ビームス 名古屋の47才新人、
岸本欣也(きんや)でございます。
ビームス店頭でお客様から、
「この生地は秋冬に着れますか?」
というご質問をよくいただきます。
今回のブログではその中でも
よく聞かれる生地・トップ3
のお話をしたいと思います。
【リネン】
上の画像や下の画像のシャツ、
実は生地に麻が入っているんです。
では夏のシャツなの?涼しいの?
と思われるかもしれませんが、全部が全部そういうわけではありません。
BEAMS PLUS / リネン コットン ヘリンボーン バンドカラー プルオーバーシャツ
価格:¥15,400(税込)
商品番号:11-11-6212-139
麻の特徴として吸湿性や発散性などか挙げられますが、
それ以上に繊維の風合いがポイントになります。
コットンと混ぜると、スラブと言われる凸凹の素材感がでて生地に独特の表情がでるのです。
この具合がヴィンテージな生地のようでとってもカッコ良いんです!
夏には勿論適した素材ですがこのような秋の服にも、実は最適なんです。
【コーデュロイ】
これこそ秋冬の代名詞!
と言いたいところですが。
春夏にもちゃんと使用されています。
コール天は生地を包丁のようなもので切って、あの溝と畝が生まれます。
簡単な説明ではありますが、厚い生地は温かそうな畝が太いものに、薄い生地は細畝と呼ばれるサラッとしたコーデュロイになります。
BEAMS PLUS / コーデュロイ マルチパターン ボタンダウンシャツ
価格:¥16,500(税込)
商品番号:11-11-6209-139
肌に触れる面積が少なくなるという理由から、サマーコーデュロイと言われる細畝は夏のジーンズにも使用されたりします。
海からあがったサーファーの方たちが
サマーコーデュロイの古着などを好まれるのも、うなづける話です。
【スウェード】
特に靴で使用される場合、秋冬に履くものだと思われている方が多いようです。
起毛だってて、温かそうだからでしょうか?
勿論、秋冬用の靴もあるかと思います。
ですが上の画像のように、
同じ型で表革と裏革があるパターン、多いですよね。
この場合、表革よりスウェードなどの裏革の方が「よりカジュアル」という扱いとされています。
逆にドレス的な見方で言うと、
「スウェードより表革の方がドレッシー」
ということなんです。
夏に見えない靴下とスウェードの靴を合わせるのって
やはり最高にカッコいいですから。
よく考えるとスウェード自体は
スニーカー全般、クラークスやビルケンシュトックにも使用されていますから
これまたうなづける話かと思います。
いかがでしたでしょうか。
秋冬なのにナゼ?が
少しでも解消されましたら幸いです。
これは夏物だ!
とか
これは婦人服だ!
とか
既成概念に捉われず
自由にファッションが楽しめるといいですよね。
わたくしめも皆様から
「よ!スウェードみたいにカジュアルなスタッフだね!(良い意味で)」
と言われるよう頑張ります!
それではまたー!