あらゆる「本物」を探し、自らが奮い立つ瞬間、場所、人を求め国内外を縦横無尽に駆け巡る写真家、グレート・ザ・歌舞伎町。
「祝祭」の撮影をライフワークにするグレート・ザ・歌舞伎町にとって、音楽家、舞踊家、舞踏家、役者、芸人……古典から現代に至るまで、舞台のライブ撮影は、時として祭のそれと同じ意味を持つ。
『Tits』は、「おっぱいで世界平和」をモットーに、2021年6月デビューから11年を迎えた踊り子 、鈴香音色を3年にわたり撮影したドキュメンタリー写真集 。2018年正月、今はなき「DX歌舞伎町ミュージック劇場」の新春公演中に行われた稀有な演目【nyotai:nk】(鈴香のストリップとグラフィティライター5名によるコラボレーション)をきっかけに彼女に出会い、そのオリジナリティに魅了されたグレート・ザ・歌舞伎町が、各地のストリップ劇場内外で撮りおろした。
昭和の全盛期、全国に300軒以上あったストリップ劇場は、現在18軒と風前の灯火だ。本書では、北は「ライブ・シアター栗橋」(埼玉県久喜市)から、「新宿ニューアート」、「DX歌舞伎町ミュージック」(東京都新宿区)、「川崎ロック座」(神奈川県川崎市)、南は九州唯一の劇場である「A級小倉劇場」(福岡県北九州市)まで、5軒の劇場を取り上げ、巻末に鈴香音色のインタビューも収録。
失われゆく“大らかで愉快な日本人の精神”と“粋な大人の遊び場”を活写した貴重な記録であり、大いなる女性賛歌でもある。
https://greatthekabukicho.com/Instagram:@greatthekabukicho【スタッフレビュー】
スタッフ:Hsdポイント: あらゆる「本物」を探し国内外で活躍する『グレート・ザ・歌舞伎町』氏が踊り子『鈴香音色』氏をストリップ劇場内外で撮影した本作。鈴香氏の美しさや躍動感溢れる踊りは勿論、最後のインタビューページが必見で、ストリップという文化にどんどん興味が湧いてきます。
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Great The Kabukicho
写真家。東京生まれ。主に雑誌や広告、ライブ撮影で活動。これまでに、『抱くことば』ダライ・ラマ14世との共著(イースト・プレス)、『どうぞ【DOUZO】』、『若松孝二(TOKYO CULTUART by BEAMS)、『Great The Kabukicho』(Doumori Publishing)、『OUTSTANDING』(STUSSY)、『RED EYE BLACK CAT(BlackEyePatch)、『どうよ【DOUYO】』などの作品集がある。
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商品番号:58-78-7425-375