2004-2005年の短い期間にニューヨークの語学学校へ通っていました。この本の写真を撮ってくれたAkikoさんとはクラスメイトでした。2022年にはAkikoさんとコラボレーションという形で、『ニューヨークのダンボール』をテーマに撮影をしてもらい、このことをきっかけにニューヨークやアメリカでの経験を重ね合わせたエッセイ本にしたら面白いのではと思うようになり、今回の展覧会にあわせてまとめていきました。
おそらく世界初ニューヨークダンボールの写真集です。個人的には色々とドラマを感じることができます。(儀間朝龍)

2024年、「ビームス ジャパン（新宿）」 5階〈B GALLERY（Bギャラリー）〉にて行われた展覧会『SOME POP2』では、“流通”と“消費”をコンセプトに、沖縄で消費されている輸入品や自らが影響を受けてきた映画やファッション、音楽などのアメリカンカルチャーをモチーフにした“POP COLLAGE”シリーズの展示に加え、インスタグラムで公開してきた“POP COLLAGE 3D”シリーズや、NY在住のフォトグラファー・Akiko氏とのダンボールプロジェクトの写真集など、POPというキーワードを元にダンボールを通して発表。

■儀間朝龍（ぎま ともたつ）
1976 年生まれ 沖縄県出身。名古屋芸術大学美術学部卒。沖縄を拠点にダンボールを素材にした制作を行う。生活に関わる出来事をコンセプト作品にし、見る人の視野の広がりを生み出す試みをしている。県内外での個展、グループ展、企業とのコラボレーション多数。廃ダンボールステーショナリーブランド rubodan代表。

■Akiko Higuchi
NYのブルックリンを拠点に活動するフォトグラファー。クイーンズにあるラガーディア・コミュニティカレッジで写真の勉強を始め、卒業後は数々の世界的なフォトグラファーのインターンを経験後、フリーとして独立。様々なクライアントの雑誌、ブランド、広告の撮影などを経て、現在もニューヨークで活躍中。

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