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服好きが選ぶべき包丁

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光木 拓也 (Begin Producer)
日々使うモノは
長~く“藍“せるに限る

光木 拓也

(Begin Producer)

投手であればスライダー、身体にキレにtalkのキレ……

原稿だってそう、今回の文章はキレ味いいかしら??

キレ味ってのは何事にも必要不可欠。

というわけで、毎日使うモノで‟キレ味“を必要とするモノといえば、包丁。

ビームスの#顔切りのカリスマこと、前田氏の#前田食堂には及びませんが、

ミツキも食いしん坊の料理好き♪

ベースとなるニンニクを細かく刻んで~♪

鶏モモ肉は火を入れても食べ応えのある大きさに~♪

魚の捌きは週末練習中~♪

という具合に、日々包丁を使い料理をしています。

毎週末には研石でスリスリ~♪
オールデンのお手入れをするように、愛用品へのルーティーンを
結構心の底から楽しんでいます♪

デニムの児島、スウェットの和歌山、メガネの鯖江に織物の一宮……

ファッションではそれぞれの名産地が数あれど、

この包丁は金物が地場産業である兵庫県、三木市産。

料理で面倒な食材を切るという作業を楽しくするキレ味です。

 

でね、そんなキレ味はもちろん、ヤミツキなのが柄の部分。

四国の伝統的な‟本藍”にて染められている、名産地の共演なのだ。

 

もうお分かりですね、使い込むうちにデニムよろしく、

イイ感じに育ってくる。自分色を包丁で楽しめちゃうワケ。

包丁=消耗品って思う方、手に藍が移染するじゃーんと思う方、

以上、そんな価値観をお持ちの方には向いていませんね。

 

毎日使うモノだからこそ、愛着を持って長~く愛したい。

これまで名産地のモノは数多くあれど、

ようやく服好き視点のキッチン用品が見つかったな~とニヤリ。

 

台所のミツキのヤミツキ。アメリカ製のまな板に名産地共演の包丁。

日々の暮らしの面倒な作業を楽しみに変えてくれる。これぞモノのチカラ。

( PROFILE )

座右の銘は
“中坊マインド”
光木 拓也
(Begin Producer)

Begin編集部でファッションを担当し、2017年10代目編集長に就任。これまで、さまざまなジャンル、海外、国内の生産現場を取材し、本当にいいモノは何かを追求している。座右の銘は“中坊マインド”。いつまでも中2のときのようなワクワク感を求め、ヤンチャに各地を飛び回りいいモノ発掘中。2021年10月よりプロデューサーとして、ブランドとのコラボや新事業開発を担う。

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