〈MEN〉靴好きのスタッフが選ぶドレスシューズ6選

〈MEN〉靴好きのスタッフが選ぶドレスシューズ6選

今回は、国内外から幅広いアイテムをセレクトするInternational Gallery BEAMSの中でも欠かせない3つのシューズブランド〈ALDEN〉、〈F.LLI.GIACOMETTI〉、〈Paraboot〉をフィーチャー。熟練された職人が手掛ける完成度の高い製品に靴好きのスタッフ、お客様から常に注目を浴び続けます。1足購入すれば、モデル違いも揃えたくなるほど靴の虜に。本コンテンツでは、スタッフ各々が自由なスタイリングで魅せるレコメンドアイテムをご覧いただけます。






F.LLI.GIACOMETTI / FG597 SIDE GORE BOOT

トータルで7足所有しているほど好きなシューズブランド〈F.LLI.GIACOMETTI〉。中庸なモデルの中にもほんの少し遊びがあり、なおかつ仕事が丁寧で顔つきが美しい。
革靴は60足ほど持っていますが、〈F.LLI.GIACOMETTI〉を履くことが多いです。このサイドゴアブーツは一見ベーシックに見えるけれど、内振りがかなり強いオブリークトウモデル。それゆえ、癖のあるアイテムと合わせても負けない強さがあります。
今回はヴィンテージのオーバーオールに合わせてみました。サイドゴアブーツとタートルネックニットは、ともにシンプルかつミニマルなので相性が非常に良いです。


Knit:ANATOMICA
Overall:USED

安武 俊宏
ビームス オウンドメディアマネージャー




Paraboot / CHAMBORD

〈Paraboot〉は、私が10代後半の頃から好きになったブランドのひとつ。フランス軍M47パンツに『CHAMBORD』が地元北海道の先輩から影響を受けた定番スタイルでした。靴全体を印象付けるリスレザーはミリタリーパンツから5ポケットパンツまで、ベーシックなアイテムとのコーディネートはもちろん、ハイファッションにもハマる守備範囲の広さが魅力です。今日は最近のヘビロテアイテム〈TOO SOON TO KNOW〉の軽やかなペールグリーンのシャーリングトラウザーとコーディネート。
'70s~'80sスタイルの〈Emilio Pucci〉ガンクラブチェックのジャケットを合わせてカントリー感を取り入れつつ、クリーンに見えるような素材感でバランスを意識しました。
足元のカラー、NOIR(黒)が全体を引き締めてくれています。


Jacket:70s~80s Emilio Pucci
Shirts:ts(s)
Pants:TOO SOON TO KNOW(*LINK)
Pouch:木村多栄子×下倉洋之 Ague(*LINK)

渡辺 翼
fennica バイヤー




ALDEN / CORDVAN V TIP SHOES

〈ALDEN〉は学生の頃からの憧れのブランドでBEAMS入社後、すぐ買い求めたのがこのVチップ。モディファイドラスト特有のフィッティング、美しいアッパーの仕様や艶のあるコードバンがこのモデルの魅力。頻繁に着用するため、こまめに手入れをしながら愛用しています。
アメリカブランドでありながらどこかフレンチムード。さまざまなコーディネートに馴染む汎用性の高さも◎。前開きのシャツにワイドジーンズとなるとサンダルでもいいかな?と思いますが、Vチップならではのエレガントな雰囲気を演出してみました。


Shirts:NICENESS
TANKTOP:MILLER(*LINK)
Pants:BEAMS

吉田 源
ビームス グローバル本部




F.LLI.GIACOMETTI / FG461 MONKSTRAP SHOES

このブランドにハマったきっかけは、〈F.LLI.GIACOMETTI〉の代名詞的アイテムとも言えるグルカサンダル。初めての購入以来、同ブランドのアイテムは現在計5足所有。主にサンダルを好んで履いていましたが、シューズはこのモンクストラップモデルが初めて。一目惚れだったんだと思います。ローファーの木型からなる端正なデザインが、普段は紐のない靴を履くことが多い自分にしっくり。いぶし銀な最高級グリーンスエード『SUPER BUCK』が映えるカラーコディネートを意識しました。


Tops:WALES BONNER
Pants:VIGANO

樋口 翔太
International Gallery BEAMS Eコマース




F.LLI.GIACOMETTI / FG562 COIN LOAFERS

〈F.LLI.GIACOMETTI〉は自身にとっても欠かせないブランド。既成靴でありながらもエレガントかつ力強いルックス、ビスポークシューズを連想させるようなデザイン、そしてそれらを表現できる職人達の存在が最大の魅力です。
今回はローファーモデルを選びました。セミスクエアのトウシェイプからバックスタイルまで美しいフォルムが目を惹きます。コンパクトなジャケットとボリュームがあるパンツのセットアップ、ちょっと一癖ある〈TOO SOON TO KNOW〉のスーツも見事に足元で受け止めてくれたと思います。


Suits:TOO SOON TO KNOW(*LINK)

村松 俊哉
ビームス銀座




ALDEN / CORDVAN PLAIN TOE SHOES

アメカジへの強烈な目覚めがあったBEAMS入社後間もない20代前半の時期に、〈ALDEN〉のコードバンタッセルローファーを購入したのを今でも鮮明に覚えています。
洋服屋というのは色々な型を揃えたくなる悲しい生き物。その後、あれよあれよと靴箱を埋めていきました。私だけでなくBEAMSにとっても欠かせない大切なブランドのひとつです。
そんな私のコレクションの中から今回は〈ALDEN〉を象徴するような定番モデル『990』をチョイス。汎用性が高く、困ったら履いてしまう、履いたらバッチリ決まってしまう頼れる一足です。白のバンドカラーシャツにプリーツチノでシンプルに。足元は『990』で二枚目なコーディネートに仕上げました。


Shirts:COMOLI
Pants:WALES BONNER

稲田 真也
ビームス六本木ヒルズ