Great The Kabukicho is back!!!グレート・ザ・歌舞伎町による写真展「どうも」を「ビームス ジャパン(新宿)」5F〈B GALLERY〉にて開催
2023.07.21

Great The Kabukicho is back!!!
Great The Kabukicho is back!!!
あらゆる「本物」を探し、自らが奮い立つ瞬間、場所、人を求め神出鬼没に各地を駆け巡る写真家、〈グレート・ザ・歌舞伎町〉による写真展「どうも」を「ビームス ジャパン(新宿)」5F〈B GALLERY〉にて、7月27日(木)から8月13日(日)まで開催します。
鮮烈なポートレートからコロナ禍の東京、各地の祭りまで…… “いつもの歌舞伎節”は健在ながら、新たな切り口が光る新作写真集『どうも』の出版を記念した展覧会です。
飯田団紅氏(切腹ピストルズ)が手がけた迫力の題字が目を惹く写真集から、選りすぐりの作品を展示・販売するほか、盟友・植地毅デザインの「ザ・グレート・カブキTシャツ」などもお披露目します。
震災直後にベルリンで発表された「どうぞ」(2011年)、安岡力也、立川談志をはじめとした力強いポートレート集として話題を呼んだ「どうよ」(2019年)に続く、令和5年・夏の元気なご挨拶「どうも」。〈B GALLERY〉では8年ぶりとなるグレート・ザ・歌舞伎町の展覧会を、ぜひ心ゆくまでお楽しみください。






グレート・ザ・歌舞伎町写真集「どうも」
“ 東洋の神秘 ” と謳われた名プロレスラー「ザ・グレート・カブキ」と、東洋イチの 繁華街として名高い「歌舞伎町」をドッキングした名を冠する写真家、グレート・ ザ・歌舞伎町。
(ちなみに、ザ・グレート・カブキ本人からその名を拝借することは了承済み)
ザ・グレート・カブキのポートレートから始まる新作は、コロナ禍から東京オリン ピック2020、都知事選や国政選挙、故・安倍晋三元首相の国葬まで。令和という 時代に刻まれる忘れがたき事象が連なる一方で、北島三郎が大衆を熱狂させた コマ劇場跡地に建設されたゴジラビル、東急歌舞伎町タワー、ブロックパーティー、 トー横キッズ、ハイジアのプールなど。路上と中空の視点から切り取られた歌舞伎町 という街の変貌と今が、先に記した“日本の忘れ形見”にクロッシングする。
そして、絶対的に変わらないこと。継続して追いかける人物や伝統芸能、ハレの 景色と祭の断片が句読点のように時代と街を繋ぎとめていく。
「写真家はつねに時代を面白く見て、時代と共生していくものだと思っています」 (『美術手帖』No.1098 グレート・ザ・歌舞伎町インタビューより)
どうも——。軽やかに時代と交わるグレート・ザ・歌舞伎町。ドキュメンタリーと ひと言では括れない、連なる写真の面白さ。あわよくば、あなたなりの面白がり方 も本作を通して見つけてもらえたら幸いです。
Price:¥6,600(inc.tax)
A4判 ・ハードカバー上製本・128ページ
2023年7月27日発行・初版500部
題字=飯田団紅 (切腹ピストルズ)
装丁/デザイン=鵜飼悠太(Document Marker)
編集=仲田舞衣
発行=DOUMORI PUBLISHING
前略
どうも、DOUMORI PUBLISHINGの山口源造と申します。
自費出版というロマンとジレンマの狭間で迷い、弊レーベルの活動を控えておりました。しかしながら、やるなら今しかねえ。やるなら今しかねえ。なぜだか西新宿の 親父の言葉に背中を押された気がして、やるなら自分しかいねえなと。自分がやら なきゃ誰がやるんだ。そんな内なる脅迫観念に忠実でありたく、伊藤大輔写真集 『RIO,FAVELA』以来、7年ぶりに写真集を発売させて頂きます。
振り返れば2015年。B5判・ハードカバー・432ページの鈍器『グレート・ザ・歌舞伎町 写真集』の刊行が弊レーベルの始まりでした。皇居前広場から福島第一原発、バーニ ングマン、闘犬、刺青、暴走族、デモ、ダライ・ラマ、リー・ペリー、キューバ、北朝鮮 ……。グレート・ザ・歌舞伎町が遭遇し、奮い立ち、にじり寄り、交じり合った記録の 集積。通称“黒本”と呼ばれる同作は、氏が平成日本と世界を真っすぐに面白がった 写真行為のひと区切りになったはずだと自負しております。
時は流れて2023年。令和5年。グレート・ザ・歌舞伎町は今日も路上にいて、やっぱ り写真を撮っている。このブレない在り様に私はいつも打ちのめされると同時に、 強迫観念=自分がやらなきゃ誰がやるんだ。いちパブリッシャーとして、黒本に続く 新しい鈍器を製造し、共にぶん回したいと願うに至りました。
前置きが長くなってしまい恐縮です。平成から令和に元号が移ろい、コロナ禍を経て、 国も、街も、人も、否応なしに何らかの変化と向き合わざるを得ない昨今。変わること で生じる歪みや軋み。沸騰して泡のように消えて、忘れ去られてしまう時代の凹凸を、 グレート・ザ・歌舞伎町は写真で面白がり続けている。黒本に連なる真っ赤な一冊。 どうかまた、ぶん殴られてください。
草々

