こんばんは、田畑です。
5月22日は、フランスのロマン主義を代表する詩人·作家で、7月王政時代からフランス第二共和政時代の政治家であった彼の命日です。
彼の代表作といえば、1862年に発表し、映画化やミュージカルも上演されたあの名作ですね。
貧しい職人である主人公が、飢えに泣く妹の子供達を救おうとパンを盗んだ為に投獄され、社会に対する深い憎悪を抱いて出所するのですが、数日後ある司教から兄弟のように遇されて良心が目覚め…
その後、通常の生活を送る為の、19年間の闘争を描いた作品です。
これは、一人の徒刑囚が偉大なる聖人として生涯を終えるまでの物語であり、その根底に流れているのは、永遠に変わる事のない真実の「愛」であると…感じざるを得ません!
そこで本日は、フランスを代表するブランドをご紹介します。

LACOSTE / L1212AL ポロシャツ
価格:¥15,400(税込)
商品番号:21-02-0118-462

〈LACOSTE(ラコステ)〉は、1933年フランスで創業したスポーツカジュアルブランドで、定番アイテムのポロシャツは、全世界で今尚愛され続けています。
1927年にフランスの有名テニスプレーヤー"ルネ·ラコステ"が英国を訪れた際に見つけたのが、汗をよく吸うニット生地でした。
それまでテニス競技では、ドレスシャツのような布帛生地でプレーするのが一般的であった為、汗を吸った生地が肌にまとわり付き、競技に集中出来ない環境でした。

その英国で見つけた生地を元に、フランス中部の都市トロワで、当時のフランスで最大のニット製造工場を営む友人の"アンドレ·ジリエ"と共同で1933年に開発したのが、全てのポロシャツの原型であるモデル『L1212』です。

特徴は、当時としては袖丈が短く、半袖先のリブ編みは、汗止めやフィット性を高め、生地は軽くしなやかで風通しも良い、吸汗速乾性に優れた鹿の子編みでした。
今日のポロシャツの定番ディテールの全てが、オリジナルである『L1212』には備わっており、デザインや機能性は現在でも色褪せずに(洗濯を重ねると徐々に色褪せますが…)その存在感を放っています。
また、ポロシャツといえば左胸にワッペンが付けられているのも常ですが、それについても元祖であり、喰らいついたら離さない粘り強いプレーが信条のルネのニックネームが由来となっています。
この名作誕生当時、テニスは上流階級が休暇に楽しむスポーツとしての名残が今よりもあった為、どこか上品さを感じざるを得ません!

生地は、最高級コットンの一つである、スーピマコットンという超長綿を使用。
繊維が長いのが特徴で、長ければ長い程細い糸に出来る為、肌触りが非常に良いです。
鹿の子編みは、文字通り子鹿の皮のような模様の編み立てで、編み目を表裏で交差させる事で通気性と伸縮性に優れています。
単一の高級糸のみで編み立てた鹿の子は、贅沢な光沢と耐久性を保ち、美しい発色と快適な着心地を実現しています。
ボタンは天然の貝ボタンを使用し、ボディカラーに合わせて、白い高瀬貝と…

黒蝶貝を使い分けています。
縫製にも拘っており、袖付けには二重のステッチとテープによる補強が施され…
襟と襟ぐり部分は、ステッチに加え筒状のテープを配し耐久性と肌触りの向上を図っています。
通称"仏ラコ"と呼ばれる、ヴィンテージのフランス製をお探しの方も多いかと思いますが…品質では日本製の現行品が勝っていますよ!
春夏シーズンの装いを彩る、長年愛用したい定番アイテム…貴方ならどう着こなしますか?
「真実の愛を描いた作品を読む(観る)か?今尚愛され続けているポロシャツを着るか?は、貴方次第です!!」
下の紹介アイテムよりご検討下さい。