突然ですがFAT LAVAってご存知ですか?
この度ビーミング ライフストア by ビームス たまプラーザ テラス店にて、このファットラバを御紹介するイベントを開催します!!
ご存知の方には朗報です!
そしてご存知で無い方には本当にお勧めしたい素敵なものなので、是非このブログにお付き合い下さい。
ファットラバとは主にドイツのビンテージ花器です。
ビンテージのフラワーベースは様々ありますが、ファットラバは1950年代から70年代後半頃まで主にドイツで作られたものの中の一つのカテゴリーです。
この辺りの陶器はgerman art potteryと呼ばれているのですが、更にその中にファットラバと呼ばれているものがあります。

こちらはファットラバの中でも代表的なメーカー【シューリッヒ】のものです。
色々な定義があるようですが、ここではその年代に作られた花器の事をファットラバとして書き綴ります。
元々私がファットラバの魅力にハマり自分の生活に取り入れていたのですが、是非皆様にこの素敵なファットラバを紹介したいと思い、この度念願かなって当店だけのイベントとして開催する事になりました!
インテリアが好きな方、花瓶が好きな方、ビンテージが好きな方、きっと気に入って頂けると思います。
しかし私が強く思うのは元々この辺りに興味があまり無い方にも、ファットラバの歴史背景を知り、実物を見て頂けたらきっと興味を持って頂けると思います。
現に私は自宅のインテリアや花器には元々あまり興味が有りませんでした。
しかしふとした切っ掛けからファットラバを一つ部屋に取り入れる事でその辺りの価値観がガラっと変わり、今ではファットラバのある生活って素敵だなとつくづく思っています。
何故ファットラバが魅力的なのか?
次はここを紹介したいと思います。
①【個性的な見た目】
先ずはこれに尽きる思います。
これまで私の中で花器に対するイメージは、スタイリッシュで華奢なものでした。
しかしファットラバは様々なパターンがあり、ブクブクと溶岩が溢れる様な力強いものからちょっと毒々しくて不気味なもの、カラフルでPOPなものまでものすごくバリエーションが多いのです。
初めてファットラバを見た時は、「なんて独特でカッコいいんだ!」と直感で好きになりました。
②【バリエーションが多く一期一会の出会い。】
ファットラバは初期こそ手作業で作られた物がありますが、年代が深まるとベースとなる形は工業製品として生産され、そこに手作業での装飾が施されます。
工業製品として安定した生産体制を確保しつつ、装飾に関しては手作業での温もりをプラスしています。
個人的に工業製品にクラフトマンシップが上手く融合されている事も魅力の一つだと思います。
こういった背景があるので、同じ形でも柄のバリエーションが非常に多く、逆に同じ柄で様々な形が存在するのです。
コレクターの方はお気に入りの形や装飾に絞って集めている方もいらっしゃいます。
現に私も好きな形があって色違いで揃えたら、何となく色のテイストが近いものを集めたりしています。
こちらは私の私物で今回の販売はありませんが、色の違う物は数点あります。
また手作業での装飾、釉薬の流れ方で模様が変わるので、全く同じ物というのは無く正に一期一会の出会いです。
③【大切に扱われていた物を自分が次のオーナーとして受け継いで生活に取り入れていく事。】
ファットラバは現存するメーカーがいくつかありますが、当時の作風のものは残念ながらほぼ現行では作られていません。
という事は新しく数が増える事は期待出来ないので、ビンテージのバトンを受け継いでいくことになるのです。
お気に入りのものって手に入れた時の高揚感はもちろんですが、それが段々と日常になっていきますよね。
でも、ふとした時に「やっぱりこのファットラバ可愛いな」とか「あの記念日に買ったんだっけな」と思い返し、お気に入りのファットラバと一緒に暮らしていくって素敵な事だと思います。
現に私もファットラバが好きでいくつか所有していますが、一つ一つに思い出があります。
きっと誰かも同じように思いを込めて大切にしてきたこの花器が、何かの縁で遠い国から自分の手元にやってくる。
なんだかロマンが詰まってませんか?
以上、少し長くなりましたがファットラバの事を紹介させて頂きました。
こんな素敵なファットラバを約100点ほどご用意して11/3〜11/13の期間限定でご紹介します!
なかなかこのボリュームを実際に手に取って見て頂ける機会は少ないと思います。
実際私も探し回っていますが、都内近郊でまとまった数を見れる事は少なく本当に苦労しました。
興味がある方にも、まだご存知でない方にも是非お越し頂きたいと思います。
次回は取り扱い商品を実際に紹介したいと思います。
このイベントは当店だけのものになります。
是非店舗や私個人をフォローして頂き、チェックお願いします。
神矢