THE GREAT KABUKI T
Color:WHITE,BLACK,RED,GREEN
Size:M,L,XL
Price:¥6,600(inc.tax)
THE GREAT KABUKI T
Color:WHITE,BLACK,RED,GREEN
Size:M,L,XL
Price:¥6,600(inc.tax)
- 開催期間
- 2023年7月27日(木)〜 8月13日(日)
- 開催店舗
- ビームス ジャパン(新宿)5F 「B GALLERY」
オープニングパーティー
オープニングパーティー
- 開催日時
- 2023年7月27日(木)18:00~20:00
- 開催店舗
- ビームス ジャパン(新宿)5F 『 B GALLERY』
オープニングパーティに関して
・オープニングパーティーはどなたでも無料でご入場いただけます。
・混雑状況により、入場規制を行う場合がございます。ご理解とご協力をお願いいたします。
・会場フロア以外へのアルコール飲料の持ち込みはご遠慮ください。
・お手荷物はお客様ご自身で管理して頂きますようお願い致します。会場内外での紛失、盗難、破損があった場合でも当社は責任を負いかねます。
・会場内外において近隣のご迷惑になる行為はお控えください。
・イベント実施中、スタッフの指示及び注意事項に従っていただけない場合は、ご入場をお断りする場合があります。またご退場をいただくこともあります。
・イベント時のお客様間のトラブルに関しては、当社はその一切の責任を負いかねます。
・不測の事態により、 予告なくイベントを中止する場合や、タイムスケジュール及び内容を一部変更する場合がございます。
本注意事項は、予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。(2023.07.21)
グレート・ザ・歌舞伎町(Great The Kabukicho)
www.greatthekabukicho.com
https://www.instagram.com/greatthekabukicho/
写真家。東京生まれ。雑誌、広告を中心に活動。主な写真展に、「LHASA IN EXILE ~ CELEBRATION OF 70th BIRTH ANNIVERSARY OF H.H.THE 14th DALAI LAMA」(SPACE FORCE、2005)、「X-COLOR/ グラフィティin Japan ~ Making the X-COLOR」(水戸芸術館、2005)、「若松孝二」(B GALLERY、2013)、「グレート・ザ・歌舞伎町 写真展」(TOKYO CULTUART by BEAMS、B GALLERY、2015年)。主な作品集に、『抱くことば』(ダライ・ラマ 14 世との共著、イースト・プレス)、『Great The Kabukicho』(Doumori Publishing)、『Tits』(Document Marker)がある。