こんにちは。
bPr BEAMS の若山です。
先日、デンマークのコペンハーゲン、それからドイツのベルリンへ買い付け出張に行ってまいりました。

本日はそちらの出張ブログとさせて頂きます。
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「コペンハーゲン」

デンマークと言えば、世界一幸福度の高い国と言われています。
そんなデンマークに訪れた目的は、インテリアデザインの最新が集まるエキシビション「3days of design」です。

近年、注目度が高まっている展示会かつ、回を重ねるごとに盛り上がりを見せています。
面白いのが、それぞれのショールーム、フラッグシップショップ、公共施設などで開催されており、
街全体が3days of design 一色に染まっているのが面白いところでしょう。
参加者はコペンハーゲンの町並みを堪能しながら、目当てのエキシビションへ向かうこととなります。

(街を歩いていると、店先にピンクのバルーンが飾られています。これが目印です!)
訪れた日(6月中旬)は、デンマークでもまだ寒さが残る気候で、アウター必須。
昼間は暖かくても、夜は急激に冷え込みます。
しっかりと防寒対策をして挑みました。
「Montana」
bPr BEAMSでも取り扱いのある「Panton Wire」は世界的にも人気。

Montana / Panton Wire Single
価格:¥32,670(税込)
商品番号:33-91-0047-570
こちらから購入できます!
今回は「Dream in full colour」と題され、シェルフの新色が発表されていました。

また、Montanaのシグネチャーとなるチェア類の展示も。

このワイヤーチェアも見たことのないカラーが。

個人的にはこういったウェーブデザインのインテリアが気になりました。

「&TRADITION」

ヴァーナー・パントン繋がりで、&Traditionからはこちらのパントンデザインのスツールが気になります。

その他、照明類も良いですね。

「VERPAN」

VERPANの照明類は韓国でも人気。
数多くのレストランで採用されています。

個人的にもスペースエイジ・デザインが好みなのと、ヴァーナー・パントン好きとしては堪りません。
「MASSPRODUCTIONS」

マスプロダクションはChris Martin氏が手掛ける、スウェーデンのインテリアブランド。

今回は「MMTV=Massprodutions Music TeleVison」と題されたインスタレーション。
マスプロダクションのプロダクトに座りながら、TVCMを見るような仕掛け。
ここのMTVをなぞっている点が実に憎らしい仕掛けでした!

ブックエンドやドアストッパーが可愛らしい。
ここはBEAMSでの展開に向けて調整中です!

あと個人的にはこのミラーが最高!
鏡を曲げて、ソリッドな見た目に仕上げてあり、工業製品らしい佇まいがグッときました。
「SMALLrevolutions」

SMALLrevolutionsはデンマーク創業のリサイクルプラスチックを使用したインテリアプロダクトを手掛けるブランド。
国内でも海洋プラスチックを使用したプロダクトは多く見かけますが、

シンプルなデザイン性と鮮やかなカラーリングがポイントです。
特にカラーリングに関しては、、

実はリサイクルのプラスチックプロダクトに関しては、色出しが難しいと言われています。
ここはプラスチックを溶かして色出しをするのでは無く、細かいチップ状にしたものを製品に混ぜ込んでいます。

そうすることで、ホワイトでも鮮やかなカラーリングを表現しています。
中は空洞にすることで、重量も軽減されています。
ここもBEAMSでの展開に向けて調整中となりますので、お楽しみにお待ちいただければと思います。
「NIKO JUN」

NIKO JUNはデンマーク創業のデザインプロダクトを手掛けるブランド。

「Eros Torso」という、アップサイクルされたリサイクルプラスチックのプロダクトが有名です。
実はこのプラスチック、、ビールタンクだそうです。

熱で溶かして、再成形を行ったフラワーベースはデンマークのセレクトショップでも多く取り扱われており、人気を博しています。
「HAY」

HAYはフラッグシップショップ「HAY HOUSE」での開催でした。

ちょうどこの日はasics × HAYの発売日。
どの展示会場よりも多くの来場客が押し寄せており、HAYプロダクトの人気の高さが伺えます。
HAY HOUSEではHAYのプロダクトだけではなく、

HAYのプロダクトに合うような製品がメッテ&ロルフ・ヘイ夫妻のセレクトによって展開されています。
HAYの最大の魅力といえば、カラーリングの妙にあると個人的には思っていますが、

その殆どはロルフ氏が決めているそう。
日本での展開はまだ未定ですが、新作の発表もありました。

このチェア良かったです。
また、この日、Carlsberg と HAYコラボのパッケージデザインの発表も。

今後も動きに注目です。
「FLOS」

日本庭園を意識したような打ち出しが新鮮に映ります。
「FINN JUHL」
フィン・ユール家具は憧れですね。
「Tom Dixon」
「TEKLA」
TEKLAはartekコラボの打ち出し。

「our legacy」

our lagacy も3days of designに参加していました。

(apartamentoとのコラボグッズも!)
ホットドッグをモチーフにした(ビックサイズ!)クッションの展示。

展示会場前はフリードリンク、フリーホットドッグのケータリングサービス。
多くのファッション関係者やデザイナーで賑わっていました。
「STUDIO ABOUT」

個人的に気になったインテリアブランド。

ウェーブデザインの照明が可愛らしい。

PSEの関係で国内展開は難しいですが、、
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ざっと紹介しましたが、デンマークはミュージアムショップも見どころ。
「ルイジアナ美術館」

世界一美しいとされる美術館。

コペンハーゲンから電車で一時間ほど、
最寄り駅を降りて、徒歩で15分。
住宅街の中を歩いていると、入口が見えてきます。
来場者は自由にミュージアムの中を行き来して鑑賞するスタイル。

この日は「Roni Horn」の展覧会が開催されていました。
「Copenhagen Contemporary」

コペンハーゲンの現代美術館。

常設展である「James Turell」の展示は必見です。

「Danish Architecture Center」

デンマーク出身のB.I.G(Bjarke Ingels Group)が手掛けたことでも有名な建築。

この他にもデンマークには古い町並みが残っていながら、現代的な建築開発が進んでおり、街並みも必見のポイント。
「Copen Hill」

同じくB.I.Gデザインのゴミ焼却所。
屋上からスキーで降りれるというのだから驚きです。

建築好きは「B.I.G」に要チェック。
横のロッククライミングも凄かったです。
余談ですが、コペンハーゲンは世界一のレストランと称される「Noma」が有名とだけあり、食も盛んです。
デンマークにはNoma出身のシェフが手掛けるレストランが多く点在しています。
今回、ちょっと奮発して、ノーマ出身のシェフが手掛ける「Barr(バー)」に行ってきました。

値段も凄かったですが、笑
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3日間のデンマーク出張を終え、次にベルリンへ飛び立とうとした矢先、
まさかのフライトキャンセルに見舞われました。。

(この日がユーロカップ開催日ということもあり、、ストライキ??暴動??)
最終便ということもあり、翌朝の代替え便を急遽取って移動。
丸一日潰れるという災難に見舞われました。

仕方なく、時間潰しに空港で食べた5000円のラーメンがいい思い出です。笑
ベルリン出張のお話はまた次回、、
それではどうぞよろしくお願いいたします。
bPr BEAMS 若山