Masao Mimoto

定番2プリーツのショーツ ヴァージョン、ベージュカラー。今回はこのワイドシルエットを男らしい骨のある感じにしたかったので、ベルトとシューズを変えました。ベルトは今シーズンのイニッシュマンの物です。昔ながらの北欧の漁師達は着用しているニットをパンツインしてその上から帯で巻き止めていた事からインスパイアされたアイテム。個人的にイカット柄のインディア マドラスのバンドカラー シャツととても良い相性だと思っています。シューズはパンツのシルエットに負けないようにモカシンを選びました。着込んで洗い込まれたシャツと履きこんで鈍い輝きのシューズとワイドシルエットのショーツで、ワークアイテムを使わない骨のあるスタイルになったと思います。

定番の2プリーツ チノのショーツ ヴァージョン。プリーツが入る事によってウエストと周りのゆとりが生まれ、広く設定された裾口は通気性を確保してくれます。クラシックな型紙のパンツでありながら、これからの暑い夏においてとても機能的なアイテムです。ブロック プリントが施されたインディアマドラス ファブリックと、こちらもまたクラシックな型紙を用いた運動量たっぷりのバンドカラーシャツはリラックスした雰囲気と通気性・速乾性を兼ね合わせている優れもの。シューズやベルトでアイービーリーガー的なニュアンスでベーシックに。ちなみに、今シーズンもビームス プラスはインディアマドラスのアイテムとバンドカラー シャツを豊富に取り揃えてございます。是非、店頭・オンラインショップにてご覧くださいませ。

ヴィンテージ ジーンズと見間違えるほどのリアルな色落ち加工が素晴らしい別注ウエアハウス デニム。60年代の某ジーンズメーカーの細いシルエットの品番をベースに、レングスを29インチに設定。私の様にウエスト36インチでこの様なジャストレングスをヴィンテージ デニムで探す事はかなり困難・・・。とても嬉しい別注です！！今日はペイズリーの総柄刺繍のエンジニアド ガーメンツのキャンプカラーシャツ(柄)に加工デニム(柄？！)のパターン オン パターン的な組み合わせ。ジャスト レングスの丈と素足履きのレザー シューズが軽快に見せてくれていると思います。

モスコットのアイコンとも言える“レムトッシュ”にレザーとコットンメッシュのコンビベルト、そしてオールデンの“ペニーローファー”はIVYスタイルを意識してのもの。バンドカラーはクラシカルにたっぷりと運動量を確保した型紙を採用しています。パンツはアメリカ軍の1944年採用のフィールドトラウザースで本来はオーバーパンツとして使用するものですが、どちら共これでも体型に合わせてジャストサイズの物を着用しています。IVYスタイルとは逆のシルエットですが、これもビームスプラスらしい楽しみ方だと思っています。

ケネスフィールドのポロシャツとグルカ サンダルを着用しています。カラムカラリ プリントをイメージさせるジャケットにグルカ サンダルでコロニアル的要素が感じられるように意識しています。ケネスフィールドのトランクショウは4/3(月)まで開催です。ポロシャツとサンダル共にご用意ございます。

デニムにクリースを入れて履いていたアンディー ウォーホル。今から80年以上前には冬物衣料にホワイト バックスを合わせる提案をしていたEsquire誌。それぞれに影響を受けつつも、ベーシックなアイテムをシンプルに。

アメリカはSouthwick社のベーシック モデル「ダグラス」にビームス プラスが日本人の体型を考えて着丈を短くリクエストしたネイビー ブレザーを着用しています。アメリカ製のブレザーを着用する時は極力遊ばずにオーセンティックな雰囲気が出るように意識しています。ニット ベストはJamieson'sでネイビー ベース、ネクタイはウールのネイビー ソリッドとやはり遊びを控えアメリカン トラディショナルを強く意識しています。

新年を迎えての仕事始めは決まってネイビー ブレザーを着用します。サックス カラーのボタンダウン シャツにネイビー×ブルーのレジメンタル ストライプのネクタイの合わせが、実はよくあるようであまり見かけない感じです。ネクタイがシルクでは無く、ウールでユニフォーム感が抑えられている事もお気に入りです。

パーソナル オーダーのスーツにオールデン。ビームス プラスが提案している現代版アメリカントラディショナル スタイルです。浅いグレーカラーのフランネルにサックス ブルーのオックスフォード ボタンダウン シャツの組合せが気に入っています。