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前回の桜橋の撮影が終わりまして、おおよそ、15時前。
Majiで腹減る15時前。
3時起床の4時出発ですから、energyを適正にflowしたい時間帯です。
毎年、埼玉の桜撮影の遅めのランチは、行く所が決まっております。

こちらは、埼玉県熊谷市 にございます、うなぎ川菊さんのうな重ですね。
鴻巣市の桜橋から、車で、20分ほどにございます熊谷の川菊さんは、明治時代の1900年創業の銘店ですね。
毎年、桜の季節に伺い、いけすは、桜で彩られております。
通し営業なので、撮影で押しがちなわたくしには、とてもありがたいですね。
いけすには、天然どじょうが勢いよく泳いでます。
どじょう唐揚げをオーダーしました。
塩の塩梅が絶妙でしたね。
鰻のきも焼きもオーダーしました。
鰻を8匹割いて、一人前のきも焼きとなります。
甘みと苦みと香ばしさの分散和音が、静かに響き渡りますね。
今年も、特上にあたる、うな重の菊をオーダーしました。
お新香も抜かりない美味しさです。
お吸い物です。
鰻との相互補完をさせる前提の計算された、さっぱりしたチューニングになっております。
うな重の菊となります。
1900年創業の重厚感が、圧倒的ですね。
左斜め上からの構図です。
江戸焼きならではの、ふっくら感が、素晴らしいです。
右斜め上からの構図です。
手返しのリピートによる絶妙な焼き加減は、とてもダイナミック。
真上からの構図です。
タレは、甘さをほのかにしつつ、キレとコクが感じられ、ふっくら鰻との補完性も絶妙な匙加減になっておりますね。
うな重は、鰻とご飯の二人三脚で、タレはそれらを結ぶ紐と言って良いでしょう。
ズームインしてみます。
川菊さんでは、江戸焼きに、ひと工夫加えて焼き上げているとの事です。
美しく弧を描いた流麗な曲線美は、職人のなせる技とでも言いましょうか。
俯瞰した構図です。
焼き一生という言葉がありますが、丁寧且つ正確且つ繊細な職人技とでも言いましょうか。
美味しいものは、美味しいと当然感じるわけですが、川菊さんの鰻は、いつも凄いと感じる次第ですね。
足利の金箱さんはコク、熊谷の川菊さんはキレ、どちらも凄いと思える鰻屋さんですね。
川菊さんには、毎年、満開の桜の季節に伺っておりますが、また、来年も伺いたいですね。
熊谷方面にお越しの際は、とてもおすすめのお店ですので、是非お立ち寄りくださいませ。
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