2022.03.30
個人的にDean Bluntの『Black Metal 2』が今更ながらじわじわときています。カルト的人気を誇る2014年の『Black Metal』の続編であり、“北欧のブラックメタル(音楽ジャンル)とは関係がない”というのが前作からの決まり文句(?)ですが、今作はアルバムとしての完成度の高さや不思議な纏まりがより感じられる仕上がりとなっています。その貢献として、スモーキーかつ叙情的なDean Bluntのバリトンヴォイスに絡む、Joanne Robertsonの甘美なコーラスや全編で鳴るギターのリフがとても効果的に使われていることが大きいように思います。加えて、彼ならではのサンプリングや音使いの妙が相乗効果となっているので、聴けば聴くほどに味わい深い、心地いい中毒性が生まれていることも素晴らしい! ということで、是非フィジカルで手に入れてじっくりと聴き込んでみて下さい。ちなみに、お気づきの方も多いかと思いますが、ジャケットはDr.Dreの2nd『2001』のオマージュ。この辺りも抜かりなく憎いですね。