emoとpunk、カルチャーと歩く3足。

白井 文菜 2025.07.10

〜Vans・Converse・Dr.Martensと、ストリートと音楽と〜



こんにちは!

今回は私が大好きな3ブランド、Vans・Converse・Dr.Martensのシューズを、2000年代を中心とした音楽・スケート・ストリートカルチャーの視点から紹介します。

シンプルなローテクスニーカーたちは、時代やトレンドを超えて今でも多くの人の“スタイルの軸”として存在しています。

■ あの頃、スタイルとカルチャーはリンクしていた

2000年代は、punkやemoといった音楽ジャンルとファッションが直結していた時代。

スケートパークやライブハウスで見かけるスタイルには、「自分のスタンスを表現するための靴」がありました。当時のシューズ選びは、今以上に「自分はどこにいるのか」「何が好きか」を表現するもので、汚れたままのスニーカーや、履き込んだブーツも、そのまま”かっこよさ”だったように思います。

3ブランド × カルチャー的背景と履き方

◼️ Vans


AUTHENTIC / OLD SKOOL / SLIP-ON

Vansはスケートシーンの象徴的な存在。ボードに乗るときのグリップや耐久性に優れているだけでなく、どこか“抜け感”のあるシルエットとカラー展開は、自由でDIYな精神とリンクしています。

AUTHENTIC:最もクラシック。シンプルなローカットがスタイルを選ばず、スケートにもデイリーにも馴染む1足。

•  OLD SKOOL:サイドのジャズストライプが象徴的で、定番でありながら主張もある。

• SLIP-ON:チェッカー柄がアイコニック。どこか“遊び”を感じさせるデザインが多く、脱力感のあるスタイルに最適。

オーセンティック
カラー:BLACK
サイズ:26〜28.5cm
価格:¥7,150(税込)
商品番号:92-31-0203-106

OLD SKOOL
カラー:BLACK
サイズ:22.5〜25cm
価格:¥8,800(税込)
商品番号:93-31-0183-106
※メンズサイズ有り。

スリッポン
カラー:BLACK
サイズ:25.5~28.5cm
価格:¥7,150(税込)
商品番号:92-31-0136-483

チェッカー スリッポン
カラー:CHECKERBOARD
サイズ:22.5~25cm
価格:¥7,150(税込)
商品番号:93-31-0280-483
※チェッカーメンズサイズ有り。



→ 今ならカットオフのハーフパンツやゆるいTシャツに合わせてあえて“力を抜いた”感じで履くのが、2000年punk/skateカルチャーへのリスペクトにも。

◼️ Converse


ALL STAR

Converseは、カルチャーのど真ん中で静かに存在感を放ってきた1足。ジャンルを超えて、emoやpunkのシーンでも広く愛されてきたスニーカーです。

•  ALL STAR: どんな服にも馴染みながら、「履き方に個性が出る靴」、あえて汚れたままでも、履き口がくたびれていても、それが味になる。

ALL STAR AGED AC OX
カラー:インクブラック
サイズ:25.5~28㎝
価格:¥9,900(税込)
商品番号:92-31-0466-479

ALL STAR AGED OX
カラー:MATTE JADE
サイズ:26~28cm
価格:¥9,900(税込)
商品番号:92-31-0448-479


→ 今ならピタめのTシャツにデニム、クタッとした感じで、“ちょっと背伸びしてた10代の気持ち”を思い出すような王道のemo/punkスタイルで履きたい。

◼️ Dr. Martens


3 EYE SHOE(3ホール)

Dr. Martensは、もともとワークブーツとして生まれ、そのタフさや無骨さがpunkやemoといった音楽カルチャーの中で愛されてきたブランド。

・3 EYE SHOE(3ホール)punk・UKカルチャーとの結びつきが色濃い1足。その分厚いソールと硬めのレザーは、“簡単にはなじまない強さ”を持っていて、だからこそ、履き込むほどに自分のスタイルが宿っていく。

CORE 1461 3EYE SHOE
カラー:BLACK SMOOTH
サイズ:26~29cm
価格:¥25,300(税込)
商品番号:92-32-0077-008

CORE 1461 MONO 3EYE SHOE
カラー:BLACK SMOOTH
サイズ:26~29cm
価格:¥25,300(税込)
商品番号:92-32-0076-008


→ 
今なら、ミリタリーアイテムやジャケット、強めの配色のコーデに合わせて、“服も気持ちもブレたくない日”に選びたい靴です。

ストライプのハーフパンツとだとUKロック感も。

🎤 靴からはじまるカルチャーの記憶

この3ブランドの靴は、ただ「定番」として残っているのではなく、punkやemoといったカルチャーそのものとして、履かれ続けている靴だと思っています。ジャンルも、ジェンダーも、スタイルも越えて“好き”という気持ちのまま履ける靴たち。

ぜひ一度、足元から自分のカルチャーを思い出してみてください。