こんばんは田畑です。
6月9日はロックの日という事で…"フラメンコ·ロック"のお話をします。
フラメンコは、スペイン南部アンダルシア地方に伝わるヒターノ(所謂ジプシー)由来の歌(カンテ)、舞踏、ギター伴奏による芸能で、20世紀初頭にスペイン中のカフェ·カンタンテと呼ばれる飲食店に於いて全盛期を迎えます。
フラメンコもロック同様1960年代以降、各分野で技術革新を担う新たな人材が次々と台頭します。
ギターの分野では、ジャズやクラッシック·ギターの要素が取り入れられ、ギター奏法やフラメンコの音楽性に革命的な変化がもたらされます。
フラメンコにジャズやブルース、ロックなどを融合させ、ドラムやベース、キーボードなどが導入されます。
その先進的な音は、"Nuovo Flamenco"(新しいフラメンコ)と呼ばれました。
その"Nuovo Flamenco"に大きな影響を受け、後にスペインを代表するロックバンドとなる彼等が1975年にリリースしたデビュー·アルバムは、"フラメンコ·ロック"の一大センセーションを巻き起こす事となります。
幽幻な哀愁のコーラスとメロトロンをバックに、フラメンコ·ギターの爪弾き、そしてパルマ(手拍子)、サイケデリック·ロック、プログレッシブ·ロックとスペイン伝統のフラメンコを融合させた彼等こそが、スペインの音楽界に革命を起こしたと同時に民主化の象徴であったのだと…感じざるを得ません!
抑圧から開放された彼等の、ロックに賭けた情熱がストレートに伝わってきますよ。
そこで本日は、スペイン生まれのアイテムを再びご紹介します。

Le minor × BEAMS F / 別注 ボートネック ショートスリーブ カットソー
価格:¥13,200(税込)
商品番号:21-04-0180-159

以前ブログでご紹介した、SHORT SLEEVE BORDERのSOLIDです。
詳しくは、ブログを遡ってご覧下さい。
バスクシャツは元々、スペイン·バスク地方の漁師や船乗りが着用していた作業着が由来なので、海風対策の為に厚手のコットン生地を使用しており、レイヤードがしづらく、ボートネックの襟空きが狭い為首元も窮屈で、お好みはあると思いますが、あまり着心地が良くはないと…感じざるを得ません!

こちらのバスクシャツは、高番手の糸をハイゲージで編み上げ、しっかりと目の詰まった程良い厚さの為非常に快適です。

しかも、襟空きを1cm下げ…
袖付けを下方向に振る事により、窮屈感も軽減されています。

着やすさを考慮した気の利いた別注に、無地も欲しくなってしまい…今年のトレンドカラーである絶妙なグリーンに打ちのめされ、つい買い足してしまいました…
因みに、身長160cmの私でサイズ2を着ています。
定番色以外のカラーは、買い逃すと中々出会えませんよ!
貴方はどのカラーがお好みですか?
「ロック·アンダルーサのサウンドを聴くか?バスク生まれのカットソーを着るか?は、貴方次第です!!」
下の紹介アイテムよりご検討下さい。