キュビズム

田畑 貴史 2022.04.08

こんばんは田畑です。

4月8日は、スペインで生まれ、フランスで活動し、『キュビズム』という新しい表現方法を創造した20世紀最大の画家の命日ですね。

『キュビズム』とは、複数の視点から対象を把握し一枚の画面に構成する技法で、従来の西洋絵画で活用されていた伝統的な遠近法を覆す革新的な表現でした。

美術学校の教師である父親から、ドローイングや素描などの英才教育を受け、幼少期から本格的な絵画を描かされた反動から、晩年子供が描くような自由な作風に変わったと言われています。

それを踏まえて初期の作品から順を追って観ていくと、また違った視点から楽しめます。

彼が残した数々の作品の他に、生前バスクシャツを格好良く着ている姿や、ハンチングなどの帽子を素敵にかぶっている本人の写真も数多く残されております。

そこで本日は、お気に入りの帽子をご紹介します。


BEAMS PLUS Casket
価格:¥7,150(税込)
商品番号:38-41-0067-863

キャスケットはハンチングの一種で、主にフランスでかぶられていた帽子です。

2枚、4枚、6枚、8枚で構成された丸みのあるトップに、前ひさし(ツバ)が付いたものを指します。 


アメリカでは、新聞売りがかぶっていた事から、ニュースボーイ·キャップと呼ばれています。

1910年代から1920年代にかけて、労働者や下級層の間で流行しましたが、対局である貴族らにもかぶられたハンチングと外見的に大きな違いがなく、『キャスケット=労働者の帽子』とは言いきれません。

トップはリネン100%で、前ひさし部分のみスウェード素材を使用。


同色なので、さり気なく素材でコントラストがついて洒落てます。

因みに私は、ホワイトとオリーブの2色を購入しました。

ブラックとベージュも気になる所です…

フレンチワークやアメカジなど、全く違うスタイリングにも合わせられますよ!

貴方はどんな視点からスタイリングしますか?

「庶民的にかぶるか?貴族的にかぶるか?は、貴方次第です!!」

下の紹介アイテムよりご検討下さい。

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