
こんにちはオンライン編集部です。夏の終わりが近づき、気になるのは秋冬のファッション。中心になるのは90〜00年代のエッセンスです。スタッフにスタイリングからは、リラックスしたムードと力強いエネルギーが表現される、ワイドパンツ、ボックスシルエット、スポーティーなアイテムなどをそれぞれのスタッフらしくアレンジしている様子が伺えました。是非参考にして、秋冬シーズンの準備を始めてみてください。
主役はワイドパンツ
まずは90sアイテムの代表といえば、リラックスしたムードを持つワイドパンツです。スタッフのスタイリングから、旬のワイドパンツをシャツや柄トップスと合わせ、今の気分で着こなすためのヒントをご紹介します。
OKDビームス アウトレット 多摩南大沢
Lazzyビームス 横浜東口
吉田 洸輝ビームス 池袋
松林 透吾ビーミング ライフストア by ビームス ららぽーと柏の葉店
菊田 悠ビームス 池袋
ひかるビームス 横浜東口
島内ビーミング ライフストア by ビームス ラゾーナ川崎プラザ店
小原 亜樹ビームス 姫路
アカマツ ユウマビーミング ライフストア by ビームス ららぽーとEXPOCITY店
Souma Tsubakinoピルグリム サーフ+サプライ 京都
平間 正樹ビームス ハウス 梅田
Masaakiビーミング ライフストア by ビームス アーバンドック ららぽーと豊洲店
稗田 涼平ビームス 博多
和田 健二郎BEAMS
TomoyaBEAMS
ドメビームス 二子玉川
菊田 悠ビームス 池袋
KASSA-LAビームス 恵比寿
いぬどうビームス ららぽーとEXPOCITY
伊藤優心ビームス ニューズ
野口 健太朗ビームス 札幌
吉田 照矢ビームス 武蔵小杉
季節とコーディネートに相応しい丈とボリュームを選んで
シルエットや素材感にこだわって、自分らしい一本を見つけてください。スタッフが多く着こなしていたのは、かなりゆとりを持たせたボリュームのあるシルエットです。地面に届くほどのフルレングスはもちろん、まだ暑さの残る日には、足元に抜け感を作る半端丈のモデルが活躍します。素材では通年で活躍するデニムやチノクロスが中心。コーデュロイや少し起毛感のある素材などを選ぶことができれば、ぐっと秋らしい表情が加わります。見た目にも着心地にも、これからは季節の移ろいを感じさせてくれる素材を選びたいところですね。色で基本となるのは、ブラック、オリーブ、ベージュといった、どんなトップスとも馴染むベーシックカラー。形にインパクトがあるので良い塩梅です。また、チェック柄のパンツも遊び心抜群です。
ワイドパンツを活かした、シャツやカットソーとの着こなし
晩夏〜初秋にはかけては、夏のTシャツスタイルにチェック柄や無地のシャツを一枚加えるだけで、コーディネートは一気に秋らしい印象に。ゆったりとしたシャツをワイドパンツに合わせることで生まれる、リラックスしたシルエットのバランスが今の気分です。ボーダー柄やグラフィックが施されたカットソーは、シンプルなワイドパンツとの相性が抜群です。ボトムスが落ち着いている分、トップスの柄が効果的なアクセントとして機能します。特に長袖のボーダートップスは、一枚で着るだけで秋の訪れを感じさせてくれます。まだ暑さが残る晩夏には、半端丈のワイドパンツが活躍します。トップスには長袖のシャツや薄手のジャケットを合わせ、足元にはソックスとスニーカーを見せることで、涼しさと秋らしさを両立した絶妙なバランスが生まれます。
レザージャケットが最注目アウター
時代を超える定番アイテムも、着こなし方は少しずつ変化するものですね。今年は、タイトなイメージもいいですがリラックスしたムードで楽しむのも◎。スタッフスタイリングから今年らしい着こなし方が見えてきました。
BAKU(東江 漠)BEAMS
関澤 佑樹ビームス 町田
イチロビームス みなとみらい
りくっしービームス 池袋
佃 広人ビームス 天王寺
平間 正樹ビームス ハウス 梅田
谷口 勇治ビームス 天王寺
SHIONビームス 銀座
山田 拓斗ビームス アウトレット 幕張
岸本 欣也 (きんや)ビームス 名古屋
長く付き合えるから気に入った一着を
