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果たして終わるのかと思っておりましたが、本日やっと、今年の桜の現像が終わりまして、ほっとしておりますね。
なかなか、今年も良い桜が撮影出来たと思っております。
今年の桜撮影は、例年の50ヶ所以上の撮影から、30ヶ所ちょっとのロケーションに絞りましたが、、、
例年は100枚程度の現像枚数ですが、今年は300枚以上の現像になってしまい、いつも以上に現像に時間が掛かってしまいました。
現像は、2018年の無印iPadとPhotoshopで現像しているわけですが、ヘヴィな処理能力を必要とするRAW現像は、そろそろ2018年のiPadでは、時間が掛かり過ぎるのを実感しましたね。
現像や動画編集以外の使用用途なら、何ら問題はない5年目の無印iPadですが、、、
M2チップ搭載のiPad Proをそろそろ導入するかと検討している所ですが、今年はiPhone 11 Pro Maxも4年目を迎え、そろそろどちらも機種変更をするタイミングとなっているようです。
前置きが長くなりましたが、ラストスパートの福島の桜2DAYSをご紹介させて頂きます。

こちらは、福島県田村郡三春町にございます三春滝桜ですね。
午前2時起床の4時出発となりました。
完全防水のペリカンのカメラバッグは、最高のバディですね。
三春町に10時には無事到着しまして、初めての三春滝桜をパチリしました。
満開ですね。
観覧の方々も、感嘆しながら撮影しているのが、印象深かったです。
三春滝桜は、日本三大桜のひとつでございまして、究極のラスボス感で、圧倒的な存在感です。
樹種は、エドヒガン系紅枝垂桜になっております。
初めての三春滝桜なので、構図を探りながら、撮影していきます。
推定樹齢1000年超、樹高12m、根回り11m、幹周り9.5m、枝張り東西22m・南北18mは、とてもパースペクティブ。
昼間は菜の花とのコラボレーションで撮影出来ますね。

どの角度で撮影しても、違った表情ですね。
いやはや、美しいという言葉以外出てこないです。
三春滝桜は、360度観覧出来まして、さらに階段を上り、高台からも見渡せます。
流石のロケーションです。
あいにくの曇り空でしたが、雲の流れを常に、気にかけておりますので、一気に、階段を駆け上り、シャッターチャンスを見逃さないのは、無意識でしょうか。
宇部新川駅の階段を駆け上る、あの監督のあの速さが、脳裏に浮かびつつ。
三春滝桜と青空と雲のシンクロ率はマックスに達し、異次元の境地へといざなっておりますね。
雲の流れがとても速いので、一気に高台から滝桜の真下まで瞬間テレポートし、Nikon Z7のチルト式液晶モニターを駆使し、オン・ザ・グラウンドで這いつくばって撮影しました。
ここは、マイナス宇宙の仮想世界なのかと思うほど、異空間にいるような美しさですね。
日中の三春滝桜も撮れ高は高く、とても満足しながらも、Majiで腹減るお昼前となりましたので、ランチタイムとなりました。
こちらは、三春滝桜から車で5分ほどの所にございます、里の茶屋ですね。
こちらは、もちセットのとうふもちとあんこもちですね。
こちらは、もちセットのセットメニューですね。
けんちん汁、しみもち、三春揚げ、自家製とうふ、小鉢2種、漬物、一口デザートの構成になります。
こちらは、わたくしがオーダーしたわっぱ飯セットですね。
わっぱ飯以外は、もちセットと共通になっております。
福島は、どこで食べてもとても美味しい印象ですが、こちらの里の茶屋さんの郷土料理も大変美味しく頂きました。
藁葺き屋根の古民家もとても趣深く、ランチにとてもおすすめのお店ですね。
こちらは、里の茶屋さんから車で5分ほどの福島県田村郡三春町にございます夫婦桜ですね。
樹齢350年で、樹種は紅枝垂桜になっております。
日枝神社正面の両脇にある一対の紅枝垂桜です。
樹齢350年の一対の迫力とでも言いましょうか。
The Division Bellが、こころのなかで、響いております。
こちらは、夫婦桜から車で10分ほどの福島県田村郡三春町にございます弘法桜ですね。
樹齢400年で、樹種はエドヒガン桜になっております。
小高い丘の上の2本のエドヒガン桜で、空と同化しているような美しさですね。
こちらは、弘法桜から車で10分ほどの福島県郡山市中田町にございます上石の不動桜ですね。
樹齢350年で、樹種はエドヒガン桜になっております。
こちらの桜は、不動明王を祀る不動堂の境内にございまして、滝桜の子孫と考えられているそうです。
まさに、不動の佇まいです。
幕末頃、このお堂が寺子屋として使われ、その名残が天井などの落書きに見られます。
こちらは、上石の不動桜から車で10分ほどの福島県郡山市中田町にございます過足の桜ですね。
Googleマップでバーチャルロケハンをしている時に見つけまして、撮影場所に入れた所です。
桜と土壁の小屋が、とても風情があり、趣深いです。
こちらは、過足の桜から車で10分ほどの福島県郡山市中田町にございます延命地蔵尊・紅枝垂地蔵桜ですね。
樹齢400年で、樹種は紅枝垂桜になっております。
三春滝桜の娘とも言われているそうです。
その枝ぶりは母親似ですが、滝桜に比べて妖艶なピンクの花をつけた枝を、翼を広げた鳥のような形に広げておりますね。
木の下に地蔵堂があり、昔から赤ん坊の短命、夭折の難を逃れるためにこの地蔵に願をかけていたと伝わります。
延命地蔵尊・紅枝垂地蔵桜から車で5分ほどで、最初の三春滝桜に戻りました。
三春滝桜を起点にして、反時計回りで、樹齢300年超えの神々しい桜たちを撮影いたしました。
三春滝桜に戻って、17時半くらいになり、ライトアップまでのブレークタイムとでも言いましょうか。
滝桜を無人で撮影出来る時間帯なのですね。
夕暮れ前の滝桜です。
空がドラマティックで、より神々しい雰囲気です。
跪き、お祈りをするポジションで、最高の構図を無人で頂きました。
樹齢1000年の息吹が、無言で語りかけてくるかのようです。
福島方面にお越しの際は、とてもおすすめのロケーションですので、是非お立ち寄りくださいませ。
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