こんにちは!
春は出会いと別れの季節ですね。
小学生の頃のクラス替えのドキドキ感、一生味わえないかと思うと寂しいですね。
さて。
また2月に入荷した書籍のご紹介です!
フォトグラファーであり、映像ディレクターである高木康行さんの写真集「植木」をご紹介いたします。
「植木」というタイトルの通り、日本のどこかでみたことあるであろう植木の写真が並んでいます。
私はこの写真集を見た時にいつかこの本が、個人の記憶、そして日本の記録となる写真集ではないかと思ってしまいました。
なぜならば、写真を捲る度に懐かしいと思ってしまったから。
学校の帰り道、紫キャベツみたいな植物が植えられていたお家を思い出したり、
びっくりするほど家にツタが伸びた家を怖がって歩いたり、
学校から家に帰る道の中でたくさんの植物と触れ合いながら帰っていたのだと思い出してしまいました。
そしてあの時あった植物たちはこうやって今もいるのだろうかと。
「植木」の写真集にある植物たちは、玄関や裏路地に置かれているものです。
その風景自体がとても懐かしく思ってしまいます。
小道の脇の家の棚いっぱいにある植物に疑問を感じてしまったり、
発泡スチロールの箱を植木がわりにしたり。
なんだか懐かしい風景だと思ってしまいました。
2021年の今、この写真集は現代を写しているように思いました。
また100年前の日本の植木たちはどんなんだったのだろうか、
また100年後は?と問われるような写真集にも感じます。
フランスで刊行されて瞬く間に完売した写真集。
2021年1月に出版社リブロアルテから刊行されました!
もしかすると、何年か後に懐かしい写真と感じてしまう日本の植木の記録写真。
是非、一度ご覧ください。
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