
2025年の秋冬。肌寒くなってくると、つい手に取ってしまう安心感のあるスウェット。楽で心地良い、私たちの毎日に欠かせないアイテムですよね。
でも、一歩間違えると「なんだか部屋着っぽい…?」「着ぶくれして見える…」「幼く思われたくないな…」なんて不安になってしまうことはありませんか?実は、ほんの少しの選び方のコツと着こなしのルールさえ知れば、スウェットは大人の女性の秋冬コーデを格上げしてくれる最強の味方になるんです。
この記事では、BEAMSのスタッフが着こなす最新スタイリングを「大人フェミニン」「きれいめハンサム」「上質リラックス」「ストリート&プレイフル」の4テイスト別にご紹介。さらに後半では、多くの方が抱えるスウェット着こなしの疑問やお悩みを解決するテクニックも徹底解説します。
きっと、あなたにぴったりの一枚と、明日から真似したくなる着こなしが見つかるはず。この秋冬は“大人のスウェット”を楽しみませんか?
1)大人フェミニン
スウェット=カジュアルは卒業。小物使いで魅せる「大人フェミニン」の新ルール
カジュアル代表のスウェットを、ぐっと女性らしく着こなす「大人フェミニン」スタイル。主役は〈BATONER〉ならではの、奥行きあるメランジカラーが美しい一枚です。上質な素材感が、ラフになりすぎない大人の品格をキープ。ロングスカートできれいめな印象を保ちつつ、鍵となるのが小物使い。レオパード柄のシューズや上品なハンドバッグを合わせることで、遊び心と女性らしさをプラスしました。計算された甘さが光る、新しいスウェットの楽しみ方です。
hori|156cm
大人の「優等生コーデ」。襟付きレイヤードで、スウェットを品良く着こなす
永遠の定番、グレースウェット。今年はトラッドな「襟元のレイヤード」で、新しい表情を引き出してみませんか。コンパクトなスウェットの下にシャツを重ね、襟を覗かせるひと手間で、ぐっと知的な印象に。クラシックなムードのチェックスカートも、スウェット合わせなら力が抜け、親しみやすさが生まれます。懐かしい“優等生”スタイルを、現代的なバランスで楽しむ着こなし提案です。
すずき|152cm
2)きれいめハンサム
“ゆるい”だけじゃ、物足りない。足元の「緊張感」で魅せる、大人のスウェット術
丸みのあるブルゾンに、ダメージ加工のスウェットパンツ。一見、究極にリラックスした組み合わせですが、ここに『あえて』きれいめな小物を合わせるのが、今らしいバランスの秘訣です。特に重要なのが、足元の選択。スニーカーではなく、レオパード柄のパンプスで女性らしさをプラス。この意外性のあるギャップが、ラフなスウェットスタイルをぐっと格上げしてくれます。小物使いで全体のムードを操る、大人のためのコーディネートです。
kiyo|158cm
きれいめハンサムの新常識は「ジャケット」を羽織った大人顔スタイル。
カジュアルなスウェットを、きれいめでハンサムな印象に格上げする。その鍵は、ジャケットとのレイヤードにあります。トラッドなジャケットを一枚羽織るだけで、スウェットのリラックス感が程よく引き締まり、ぐっと大人びた表情に。ボトムスにはスラックス見えのワイドデニムを合わせ、全体の品格を高めました。足元はスニーカーで抜け感をプラスすれば、決めすぎない大人のジャケットスタイルが完成します
YUKI|157cm
3)上質リラックス
計算された大人の「ゆるコーデ」。ヴィンテージ風スウェットで魅せる、上質リラックス
リラックスしたい休日も、どこか品良くまとめたい。そんな大人のわがままを叶えるスウェットスタイル。主役は、ヴィンテージライクな風合いが魅力のオーバースウェット。ラフになりすぎない秘訣は、ボトムス選び。トラッドなチェック柄のワイドパンツを合わせることで、柄がアクセントになり、着こなしを引き締めます。全体をモノトーンで統一すれば、ゆるさの中にも洗練された空気が漂うリラクシーなコーデが完成!
YUKI|157cm
全身スウェットコーデの成功法則。シャープな合わせで、ぐっと垢抜ける
部屋着に見えがちな、スウェットのセットアップ風コーデもバランス次第で「上質リラックス」なスタイルに昇華できます。主役はグラフィックが目を引くスウェットと、実は同素材のデザインスカート。この“ゆるさ”に対し、ヘアスタイルをタイトにまとめたり、足元に艶のあるローファーを選んだり。どこかに「緊張感」をプラスするのが、野暮ったく見せない秘訣!計算されたバランスで楽しむ、大人の休日スタイルです。
アカリ|163cm
4)ストリート&プレイフル
絶妙なバランスのレイヤードを楽しむ。自由なストリートスタイル
自由な発想でレイヤードを楽しむのが「ストリート&プレイフルスタイル」の醍醐味。鮮やかなタイダイカラーが目を引くビッグスウェットに裾からフリルスカートを覗かせ、さらにその下にフレアパンツを重ねる、という大胆なレイヤードが唯一無二の個性を生み出します。メンズライクなスウェットに、とことん甘いアイテムをぶつける。常識にとらわれない、ファッションの楽しさが詰まったスタイルです。
haru|152cm
オーバースウェット×バイカーショーツの最旬バランス
シルエットのメリハリで遊ぶ着こなしは、裏返したようなパイル地が特徴のデザインスウェットがポイントです。この“ゆるっと”したトップスに対し、ボトムスはタイトなバイカーショーツで“ぴたっと”引き締めて。このバランスこそが、プレイフルなムードの鍵。耳当て付きニット帽やハイソックスなど、小物使いにもこだわって、遊び心たっぷりに。
Kasumi Inohara|153cm
迷わない!お悩み別「スウェット着こなし」解決Q&A
スウェットを着る時の具体的なお悩みに解決策の具体例や着こなしポイントとして、スタイリングも活用しながら解説します。
Q1. どうしても“着ぶくれ”して太って見えちゃう・・
A. 答えは「Iライン」と「程よい肌見せ」にあり!コーディネート全体で縦のラインを強調したり、程よく肌を見せるだけでスッキリ着こなせます!
Q2. なんだか“部屋着っぽく”なっちゃう…
A. 「きれいめ小物」を1点投入するだけで解決!小物を変えるだけで一気にお出かけ仕様に。ツヤのあるアクセが部屋着感を払拭するカギです。
Q3. “子供っぽく”なってしまうのが気になる…
A. 色数を抑えた「ワントーンコーデ」なら、即・大人顔に!全体の色味を揃えるだけで、ロゴアイテムも落ち着いた印象に。小物まで色を合わせるとさらに上級者見えします。
スウェットは合わせるアイテムや小物使い、そして少しの着こなしの工夫で、自在に表情を変える汎用性の高いトップスなのです。
大切なのは、「好き」「着こなしてみたい」という気持ち!この秋冬も、もっと自由に、もっと自分らしくファッションを楽しめる季節になりますように。
もし新しい一枚をお探しなら、ぜひお近くのBEAMSで、あなただけの特別なスウェットを見つけるお手伝いをさせてくださいね。
ご紹介したアイテムは、オンラインストアでも詳しくご覧いただけます。
また、店頭では実際にご試着も可能です。似合わせや着こなしなど気になることがあれば、ぜひお気軽にスタッフまでお声がけください。





























