Little HEARTBEAT / CHARA (綿引美和・光子)

2019.12.11

こんにちは!

寒い冬は心があったまるものを恋しくなりますね。最近はホットラムチャイを夜の楽しみに過ごしています。


何年も前から持っていて、何回も読んでいるのに、心にスッと入った本ってありませんか?わたしは最近、エーリッヒ・フロムの「愛するということ」という本にやられてしまいました。


私が好きな一文。

「愛とは愛する人の成長と幸福を積極的に求めることである」

愛についての答えが沢山書いています。

愛する技術を上げていきたいものですね。



さてさて。今回、私が紹介したい本はこちら。

Little HEARTBEAT / 綿引美和・光子


音楽家のCHARAさんと、絵本作家で妹の光子さんが共著で書かれたこちらの絵本。2018年の冬に展覧会を行い、沢山の方にお越し頂いたのでご存知かもしれませんが、本当に名作の書籍です。



絵本のストーリーは、世界のどこかに暮らしている女の子が何かを探しに冒険に行く物語。


読んだ後はほっこりと。

懐かしい気持ちと、まだ自分が知らない感情に出会えてないかもしれない、と思いました。心の底にある感情をゆっくりと思い出すような感覚。男の方でも女の方でも小さな子供でも、どんな人にもある感情で、この感覚は人の共通の感情ではないかなぁと。

(こういう話を冬の間に色んな方と話し合いたいですね。ホットラムチャイやホットワインなど飲みながら!)


CHARAさんがストーリーを考えて、声に出して作ったという言葉は、話すように読むことが出来ます。小さなお子さまに読み聞かせてもきっと読んでる方も楽しく読めちゃうだろうと。


版画を専攻していた光子さんの絵は、独特な線と色彩が美しく、ページをめくる毎に魅入って引き込まれるような絵。個人的には、美しい星々のページが絵と言葉、どちらもグッときて好きなページです。とは言ってもどのページでも描かれている星、花、人、すべて美しいのですが。


大切に読みたい、この本を読んだ時に思った心の気持ちを忘れずにいたいと思うこちらの絵本。

恋人、ご夫婦、親子、友人、大切な人、自分用に、いかがでしょうか?




もうすぐクリスマス。

一度、愛についてや、心の底にあるあたたかいものを思い出してみてもいいかもしれませんね。本のいいところは普段考えない部分を思い出してくれるところかと。そのお手伝いが少しでも出来たら私は嬉しいです。



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