大畑慶高
2022.07.15
〝つりしのぶ〟を求めて新小岩へ。〝つりしのぶ〟とは、竹などに苔を巻きつけ、シノブと呼ばれるシダ植物の根をエナメル線を用いて固定させ観賞用にしたもの。軒先に吊るして涼を呼ぶつりしのぶは、江戸時代から庶民に親しまれた夏の風物詩。そんな〝つりしのぶ〟だが職人の数が年々減っており現在では、新小岩に一軒を残すのみと言われている。目的地までは、新小岩駅から徒歩20分。風情ある街並みを闊歩する、その後ろ姿は生粋の江戸っ子。と、思い歩く。
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