2022.08.09
今年は、故Lou Reedの生誕80周年を記念してアーカイヴ・シリーズが始動するそうですね。昨年も鬼才トッド・ヘインズ監督が手掛けたThe Velvet Underground(以下、VU)初のドキュメンタリーが公開されるなど、また再評価が進んでいるように思います。VUが残した功績は、当時でさえ先進的で評価が難しかったようですが、現代においても理解できている音楽ファンはそこまで多くはないように感じます。私もその一人として、当時の空気感や芸術運動は国も世代もかけ離れていて真の理解には及びません。しかし、VUのプロデューサーを務めたAndy Warholにおけるポップアートの側面や現代音楽に精通するJohn Caleの実験性、Lou Reedのソングライティング/詩の美学などからは、その時代を想わせ、その後のパンクやニューウェイヴ、グラムロックへの派生、そして、プログレ、インダストリアル、オルタナ、シューゲイザー、ガレージに至るまで様々な音楽要素への影響を窺い知ることができます。当店には、そんな多面性溢れる彼らのサウンドが堪能できる初期の作品や貴重なライヴ音源の取り扱いがあるので、この機会に聴いてみるとまた新たな発見が得られるかもしれませんね。