長く付き合える一着だからこそ、選び方にはこだわりたいもの。まず注目したいのが素材感です。無骨な重厚で硬質なものも格好いいですが、しなやかな羊革(シープスキン)や、技術の進歩で驚くほど質感が向上したフェイクレザーもおすすめです。体に馴染みやすく、カーディガンのように軽やかに羽織れる一着が、日々のコーディネートの幅を広げてくれます。シルエットは、腰回りがすっきり見える短めの着丈がトレンドです。フライトジャケットやワークジャケットのようなブルゾン型は、どんなボトムスともバランスが取りやすいのが魅力。特に、これから主役になるワイドパンツとの相性は抜群です。色は、もちろん定番のブラックが最も着回しやすいです。一方で、ダークブラウンなどの深みのある色は、ブラックよりも少し柔らかな印象を与え、こなれた雰囲気を演出してくれます。自分のワードローブに馴染む色から選んでも良いと思います。
レザージャケットを活かした、着こなしのアイデア
今年のレザージャケットスタイルを最も新鮮に見せるのが、ボリュームのあるワイドパンツとの組み合わせです。ワイドなデニムやカーゴパンツ、チェック柄のイージーパンツなどを合わせることで、ジャケットの持つカタイ印象が程よく中和され、リラックスした大人のカジュアルスタイルが完成します。ジャケットの下に着るインナーも、全体の印象を左右する大切な要素です。シンプルな白Tシャツやヘンリーネックを合わせればクリーンな印象に、鮮やかな色のTシャツを覗かせれば遊び心が加わります。また、シャツとネクタイを締めれば、意外性のあるドレッシーな装いも楽しめます。きれいめから、遊び心あるスタイルまで合わせるアイテム次第で、レザージャケットは様々な表情を見せてくれます。スラックスと合わせてきれいめにまとめる日もあれば、スウェットパンツと合わせて思いきりカジュアルに着崩す日も。固定観念にとらわれず、自由な発想で向き合ってみてください。
ボックスシルエットが注目のバランス
着丈短め、身幅にゆとり多めの寸胴のシルエット「ボックスシルエット」。ボクシーラインともいいます。このシルエットのシャツやアウターを主役にした着こなし方をご紹介します。
KASSA-LAビームス 恵比寿
BAKU(東江 漠)ビームス ライフ 横浜
りくっしービームス 池袋
吉田 洸輝ビームス 池袋
和田 健二郎
TomoyaBEAMS HARAJUKU LIMITED STORE
Wataru Sugiharaビームス 神戸
SUDOビームス 新宿
Lazzyビームス 横浜東口
齋藤 聖彦ビームス 新潟
ひかるビームス 横浜東口
SUDOビームス 新宿
新作シャツやブルゾン、定番アウトドアシェルも該当
ボックスシルエットの最も大きな特徴は、すっきりとした着丈にあります。この絶妙な丈感が、インナーとの重ね着を楽しみやすくし、ワイドなボトムスと合わせた際にも、軽快でバランスの取れた印象を与えてくれます。遊び心あるチェック柄のシャツ、クリーンな印象のストライプ柄や、着回しやすい無地も良い選択肢。まだ暑さの残る時期には、通気性の良いメッシュ素材のジップシャツなども、羽織りものとして活躍します。定番アウターも、このシルエットに該当するものは多いです。ナイロン素材のシェルジャケットや中綿のキルティングベスト、軽やかなブルゾンなど、着丈がコンパクトで身幅にゆとりのあるモデルを選ぶと、重たい印象にならず、今らしいスタイルが完成します。
ボックスシルエットを活かした、着こなしのアイデア
ボックスシルエットのトップスと最も相性が良いのが、ボリュームのあるワイドパンツです。ワイドパンツの持つシルエットの美しさを際立たせ、メリハリの効いた現代的なバランスになります。きれいめなスラックスから、カジュアルなデニムまで、様々なパンツに挑戦してみてください。トップスの着丈が短めな分、インナーの裾が自然と覗きます。インナーがコーディネートに奥行きとリズム感を与えてくれる大切な要素になるので、あえてインナーの色で遊んでみるのも面白いです。足元には革靴を合わせれば、カジュアルな中にも引き締まった大人な雰囲気に。スニーカーなら、よりリラックスした軽快なスタイルになります。その日の気分に合わせて、全体のムードを足元で調整してみてください。
スポーツミックスで90sらしさを取り入れて
どこか懐かしく新鮮に映る90〜00年代のムードがこの秋の中心。その代表格はトラックジャケットやゲームシャツ、ポロシャツといったスポーティーなアイテムたち。大人のためのスポーツミックススタイルをご紹介します。
KellyBEAMS
安井 拓海ビームス ライフ 横浜
BAKU(東江 漠)ビームス ライフ 横浜
柴田 晃ビームス 福岡
和田 健二郎
