現在、結成10周年を記念した国内ツアーを行っている日野浩志郎(YPY)率いるバンド Goat。彼らの初リリースとなるアナログ盤は、1st『New Games』と2nd『Rhythm & Sound』のベスト・パフォーマンスを再編成しています。DJ NOBUさんと日野さんのTOKIONでの対談では、DJ NOBUさんが"忍耐の先にある快楽がGoatの良さ"と述べていて思わず納得。タイトでミニマルな演奏ながら、アッパーで開放的なムードへと繋ぐ「std」などは、まさに繰り返しの我慢を経て放たれるのであろう人間力全開のエネルギーが体感できます。このトランシーな感覚は、今は無きContactで去年の夏に行われたJeff MillsのDJを見た感覚とも似ていて、改めてテクノの魅力について考えさせられました。ぜひ、アナログ盤でgoatの"忍耐の先にある快楽"を味わってみてください!