付きのシャツを着込んでも、スウェットのカジュアルな雰囲気と、シャツの持つクリーンな印象が交じり合い、知的で奥行きのあるスタイルに。シンプルなスウェットとチェック柄のシャツも、豊かな表情が楽しめて良いですね。

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以上、6つのテーマで40のスタイリングから、スウェットの着こなしをみてみました。参考になるものはありましたでしょうか。深まっていく秋に向けてお気に入りのスウェットを準備して、秋らしいファッションを楽しんでみてください。次回もどうぞお楽しみに。

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