私は書道/カリグラフィーを軸に、カルチャーそのものを立ち上げる「causa」というプロジェクトを個人として行なっている。「causa」はアパレルを展開しているが、それは単なる商品提供ではなく、人と表現が交わることで初めて生まれる現象を設計することを目的としている。3月7日には、この考えを基にポップアップイベントを企画した。
当日の様子はこちら→Video

Flyer designed by Yuto
書道やカリグラフィー、LIVE、DJ、バー、写真展が一つの空間で重なり合い、異なるカルチャーが交差する一夜限りの場を構築した。DJはYuto、KAN、potatomanが担当し、LIVEにはDagu Nichol、after sns、熙が登場。
<after sns>
<熙>
<Dagu Nichol>
<KAN>
ドリンクはaqoppyyy、写真展にはKotsu、aqoppyyy、Yutoが参加。文字と音、静と動が同居し、それぞれ独立した表現が同じ空間を共有することで偶発的な現象を生み出す。日常から離れた場で、観る/聴く/飲むという行為の境目は曖昧になり、来場者自身がその場の一部となる感覚を体験できる構造にした。また、新作アパレルの展示・販売も同時に行い、表現とプロダクトを並行して提示する試みを実施した。

DRINK by aqoppyyy

causa photo by Kotsu
当日は、DJプレイの途中でけん玉がはじまるなど予定調和を超えた動きが次々と生まれ、LIVEでは会場全体が引き込まれ、一体感に包まれた。初対面同士の来場者、ライブハウス関係者、音楽プロデューサーも同じ熱量を共有し、偶発的な現象が現実として立ち上がる瞬間をつくり出した。
<potatoman>
会場に展示した書道に関しては、技法や構造は伝統を踏襲する。一方で文脈は固定せず、ブラックレターやヒップホップなど異なるカルチャーと接続することで、書道が本来持つ力を現代に機能させる。近年は伝統を蔑ろにした書道作品も増えているが、私たちは見た目だけではなく、カルチャーや中身のある作品をつくることを重視している。伝統を守りながら現代カルチャーに接続し続ける——それが「causa」の書道表現である。

Photo by aqoppyyy
今後は、より小規模でも密度の高いコミュニティをつくり、カルチャーに興味のある人たちが同じ空間で交わることで、新しい現象が自然に生まれる状態を目指す。自分自身もその中に入り、書道や音楽、写真などの表現を通して、単なる展示ではなく現代カルチャーに新しい現象を立ち上げていく。
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