こんにちは。
bPr BEAMS バイヤーの若山です。
本日はビームスでも長く取り扱っている、この時計をご紹介したいと思います。
"kit-cat klock(キットキャットクロック)"
California Clock / Kit-Cat Klock ブラック
価格:¥10,780(税込)
商品番号:33-21-0021-003

California Clock / Kit-Cat Klock カラー
価格:¥12,980(税込)
商品番号:33-21-0022-003
1985年のSF映画"BACK TO THE FUTURE"で登場した事でも有名。
(というのは有名な話ですよね)
該当のシーンはこちらから
この冒頭シーンに憧れた方も多いハズ、、
その一人が私。
自身の部屋も一面を掛け時計でコーディネートしています。

因みに私は、最近、壁のインテリアコーディネートに興味が向いているのですが、、
大型の家具や椅子は頻繁に入れ替えられないけれど、掛け時計やポスターなどで部屋の印象は簡単に変えられる。
と思っていまして、壁に飾れるものは頻繁に購入するようにしているんです。
引っ越しすることになったとしても、
椅子とか棚なんかは部屋の間取りが変わると他人に譲ったりもあると思いますが、
時計は壁があれば、レイアウト出来ちゃうので意外と長く付き合うアイテムだと思っています。
皆さまも拘ったインテリアアイテムで何か買い始めようと考えている方は
”壁に飾れるもの”から導入を考えてみてはいかがでしょうか?
話は戻りまして、この名作プロダクトのお話をすると、
初期のデザインが誕生したのは1932年。(右側)
Earl Arnault氏 (1904 – 1971)によって考案されました。
初期は特徴的な"ボウタイ・おヒゲ・両手”は付いておらず、現在のモデルと比べるとスタイリッシュな印象。
最初期はAllied Clock Company が内部の振り子時計を製造。
これは現在の仕様と違い、ACアダプタで電力を供給。
アメリカ製の電動モーターを使用していた正真正銘のアメリカ製でした。
その後、50年代にキットキャットクロックは爆発的な人気を博し、全米で人気に。
アメリカのキッチンの定番アイテムとして人気を博すことになります。
そして、80年代にアメリカの電気モーター製造は完全にアジアに移転され、モーター供給業者を失いました。
カリフォルニアクロック社は新しいバッテリー技術の開発に取り組み、現在の電池式のキットキャットクロックが出来上がるわけです。
ざっと歴史を振り返ってみましたが、
私の推しのポイントとしては
”アメリカ”を感じるプロダクトである点。
誕生から90年以上たったとしても、大きくデザインを変えることなく、未だにアメリカ製で製造を続けている点は大きな魅力です。
本国のラインナップにはヘルメットを被ったVer.もご用意があります。
最後に私が使っている感想ですが、
針を刻む音"カチカチ"が意外に響くので、寝室などには不向きかもしれません。
ご覧のように子供部屋やキッチンでの使用を推奨しています。
そして、目の動きですが、なるべく地面と平行になるように飾ってください。
少しでも傾斜があると、動きが止まってしまうこともあります。
と、精巧な時計として使えるという感覚は一旦忘れて、、
正直言うと、機能としての良さよりも、デザインとしての良さが上回るプロダクトです。
朝出かけるときに、ふと視線をやる先に、この時計があることの何気ない高揚感。
私はそんな感覚でこの時計を見つめています。
先日、韓国へ出張に行った際も多くのお店でKit-cat Klockを見かけました。
あれ!?、、右側に気になるものが、、、、
え、目が??
California Clock / Kit-Cat Klock HEART
価格:¥10,780(税込)
商品番号:33-21-0025-003
実は、こちらの新作が近日入荷予定です。
お楽しみにお待ちいただければと思います。
それでは本日はこのあたりで。
若山