名品を、いま着る

2026.01.15

皆さま

新年明けましておめでとうございます。

本年も<Pilgrim Surf+Supply>をどうぞ宜しくお願い致します。


名品って、完成されすぎているがゆえに、手を入れるのが難しい。


特にスモックのような、用途も背景もはっきりしている服ならなおさらです。


今回のRN SMOCKは、そんな触れてはいけない領域に、真正面から踏み込んだ一着。


<Engineered Garments>に型から依頼した、<Pilgrim Surf+Supply>別注モデルです。



ベースになっているのは、ビンテージ市場で年々存在感を増している、誰もが一度は憧れるあのスモック。

ただ、ここで終わらせないのが今回の肝です。


そこに<Engineered Garments>らしい過剰なほどのポケットワークを重ねられています。


まず目を引くのは、フロント下部に配された大ぶりなボトムポケット。



見た目の安心感もさることながら、横から手を入れられるハンドウォーマー仕様。



寒い日につい手が伸びる、あの動作までちゃんと想定されています。


プルオーバー特有の着脱の煩わしさには、右脇にジッパーを配置。



これが意外と効いていて、レイヤードの幅も一気に広がる。


機能のためのディテールが、結果的にスタイルを作るという好例です。


個人的にグッときたのは、オリジナルでは象徴的だった電線ケーブルホルダー。


4スナップのフラップを、今回はリアルなポケットへと昇華。

雰囲気を残しつつ、しっかり使える。

こういう判断が、別注の説得力になっているように思います。



さらに、首元のパッチポケット、左胸の大きなマップポケット。



背面にはスクエアポケットとダイアゴナルポケットまで追加。



フィッシングロッド、トライポッド、ワインボトルまで入るという話ですが、



正直そこまでいかなくても、入れたいものを想像させる余白が楽しいような気がしてます。


サイズ感は、あくまでタウンユース寄り。


オーバーすぎず、でもちゃんと空気を含む。


素材にはコットンポリエステルのウェザーを採用しているので、梅春から軽快に着られて、気負わず洗えるのも嬉しいポイントです!


このスモック、アウトドアにも街にも、という言い方では少し足りない気がします。


どちらにも行けるというより、どこに行くかを決めていない人のための服。


今日は何を入れようか、どこまで歩こうか的な…


そんなことを考えさせてくれる時点で、もう名品のアップデートは成功している様に思います。


ここから追記(気持ちの一段)


服って、便利だから着る時期と、


理由はないけど手が伸びる時期があって。


このRN SMOCKは、たぶん後者です。

気づくとクローゼットの手前にあって、

今日はこれでいいか、じゃなくて、

今日はこれがいいか、と思わせる。

ポケットの多さも、ディテールの密度も、

その気持ちを後押ししてくれるだけ。


物撮りでじっくり眺めてほしい一着です。


細部を追うほど、作り手の迷いのなさが伝わってきます。


そして気づけば、今日も着ている洋服になると思います!


長く着れるオススメのアイテムです。

是非お試しください!


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