狂熱のレプリカ

田畑 貴史 2022.04.27

こんばんは、田畑です。

4月27日は、ジャーマンロックの黎明期からハードロックバンドとして活動し、その後アメリカ進出にも成功した、世界的に有名なロックバンドが、1978年の全公演ソールド·アウトとなった初のジャパン·ツアーの最終日ですね。

その後、4月24日と27日の中野サンプラザでの2ステージを録音した初の爆発ライヴアルバムが、同年8月に発売されました。

1976年4thアルバムの、スキャンダラスな写真を用いたオリジナルアートワークが問題視され、現行盤のアートワークに差し替えられた話は有名ですよね。

メンバーの写真に差し替えられたそのジャケットが残念な仕上がりで…レコードではないのですが、オリジナルアートワークのCDを所有し愛聴しています。

そこで本日は、ドイツ生まれのスニーカーをご紹介します。


GERMAN TRAINER / ジャーマントレーナー
価格:¥20,900(税込)
商品番号:23-31-0247-218

〈GERMAN TRAINER(ジャーマントレーナー)〉は、1970年代〜1994年にドイツ軍で実際に採用されていたトレーニングシューズで、過去には『adidas』や『PUMA』が支給していたと言われています。

ファッションアイテムとして表舞台に立つきっかけとなったのは、マルジェラが1990年代にコレクションで使用した事によるのは周知の事実ですね。


マルジェラとジャーマントレーナーの出会いは、パリ展覧会で、1942年創業の日本のシューズメーカー『タナカユニバーサル』が復刻·出品していたのを見て気に入ったのがはじまりだそうです。


マルジェラが『タナカユニバーサル』に発注をしようとしたそうですが、「自由に作っていいですよ」との返答に感銘を受け、自身のブランドから販売するジャーマントレーナーを『レプリカ』と呼ぶ事で、『タナカユニバーサル』へのリスペクトを表しているそうです…素敵な話ですね。

とはいえ、現在流通しているのは全てレプリカなのですが…

しかし、その中で元ネタに一番近いレプリカが、実は『タナカユニバーサル』製です!

その理由は、ジャーマントレーナーを製造していた工場から、木型、素材、機械を引き継ぎ、使われていたナイフなどを使用し、当時と同じ仕様·製法で生産ているという狂おしい程の情熱なのです!

ビームスでも『タナカユニバーサル』製を仕入れていたのですが、諸事情により仕入れ先を変更する為、残念ながら今ある在庫がラストストックです…


ソリッドでスマートなシルエットに、シボ革のカウレザー×スウェードのトゥガードという王道コンビネーション。


グリップ性、クッション性、耐久性に優れたBWガムソールは、雪道でも履いて頂けます。


差し替えられたジャケットの、一人のメンバーのポーズ!

正直ダサいです…

因みに、私が履いているのは、以前展開していたブラウンと…

ネイビーと…


ホワイトです。

何れも履き込んでいるので、かなり味が出てます。

この他にスネークスキンを合わせて4足所有するほど、大のお気に入りです。

軍モノらしい実用性重視のシンプルでソリッドなデザインは、幅広いスタイルにマッチしますよ!

一般兵にはホワイトが配給されましたが、階級の高い上官はブラックを履いていたそうです。

狂熱のレプリカを手に入れるラストチャンス!貴方はどちらの色をチョイスしますか?

「クリーンでベーシックなホワイトにするか?シックでエリートなブラックにするか?は、貴方次第です!!」

下の紹介アイテムよりご検討下さい。

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