新里 京介ビームス 大宮
BAKU(東江 漠)BEAMS
JUNビームス 辻堂
菊田 悠ビームス 池袋
ウメケンビームス 広島
あいるたかおビームス ライフ 横浜
齋藤 聖彦ビームス 新潟
菊田 悠ビームス 池袋
kentoboooyビームス 姫路
懐かしくて新しいレトロなムード、大胆な色を現代的なシルエットで
注目したいのは、袖のラインや胸元のワンポイントロゴなど、90年代の雰囲気をまとったデザインです。トラックジャケットやハーフジップのスウェット、あるいは襟付きのロングスリーブポロシャツなど、少しレトロな表情を持つアイテムが、コーディネートの核となります。ブラックやネイビーといった定番色はもちろん魅力的ですが、この秋はバーガンディやグリーンといった深みのある色、あるいはオレンジやイエローを配したマルチカラーのストライプ柄など、少し大胆な色使いに挑戦するのも面白いです。大切なのは、頑張りすぎないリラックスしたシルエット。タイトなサイズ感ではなく、肩が落ちる、あるいは身幅に少しゆとりのあるサイズを選ぶことで、スポーティーなアイテムがぐっと現代的な表情に変わります。
デニムやカーゴパンツ、きれいめパンツでもスポーツミックスを活かして
トラックジャケットやスポーティーなシャツを簡単に取り入れる方法は、見慣れたカジュアルパンツから。色落ちしたデニムや、ボリュームのあるカーゴパンツなどが、スポーティーなトップスの良い受け皿となり、バランスの取れた着こなしが完成します。次に、きれいめなスラックスやワイドパンツと合わせてみるのもおすすめです。スポーティーなトップスと、上品なボトムス。洗練された大人のスポーツミックススタイルを生み出します。まだ暑さの残る季節の変わり目には、長袖のスポーティーなトップスとショーツの組み合わせが活躍します。秋のムードを先取りしつつ、軽やかさも保てるこのバランスは、今の時期だからこそ楽しめるものです。
ほかにも90s感じるエッセンスを
レトロで懐かしく力強いエネルギーに満ちた90年代のファッション。代表格としてスポーツミックスをご紹介しましたが、デニムのカバーオールや主張のあるグラフィック。グランジもありますね。要は自分らしさを探して楽しめばOKということです。
佐々木 祐太ビームス 横浜東口
アキヤマビームス 横浜東口
若月 一馬ビームス ストリート 梅田
ikrビームス ニューズ
細野ビームス 名古屋
島内ビーミング ライフストア by ビームス ラゾーナ川崎プラザ店
佐々木 祐太ビームス 横浜東口
和田 健二郎
廣田 真也ビームス 銀座
三俣 英樹ビームス 銀座
あいるたかおビームス ライフ 横浜
佐々木 祐太ビームス 横浜東口
デニムのカバーオール、強めロゴやグラフィック、グランジなど
まずはワークウェアがルーツのデニムのカバーオールです。少し着古したような風合いと、肩の力が抜けたオーバーサイズのものが、雰囲気ありますね。また、ざっくりとした編み地のカーディガンも、インナーのTシャツを引き立てる名脇役になります。スタイルに取り入れたいのは、インパクトのあるグラフィックを配したインナーです。音楽やアートを感じさせるプリントTシャツや、大きなロゴが印象的なスウェット、あるいは少し毒気のある柄など、自分の好きなカルチャーを表す一枚が、着こなしに個性を与えてくれます。全体のムードを整えるのは、リラックスしたシルエットのボトムスです。少し色落ちしたワイドなデニムパンツや、カーゴパンツ、70年代の空気も感じさせるフレアシルエットのパンツなども、面白い選択肢です。
90sのエッセンスを活かした、着こなしのアイデア
自由な発想で組み合わせて。計算された無造作感がスタイルの奥行きを深めます。デニムのカバーオールやカーディガンから、主役のグラフィックTシャツを覗かせるスタイルでは、アウターのボタンをいくつか開けて、インナーのプリントをさりげなく見せて、こなれた雰囲気を演出してみてください。ワイドなデニムを合わせれば王道のストリートスタイルに、フレアパンツを選べば少しだけロックな雰囲気が加わります。小物でも自分だけのアクセントを加えてみてください。シンプルなニットキャップやベースボールキャップ、存在感のあるシルバーアクセサリーなどが、スタイルに個性を与えてくれます。時には少し多めにアイテムを重ねるくらいの、自由な感覚も大切にしたいですね。
以上、「2025年秋冬先取り」スタイリングでした。次回もどうぞお楽しみに!