シマの航海日記 エピソード7【伝統と不完全な美しさ】

島下 洸星 2026.07.18

皆様こんにちは!

シマです。


最近、本当に暑いですね。


お店でも「涼しく着られるシャツありませんか?」という声をいただくことが増えてきました。


そんな夏だからこそ、ただ涼しいだけじゃなく、背景まで楽しめる一着を選びたくなるもの。


ということで!


今回も航海日記のお時間です。


毎回洋服を深掘りしていますが、今回の目的地は少し遠く、インド。


何百年もの歴史を持つインドの伝統技法「ブロックプリント」と、BEAMS PLUSが得意とするヴィンテージのエッセンスが融合した、“物語”が詰まった一枚をご紹介します。





Open Collar Block Print ①
カラー:BLUE
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-01-0271-139

Open Collar Block Print ②
カラー:BLACK
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-01-0272-139


Open Collar Block Print ③
カラー:BLACK、RED
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-01-0273-139



Open Collar Block Print ④
カラー:BROWN、BLACK
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-01-0274-139


皆様は「ブロックプリント」をご存知でしょうか。

ブロックプリントとは、インドに古くから伝わる伝統的な染色技法。


柄を彫った木版(ブロック)に染料を付け、一色ずつ職人の手で布へ押し重ねることで、美しい模様を作り上げています。


機械で均一にプリントする現代の技術とは異なり、手作業だからこそ生まれる版のわずかなズレや、色の濃淡。



※同じアイテムのサイズ違いを並べました。

かなり色味が違う。。



※こちらも同じアイテムのサイズ違いを並べましたが、白い部分の面積が全然違う上、左の方が紫感が強い気がします。


印鑑をイメージして頂くと分かりやすいかもしれません。押す時の力加減などで見え方が変わると思います。


一見すると「ムラ」に見えるその表情こそが、この技法ならではの魅力です。


つまり、一枚としてまったく同じものは存在しません。


さらに使用している染料は草木染め。


天然染料ならではの柔らかな発色に加え、着用と洗濯を繰り返すことで少しずつ色合いが変化していきます。


デニムやレザーを育てるように、このシャツも時間とともに自分だけの表情へと育っていく。

そんな経年変化も楽しめる一着です。


デザインのベースとなっているのは、1950年代のストアブランドのヴィンテージシャツ。


ボックスシルエットに、両胸のフラップ付きパッチポケット、動きやすさを考えたサイドタックなど。

※フラップ付きは①と②のみ。



※こちらがOpen Collar Block Print ②になります。フラップ付きは武骨な印象があります。



※こちらがOpen Collar Block Print ④になります。フラップなしはスッキリとした軽快な印象。


ヴィンテージの雰囲気をしっかり残しながら、現代らしいリラックス感のあるサイズバランスに仕上げられています。




一枚で着ても良し、羽織りとしても活躍してくれる万能なシルエットです。


そして、ビームス天王寺では全6色展開。


幾何学柄や草花柄など、それぞれ異なる表情を持ち、色柄によって印象も大きく変わります。


今回僕が選んだのは、このパープルベースOpen Collar Block Print ④。




落ち着いた色味の中にもヴィンテージのような存在感があり、デニムやチノ、ミリタリーパンツとの相性も抜群。


柄物が苦手な方でも挑戦しやすいカラーリングだと思います。


洋服って、ついデザインやブランド名に目が行きがちですが、その背景にある“技法”や“文化”を知ると、もっと面白く感じられます。


職人が一つひとつ木版を押して生まれるわずかな個体差。


それは欠点ではなく、その一枚だけが持つ個性。


大量生産では表現できない、人の手ならではの温もりが、このシャツには詰まっています。


今年の夏は、そんな”手仕事”を感じられる一着を選んでみてはいかがでしょうか。


今回はこの辺で!

皆様も熱中症にはお気をつけください!


それでは、また次回の航海日記で。



※ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。